磨洞温泉 涼風荘【温泉奉行所】
(まどうおんせん りょうふうそう)



温泉奉行所三重県の温泉>磨洞温泉 涼風荘 

春の陽気に誘われ、三重県にある伊勢神宮へお参りに出かけた。
新名神開通によりアクセスは飛躍的に良くなり
土日の高速料金も1000円と料金も安く利用しやすくなった。

磨洞温泉 涼風荘【温泉奉行所】

伊勢神宮は日本の神社の総社にあたり、
平成25年には20年に一度の立て替えがされるそうだ。
今回で62回目ということで1200年以上前から行われている由緒ある行事だ。

伊勢神宮内には鶏が放し飼いにされているのは以前からあったが、
本日、鹿の姿までもが確認された。
奈良公園のような光景に困惑してしまう。

磨洞温泉 涼風荘【温泉奉行所】

お参り後は、伊勢市駅前にある山口屋で伊勢うどんを堪能した。
極太の麺はふわふわとした腰のない食感だが、
芯はもっちりとした味わい深いうどんだ。

磨洞温泉 涼風荘【温泉奉行所】

たまり醤油ベースの濃厚なダシにタップリと絡めて食べると
鰹だしの香りと醤油の香ばしさが口の中に広がる。
マシュマロのような麺は讃岐うどんとは違ってストレスなく飲み込める。

伊勢うどんを堪能し、帰り道はお目当ての磨洞温泉へ向かうことにした。

伊勢自動車道を久居ICで降りると周辺は市街地だが、
少し走ると周りは懐かしい里山の風景に移り変わる。
高速を降りて10分で到着した温泉施設は結構雰囲気のある温泉旅館だ。

雑誌『温泉博士』に無料温泉手形として掲載されていたので
入湯料金は無料での利用である。

磨洞温泉 涼風荘【温泉奉行所】

山添いに建てられた旅館は緑に囲まれ秘湯感さえ感じられる。
暖簾をくぐれば仲居さん達があたたかく出迎えてくれた。

磨洞温泉 涼風荘【温泉奉行所】

こじんまりとした玄関ではあるが、
私たち庶民にとって広く豪華な旅館なんかよりも
とても落ち着く癒しの空間にさえ感じられた。

磨洞温泉 涼風荘【温泉奉行所】

温泉は奥の離れにあるということなので早速向かうことにする。
途中の廊下にはさまざまな動物の剥製が飾られ田舎チックで
これまた秘湯温泉気分を盛り上げてくれる。

磨洞温泉 涼風荘【温泉奉行所】

離れにある浴舎は山の斜面上にあって
急な階段を上ったところにある。
中は最近改装されたのかとてもきれいな和風造り。

磨洞温泉 涼風荘【温泉奉行所】

貸しきり家族風呂もあるがコチラは別料金での利用だ。
一般の浴室は木の廊下の奥にあるのでそちらへ進みます。

磨洞温泉 涼風荘【温泉奉行所】

脱衣場も和風で統一された暖かさを感じる造りとなっているが、
緑色の金属製有料貴重品ロッカーが雰囲気を台無しにしている。
脱衣かごのみで鍵の掛かる無料のロッカーはないので
貴重品の持ち込みは控えたほうがよさそうだ。

磨洞温泉 涼風荘【温泉奉行所】

脱衣場からちょっと段差を降りて浴室へ。
内湯のみの浴室ではあるが、
壁や天井は温室の様な造りのガラス張り。

磨洞温泉 涼風荘【温泉奉行所】

岩組みの重厚な湯舟とバナナなどの熱帯性植物が植えられた
チョット不思議空間となっていて和風旅館には不釣合いだが、
温室の様なガラス張りの空間は露天風呂にいるようだった。

磨洞温泉 涼風荘【温泉奉行所】

湯舟に満たされた温泉は若干の笹にごり。
湯からは重曹泉特有のわずかな甘い香りが漂ってくる。
ゆっくりと浸かってみます。

pH9.6のアルカリ性温泉は肌を瞬間につるつるにしてくれる。
源泉温度は18.3度と低温泉なので循環加温式の湯舟ではあるが、
湯に添加されているであろう塩素系消毒剤の存在もほとんど気にならない。

磨洞温泉 涼風荘【温泉奉行所】

温度も適温に保たれゆっくり温泉を楽しむことができる。
脱衣場にある温泉分析書を読むと、
コチラの温泉は榊原温泉口にある白山温泉から配湯された
いわゆる運び湯であることが分かる。

貸切家族風呂で提供されているお湯は
当旅館敷地地下300メートルから湧き出る地下水を沸かして提供しているそうで
温度は20度あるという。

磨洞温泉 涼風荘【温泉奉行所】

洗い場のシャワーや蛇口から出てくる水は
この地下水が使用されているらしく
つるつる感と重曹の甘い香りに満たされ秀逸なものと感じられた。

コチラの旅館は洞窟内で食事できる珍しい食堂を備え
有名人や地方からのお客さんで大変賑わっていた。

評価について、
4つ星評価かと考えたが、
湯は循環加温式のみだったので3つ星の評価とした。
小さくていもいいので源泉かけ流し風呂があれば
文句なしの4つ評価ができるだろう。
評価はさておき、かなりお勧めできる温泉である。

磨洞温泉涼風荘へお泊りをお考えの方へ。
ご予約は宿へ直接するよりも↓じゃらんを介して予約する方が


↑お安くできますよ。
空室状況もWeb上で瞬時にわかる優れもの。
おためしあれ。

温泉の場所 ローソク温泉の地図
ローソク温泉の地図


コメント びわ湖を一望する展望風呂もいいけれど、山側に造られた露天風呂は静かで趣がある。
温泉の泉質

アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・低温泉)/泉温18.3℃/pH9.6/ラドン0.88マッヘ

適応性 リウマチ性疾患、運動器障害、神経麻酔、神経症、疲労回復、病後回復期
営業時間
11:00〜20:00
料金
大人700円
子供(小学生まで)400円
シルバー(65歳以上)500円
割引情報
入浴施設
男女別内湯各1で湯舟が各1、有料貸切家族風呂、サウナなし
備品等 ドライヤー、ボディーソープ、リンス、シャンプー、有料貴重品ロッカー

連絡先


三重県津市半田2860-1
TEL059-228-8413
FAX059-225-6828
アクセス 電車:近鉄津新町駅からタクシーで10分
車:伊勢道久居ICから国道165号、県道118号経由10km
駐車場 あり、無料
お気に入り度
塩素消毒臭度  012345
公式HP 磨洞温泉涼風荘のHP
温泉情報
入湯日付 2009年4月24日(土)晴れ


滋賀県の温泉へ戻る 温泉奉行所トップへ


Copyright (c)2008 温泉奉行所 All Rights Reserved.