赤怒谷温泉 野湯【温泉奉行所】
(あかぬだにおんせん やとう)

入湯危険

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2019年8月、野湯を探るツアーと銘打って
目指したのは長野県松本市安曇にある野湯『赤怒谷温泉』
ここは温泉施設はなく河原にある湯だまりで入湯するらしい。

赤怒谷温泉 野湯【温泉奉行所】

梓川沿いを走る国道158号の赤怒谷トンネル付近にあるというが、
車ではアクセスできないということでトンネル手前の空地に車を停めて
硫黄の香り漂う旧道を徒歩で調査を開始します。

赤怒谷温泉 野湯【温泉奉行所】

傘を差し雨降る中、川沿いの林道を上流に向かって歩いて行くと、
川の護岸壁から立ち昇る一条の湯気が確認できる。
噴出口を見ると太いパイプから湯気と湯が噴出していた。

赤怒谷温泉 野湯【温泉奉行所】

河原をよく見ると小さな水たまりが二つ三つ…、
そこにパイプから滴り落ちた湯が流れています。
増水した梓川は暴れ竜のごとく渦を巻いて流れています。

赤怒谷温泉 野湯【温泉奉行所】

入湯は保留にしてさらに上流方向へ調査を続行です。
見てくださいこの梓川、この水量じゃ流されたら三途の川まで流される!?
新たに山肌から蒸気の噴出が見られますね。

赤怒谷温泉 野湯【温泉奉行所】

「取入隧道」という薄暗い隧道を抜けたところにありました。
無機質な金属タンク上部から湯気をモクモクと噴き出しています。
まるで暴走したロボットを連想させる光景に驚愕です。

赤怒谷温泉 野湯【温泉奉行所】

この湯は下流にある『さわんど温泉』に利用されているというが??
貯湯槽脇にある湯だまりで湯を愉しめそうだが、
冷たい雨の中、野湯を断念した。

赤怒谷温泉 野湯【温泉奉行所】
(前方は強烈轟音と一時湯気で真っ白)

帰路「取入隧道」を通過中、ジェット機のような強烈な轟音を耳にした。
山々に響き渡る轟音は私の体をこわばらせるほど。
前方、梓川と山の頂まで湯気で真っ白な湯気に包まれている…。

湯気が噴き出していたのはあの護岸のパイプからのようです。
轟音と大量の蒸気、おそらくは熱水のシャワーが下の湯だまりに注いだことでしょう。
さっき河原に降りて湯船に浸かっていたら熱さで川に飛び込んでいたかもしれない。

考えただけでも恐ろしいこの野湯に、入ることをやめた温泉サムライです。
この温泉に入ってみたいあなた、危険です、やめた方がいいですよ。
流石の私も尻尾を巻いて次の温泉地へと向かいました。


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温泉の場所 赤怒谷温泉 野湯の地図【温泉奉行所】
赤怒谷温泉 野湯の地図【温泉奉行所】


コメント 梓川河原にある野湯は、護岸壁パイプから噴き出す源泉が流れ溜まった湯船だが、時折間欠泉のように強烈に噴き出す蒸気が大変危険な温泉だ。
温泉の泉質

源泉名:赤怒谷温泉(通称名)/泉質:硫黄泉(推定)/源泉温度100度前後(推定)

適応性 自然の脅威にさらされる。
営業時間
日帰り入浴時間/24時間(入湯は自己責任)
料金
無料
割引情報
入浴施設
男女混浴野湯
備品等

連絡先


長野県松本市安曇
電話
アクセス 車:長野自動車道 松本ICから約50分
駐車場 なし
お気に入り度
塩素消毒臭度  012345(かけ流し)
公式HP
温泉情報
入湯日付 2019年8月22日(木)雨


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