(かつらぎおんせん はっぷうのゆ) |
温泉奉行所>和歌山県の温泉>かつらぎ温泉 八風の湯 |
令和三年(2021)、コロナウイルスの流行年。 今季バイクの試合は相次いで中止されていましたが、 10月には緊急事態宣言も解除され、本日湯浅町で競技が開催されました。 早生みかんが実りを見せる人里離れた山の奥、 泥やホコリにまみれながら4時間の死闘を繰り広げます。 果たして試合の結果は…、前半戦はトップ…、終わってみれば下位でした。 そんな悪夢は早く忘れるべく、 向かった先はバイク仲間のおススメ温泉、『かつらぎ温泉 八風の湯』 しばしのドライブスタート。 ここは大阪府と奈良県の県境に近い長閑な市街地。 金剛山地の麓にあるコチラ温泉施設は、 もと酒蔵を改装した趣ある宿泊できる日帰り温泉施設なのです。 蔵風建物の中央にある門をくぐって中庭に入れば 屋根付き廊下が玄関までまっすぐ伸びている。 整えられた植栽の中、赤い湯に満たされた無料の足湯まであります。 玄関先で靴を脱ぎロッカーへ収め、キーは受付へと手渡す。 バーコードの付いたロッカーキーを渡され料金は後払いの形式です。 バスタオル、フェイスタオル、なんと館内着まで入ったバックを受け取ります。 館内にはマッサージ処や韓国式あかすり、 館内着のまま男女で入れるモンゴル式サウナまで完備されている。 お風呂場の入り口は一番奥の突き当りにあります。 ブラウンを基調とした脱衣場には標準的な脱衣ボックス並んでいます。 指定されたロッカーナンバーを探して右往左往、 本日日曜日ということでかなりの賑わいを見せています。 (パンフレットの画像) 内湯の扉を開けると、梁がむき出しの高い天井はとても広くて蒸れてない。 元酒蔵の空間を存分に生かした純和風の空間は圧巻です。 窓際に赤茶く濁る長方形の湯船と無色透明の小さな湯船が確認できた。 まずは存在感ある赤茶く濁る湯船に浸かります。 『太古の化石海水』と呼ばれている第五源泉(含鉄-ナトリウム-塩化物強塩低温泉)と 炭酸を多く含んだ第四源泉(含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉) の混合泉です。 実測温度は39度前後、湯船に浸かればまず感じるのが特異な香り。 表現し難い独特な香りは太古の化石海水由来のものか? 合わせて鉄の香りとわずかな炭酸をも感じます。 ぬるいからといって長く湯に浸かっていると意外と身体の芯まで温まる。 湯に含まれる塩分と炭酸の恩恵を受けてのぼせる程に汗が滲み出てきます。 炭酸の泡付はあまり感じられないが、ホツホツと泡が弾けるのが湯面で確認できた。 湯船は循環加温式で消毒臭はほぼ皆無。 低温の源泉が湯口から少量補給され、一応はかけ流し温泉と謳われているが…。 特異な温泉香と纏わりつくような浴感は癖になりそう。 気分を変えて、右隣にある小さな湯船に移動します。 第三源泉(温泉法第二条別表に規定するメタケイ酸、メタホウ酸の項により適合する温泉) 利用の無色透明の湯は循環加温式の湯船です。 実測温度は42.0度と少し熱めの湯からは、軟らかさを感じます。 友人曰く、コチラでお酒を造っていた時に使用した湧き水を沸かしているらしいが、 この情報の真意は未確認です。 熱い湯が好きな方には物足りないが、 メタケイ酸、メタホウ酸が含まれる湯は軟らかく身体を包み込んでくれる。 バイクに乗った火照った身体にはチョッと強すぎますね。 (パンフレットの画像) 身体が火照ってきたので露天風呂へ。 建物の脇に岩風呂と奥に浅めの湯船に寝湯やつぼ湯などが確認できます。 いずれも循環加温式の無色透明の平凡な湯なのです。 第二源泉(ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉)が利用され 滅菌の為の塩素のニオイも若干気になる湯は あまり長くは浸かれないかもです。 ここはのんびり外気浴として楽しんだり、 酒蔵の重厚な建物を目で楽しんだり、 つぼ湯を一人で楽しんだり…。 サウナの方へ目を向ければ、 『八風の湯』とあるつぼ湯が目に飛び込んできた。 すべての湯船に浸かるをコンセプトに入湯してみると、 あっ、冷たいな。これはサウナ用の水風呂ですかね。 実測温度は28度台とサウナ用の水風呂としては役不足だが、 のぼせた身体を冷やす為には丁度良い。 サウナ上がりのおじさんの目線が怖いがゆっくり浸かります。 恐らくはこの水風呂も冷鉱泉使用だと思われ 軟らかな浴感を存分に愉しめた。 温泉サムライ風、ここでの楽しみ方はこうだ。 内湯『化石海水温泉』で存分にのぼせるまで湯を堪能する。 次にサウナ用つぼ湯でクールダウン、これで決まり。 風呂上りはうら若き女性が作ってくれるソフトクリームを堪能します。 お腹がすいたら食事処も充実しています。 帰りたく無くなれば宿泊するのもいいかもです。 館内着を着て一日ゆっくりしたくなる日帰り施設、 若い女性客の多く見られる施設は 内容の充実や見た目、清潔感も合格点に達しているのだろう。 和歌山市にある『花山温泉』もいいけれど、 コチラ『かつらぎ温泉八風の湯』もかなりおススメできます。 是非一度、立ち寄り湯や宿泊でこの湯を堪能することを推奨します。 かつらぎ温泉八風の湯で宿をお探しの方、 宿に直接予約するよりもじゃらんnetや楽天トラベルを介してする方が お安く泊まれることが多いですよ。↓
一度お試しあれm(_ _)m |
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温泉の場所 | ||||
コメント | 元酒蔵で味わう『化石海水温泉』が超おススメ。 |
温泉の泉質 |
源泉名:かつらぎ温泉第五源泉/泉質:含鉄-ナトリウム-塩化物強塩低温泉/源泉温度29.5度/pH6.5/湧出量48リットル毎分/成分総計31,860mg毎kg/ |
適応性 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、間接のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、高血圧症、動脈硬化症、慢性婦人病、月経障害、虚弱児童、慢性皮膚病、切り傷、やけど |
営業時間 |
日帰り入浴時間/10:00~22:00(最終受付21:00) 年中無休(※メンテナンス休業あり) |
料金 |
●大人(12歳以上) [平日] 1,000円 [土・日・祝] 1,200円 [全日午後8時以降] 700円 ●小人(4歳~11歳) [平日] 500円 [土・日・祝] 600円 [全日午後8時以降] 300円 ※入館料には、「タオル」・「バスタオル」・「館内着」を含みます。 |
割引情報 | 【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元! |
入浴施設 |
男女別内湯各1、露天風呂あり、サウナ |
備品等 | 洗面器、シャンプー、リンス、ボディーソープ 館内着、バスタオル、フェイスタオルの3点セット無料 |
連絡先 |
〒649-7174 和歌山県伊都郡かつらぎ町佐野702 TEL:0736-23-1126 FAX:0736-23-3326 |
アクセス | 電車:JR笠田駅から徒歩5分 車:京奈和自動車道かつらぎ西ICから約3分 |
駐車場 | あり |
お気に入り度 | |
塩素消毒臭度 | 012345(かけ流し) |
公式HP | かつらぎ温泉八風の湯公式HP |
温泉情報 | |
入湯日付 | 2021年10月10日(日)曇り |
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