出雲湯村温泉 河原の野湯【温泉奉行所】
(いずもゆむらおんせん かわらのやとう)


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さすがは神話の国、神秘的な山並みは緑濃き、
八百万の神々が住もうたる山や谷を越えに越え
やって来たのは出雲湯村尾温泉。

日本で47番目に有名な県としてその名を馳せるここ島根県はその昔、
神の国、神話の国として何らかの信仰や伝承があった謎の多い国は、
日本創世期を司る神々が宿る神秘的な地域なのです。

出雲湯村温泉 河原の野湯【温泉奉行所】

本日はその神秘に迫るべく温泉七つ道具を携え、
スサノオノミコトやヤマタノオロチ伝説が残る斐伊川流域を探索します。
まず訪れたのは山深い辺境の地、川沿いにある『出雲湯村温泉』。

出雲湯村温泉 河原の野湯【温泉奉行所】

川に沿って伸びる細い道沿いに
2軒の温泉旅館と1軒の共同浴場が存在するが、
その川辺には足元湧出の混浴野天風呂がひっそり佇んでいます。

出雲湯村温泉 河原の野湯【温泉奉行所】

車を日陰に停めて
河原に降りる細い路地を軽快に歩いて行けば
岩組みされた湯船らしきモノを発見します。

出雲湯村温泉 河原の野湯【温泉奉行所】

静かに流れる川面には辺りに誰もいない。
平日の真昼間、岩陰に服を脱ぎ捨て
生まれたまんまの姿にて河原の岩風呂に突撃入湯させて頂きます。

出雲湯村温泉 河原の野湯【温泉奉行所】

足下湧出する温泉と川の清流とが
絶妙の混合比で適温快適温泉を実現するその湯船は、
そのすべてが天然素材100%。

出雲湯村温泉 河原の野湯【温泉奉行所】

わずかな温泉由来のツルすべ感と
川底に張り付く水苔由来のヌルすべ感がしっかりコラボレーション。
時折岩の割れ目から吹き出す気泡のすばらしさ、常に湧き出す温泉は格別です。

出雲湯村温泉 河原の野湯【温泉奉行所】

湯の花ならぬ川の苔が舞い上がる天然湯壺に思わず苦笑致します。
場所によって温度のバラツキがある湯船にてタップリのんびり湯浴みして、
ふと頭によぎったのがヤマタノオロチ?

出雲湯村温泉 河原の野湯【温泉奉行所】

『どこからでもかかってこんかい!』と意気揚々に…。
スサノオノミコトの8人の娘を毎年一人ずつ食べたといわれるヤマタノオロチ、
そんな神話に思いを馳せて湯浴みしているとなんだか気が遠くなってきた。

このままこの湯に飲み込まれそうになりながらなんとか岸辺にたどり着く。
これぞヤマタノオロチの呪いなのか、いや違う。
真夏の強烈な直射日光と温泉熱によってすっかりのぼせ上がってしまうのであります。

危うし温泉サムライ、
ヤマタノオロチの正体とはこの斐伊川そのものか。
切っても切っても切れない川の流れ、
温泉の湯気の向こうに神話時代のいにしえを垣間見たのでありました。

 


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温泉の場所 出雲湯村温泉河原の野湯の地図【温泉奉行所】
出雲湯村温泉河原の野湯の地図【温泉奉行所】


コメント 長湯すればはヤマタノオロチに飲み込まれるかも?。
温泉の泉質

アルカリ性単純温泉/泉温実測温度41.1度

適応性 切傷、火傷、湿疹、あせも、婦人病、ヒステリー、ストレス。
営業時間
10:00〜21:00(受付終了)21:30まで
年中無休(年末年始も休まず営業)
料金
無料
割引情報
入浴施設
男女混浴野天風呂
備品等 あるのは温泉と川の流れのみ

連絡先

〒699-1343
島根県雲南市木次町湯村斐伊川畔
アクセス 公共機関:JR木次線木次駅から雲南市民バス北原線槻屋行きで20分、湯村温泉下車徒歩5分
車:松江自動車道三刀屋木次ICから12km
駐車場 あり(無料)
お気に入り度
塩素消毒臭度  012345 源泉かけ流し 足元湧出
公式HP
温泉情報
入湯日付 2014年7月29日(火)晴れ


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