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(ふきあげおんせん はくぎんそう)
温泉奉行所>北海道の温泉>吹上温泉 白銀荘 |
2023年夏、全日本トライアル選手権北海道大会出場と カムイワッカ湯の滝を目指す旅の始まりです。 7/9敦賀発苫小牧着の新日本海フェリー『すずらん』へ乗船です。 7/10、20:30苫小牧東港に到着した『すずらん』号から 然別峡温泉を目指して夜の北海道をドライブします。 キタキツネよりもたぬきやアライグマの姿をよく見かけます。 ![]() 美瑛町の花畑を横目に見ながら、青い池に寄り道してみた。 以前は無料だった駐車場は500円の有料となり、長蛇の車の列ができていた。 観光客はほとんど外国人で異国の地の様相を呈しています。 白金温泉『湯元白金温泉ホテル』で日帰り入浴を楽しんだ後、 道道966号線を吹上温泉に向けて車を進めます。 吹上温泉『吹上露天の湯』の少し手前にありました。 ![]() ここは十勝岳中腹の標高約1005メートルに位置し、 周囲は雄大な自然に囲まれたロケーションの中にある山小屋風温泉宿。 宿泊のみならず日帰り入浴も受け入れてくれるうれしいお宿です。 ![]() 広々とした駐車場に周辺にはキャンプサイトも併設されて、 キャンパーや車中泊の利用者も多数訪れているようだ。 駐車場には昭和8年に北海道庁によって建てられ旧白銀荘が確認できます。 ![]() 私が思っていた『質素な山小屋の静かな温泉宿』という趣ではなく、 内部は洒落たスーパー銭湯のような装いと混雑ぶりでちょっぴりガッカリ。 受付で宿泊手続きを進めて客室へ案内していただいた。 ![]() 階段を昇って二階にある12人部屋のベッドルーム。 そうです、一人や少人数での宿泊は12人の相部屋となります。 客層は、登山者やバイクツーリングの方が大半のようです。 ![]() 正に寝るだけの寝床で、コンセントがないからスマホの充電ができません。 荷物の多い人は部屋の外に鍵付きロッカーがあるのでそちらへ収めます。 ベッドルームでは休んでいる方もいるので静かに過ごします。 ![]() 二階にある宿泊者用くつろぎスーペースには、 荷物用のロッカーやテレビ、冷蔵庫、マッサージチェア、トイレがあって、 宿泊者のみなさんの楽しいお話が聞けました。 ![]() 荷物をベッドルームへ投げ入れて温泉へ向かいます。 場所は、フロントをまっすぐ進んだ階段の下にあります。 日帰り入浴料金は大人700円 ![]() 段差の多い館内はあちこち階段だらけ、 男女別に分かれた浴室入り口前は広くてのんびりしていますね。 湯上り後の待ち合わせ場所に良いかもです。 ![]() コチラ脱衣場の画像は朝一番に撮影したもので少し暗くて寂しいですが、 営業時間中はたくさんの入湯客でごった返しております。 手早く準備を整えて内湯へと向かいます。 ![]() わずかに感じるヒバの香りが心地よいく、 主浴槽の岩風呂のほかに、気泡風呂や寝風呂、打たせ湯などが揃っています。 お湯は淡い黄褐色の湯が完全かけ流しです。 ![]() 若者の入湯客がとても多いコチラ施設、 実は全国各地のサウナーから”北の聖地”と呼ばれているほど人気のサウナなのです。 広いサウナ室ですが、若者でひしめき合っています。 人気の理由は二つあるそうで、 ひとつはロウリュと呼ばれる入浴法を楽しめること。 熱したサウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させられること、だそうだ。 ![]() 露天エリアには4つの岩風呂が配され温度差が付けられている。 手前にある『ぽかぽかの湯』は体感温度46度以上あってとても熱い。 もちろん源泉かけ流しでの利用である。 ![]() 私のお気に入りエリアは東屋の奥にあるぬるい湯の岩風呂。 強酸性泉ながら刺激が少ないように思える温泉で淡いイオウの香りが印象的。 天気が良ければ十勝岳の自然豊かな景色が一望できるのでしょうね。 ![]() さて、場所を変えて混浴エリアの露天風呂へやってきました。 コチラは水着着用でレンタル水着(300円)もあるから気楽に利用できます。 私は自前の派手なマイ水着でやってきました。 ![]() 一番手前にある『あそびの湯』は水深が浅いので子供用の湯船なのか? 温度も低めでゆったりできるが、やっぱりちょっと浅すぎる。 お湯はとても酸っぱいレモン味。 ![]() 中央にある巨大な岩風呂は『ふれあいの湯』 プールのように水深が深いので歩行浴をしたり泳いだり。 場所によっては水深1メートル以上あるので子供たちは気を付けましょう。 ![]() 湯船の実測温度は42.4度ですが、 中央部の湯口付近は温度が高くて端に行くほど温度は低くなる。 酸性泉ではあるがそれほど刺激を感じないお湯なのです。 ![]() 一番奥にある湯船は下段にあって滑り台が装備されている。 大人が滑っても大して楽しくもないけれど、 子供たちはとても楽しそうにはしゃいでいます。 ![]() 湯船の実測温度38.2度と低めの設定で ゆったり湯浴みしていても気持ちよいが、 子供たちの遊び場なので静かにのんびりとはいかないのだ。 もう一つ小さな岩風呂『なごみの湯』があるけれど画像がありません。 温度は45度前後の熱めの湯に満たされて、 ここからの景色が奥行きがあって良かったですね。 ![]() 内湯の二階部分には無料の休憩処もあって たくさんのお客さんでにぎわっています。 暖房器具はあるけれど冷房装置はないですね。 ![]() (白銀荘公式HPから借用しました) 白銀荘で宿泊しても食事の提供はないので、 食堂に併設されたキッチンで調理することになります。 という私はインスタントのわさびラーメンとおにぎりを準備。 ![]() (白銀荘公式HPから借用しました) 調理に関する機材はほとんどそろうコチラキッチン。 中国人親子が鍋料理を堪能していたのが印象的。 私はわさびラーメンを啜って思いっきりむせるのでした。 ![]() 早朝目が覚めたので周辺を散歩します。 さすが標高1000メートルの北の大地は夏の猛暑もかき消され とても涼しく過ごしやすい。 ![]() フロント前で一人の山ガールがバスの時間がなくて困っている様子。 十勝岳温泉凌雲閣まで行きたいとのことで散らかった車内を整理し、 少し早いがチェックアウトし、無事目的地へ送り届けました。 様々な旅行者とふれあえることができる白銀荘は、 ソロ旅行者にはいろんな情報が得られて魅力的。 ひと時の孤独感からも解放されて楽しいお宿でありました。 次は『吹上温泉 吹上露天の湯』へ向かいます。 吹上温泉周辺でお泊りをお考えの方へ。 ご予約は宿へ直接するよりも じゃらんnetや楽天トラベルを介して予約する方が
空室状況もWeb上で瞬時にわかる優れもの。 おためしあれ。 |
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温泉の場所 | ![]() |
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コメント | サウナの北の聖地と称される白銀荘は、子供から大人まで楽しめる水着着用混浴が開放感ある露天風呂がすばらしい。 |
温泉の泉質 |
源泉名:保養センター1号源泉カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉(低張性‐中性-高温泉)/源泉温度 42.9℃/pH3/勇出量毎分-リットル(自噴)/成分総計1.7754g毎Kg |
適応性 | 神経痛・筋肉痛・関節痛・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・五十肩・痔疾・慢性消化器病・ 病後回復期・疲労回復・健康増進・動脈硬化症・慢性皮膚炎・切りきず・やけど・慢性婦人病・冷え性・虚弱児童 |
営業時間 |
10:00~22:00(朝風呂 6:00~8:00)※8時から10時までは清掃の為入れません。※サウナは10:00~22:00まで。定休日:なし |
料金 |
日帰り入浴料金:大人700円 中・高校生500円 小学生300円 ●お得な回数券をご利用下さい。【12枚綴り 6,000円】●水着レンタル 300円(男女共)●タオル販売 300円●バスタオルレンタル 300円 宿泊:大人 3,100円中・高校生 2,100円小学生 1,500円 |
入浴施設 |
男女別内湯各1、男女別露天風呂各1、混浴露天風呂1(水着着用) |
備品等 注意事項 |
●暖房料(11月1日~4月30日) 1泊150円加算●宿泊の食事は自炊です。(自炊施設完備)●食材、調味料、はし等は持参ください。●ガス代20分 50円です。●卓上での焼肉、ジンギスカン等は禁止です。(鍋、しゃぶしゃぶ等は可)●焼肉、ジンギスカン等は備え付けガスコンロで調理は出来ます。●家電調理器具(ホットプレート等)は使用できません。●コインランドリー(200円)乾燥機(30分100円)あります。●午後10時消灯(午後10時以降の飲食は出来ません。)●ご予約は電話のみです。 |
連絡先 |
〒071-0579 北海道空知郡上富良野町吹上温泉 吹上温泉保養センター 白銀荘 0156-66-4034 |
アクセス | 車:JR上富良野駅から車で約20分 公共:JR上富良野駅発 → 白銀荘経由 → 十勝岳温泉(凌雲閣)着●1日3往復 ※1月1日は運休●料金(JR上富良野駅から白銀荘まで)大人 500円・小人 250円 |
お気に入り度 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
塩素消毒臭度 | 012345完全かけ流し |
公式HP | 白銀荘公式HP |
温泉情報 | |
入湯日付 | 最終入湯日:2023.7.17(月)~18(火) |
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