幕川温泉 吉倉屋旅館【温泉奉行所】
(まくがわおんせん よしくらやりょかん)



温泉奉行所福島県の温泉>幕川温泉 吉倉屋旅館

2022年の夏休み『新潟、福島、栃木の混浴温泉を求めて』をテーマに
3泊目の宿泊地に選んだ温泉地は、福島県『幕川温泉 水戸屋旅館』
コロナオミクロン株も下火になってきたので作戦決行だ。

途中立ち寄り湯した『赤湯温泉 好山荘』をはじめ、
安達太良山山麓には秀逸な温泉が目白押し。
どこに行っても外れのない温泉郷。

幕川温泉 水戸屋旅館【温泉奉行所】

日本の道百選にも選ばれた
磐梯吾妻スカイラインからの景色は360度ナイスビュー。
目指す温泉地はここから更に奥地にあるというので急ぎます。

幕川温泉 吉倉屋旅館【温泉奉行所】

細い道を上り切った先にある幕川温泉は二軒の温泉宿があって、
左に進めば本日投宿の水戸屋旅館、右に進めば吉倉屋旅館。
どちらも個性的な温泉宿で甲乙つけがたい…。

幕川温泉 吉倉屋旅館【温泉奉行所】

標高1300メートルの山深きこの地に、
なかなか立派な温泉旅館が私を迎えてくれた。
日帰り入浴も受け入れてくれるコチラ旅館へ早速入館です。

幕川温泉 吉倉屋旅館【温泉奉行所】

​五代目館主が湯守されている吉倉屋旅館は、
福島県磐梯吾妻国立公園内にあって冬季期間中(11月上旬~4月下旬)は
豪雪のため休業しているという。

幕川温泉 吉倉屋旅館【温泉奉行所】

受付で日帰り入浴料金700円を支払って館内へ。
きれいな館内をあちこち探索したくなりますがまずは露天風呂へと向かいます。
ピカピカの木の廊下を右へ進むと脱衣場の入り口がります。

幕川温泉 吉倉屋旅館【温泉奉行所】

脱衣場はとてもきれいな内装で整理整頓や清掃状況もよく、
シンプルで美しい空間はとても好感が持てますね。
準備を整えて露天風呂の扉を開きます。

幕川温泉 吉倉屋旅館【温泉奉行所】

脱衣場から数段の階段を降りるとすぐに露天風呂。
岩で組まれた湯船には青白く濁る湯がかけ流しで提供されている。
前面にブナやダケカンバの樹海が拡がるロケーションだ。

幕川温泉 吉倉屋旅館【温泉奉行所】

日によって湯の色味や温度、湯量が変わるという単純硫黄泉は、
実測温度42.1度と適温の湯加減でこの湯を愉しめた。
お隣の水戸屋旅館と源泉を分け合って利用しているという。

のんびり湯浴みしていると、ここで異常事態が発生した。

一緒に入湯していたジェントルマンが長湯でのぼせてしまって沈みそう。
ご本人は大丈夫と言っていたが身体に力が入らず湯船から出られない。
私が御仁をなんとか湯船から引きずり出して、

自分の腰にタオルを巻きつけて浴室を飛び出し、旅館従業員へ助けを求めます。
迅速に氷やタオルを持って来てくれたりと対応をしていただきました。
奥様も露天風呂へ介抱に来られたので、露天風呂での湯浴みは中断です。

幕川温泉 吉倉屋旅館【温泉奉行所】

気分を取り直し、内湯へと向かいます。
神棚の前に熊のはく製、秘湯を守る会の提灯が良い雰囲気を醸し出していますね。
この奥に内湯があるので急ぎます。

幕川温泉 吉倉屋旅館【温泉奉行所】

鍵付きロッカーもある脱衣場は、
整理整頓清掃状況もよく、気分よく脱衣ができる。
時間がないので手早く準備して内湯扉を開けます。

幕川温泉 吉倉屋旅館【温泉奉行所】

長方形のヒノキ枠が嵌められた湯船には、
無色透明の湯が源泉かけ流しで提供されていた。
泉質は単純泉ということですが、わずかに硫黄の香りを感じます。

幕川温泉 吉倉屋旅館【温泉奉行所】

黄白色の湯の花や茶褐色の湯の花が舞っている湯船は
優しく身体を包み込んでくれた。
温度測定は失念してしまったが、適温のお湯だったという記憶は残っています。

幕川温泉 吉倉屋旅館【温泉奉行所】

内湯には洗い場があって、シャンプーなども設置されているので、
コチラで全身サッパリ洗うことができるでしょう。
のぼせ事案で時間が押しているからこれにて退場します。

幕川温泉 吉倉屋旅館【温泉奉行所】

旅館前には池があって小振りのニジマスがたくさん泳いでいました。
おそらく夕食の一品に提供されるのだろう。
少しずつ紅葉が進む山の景色を眺めつつクールダウンするのでした。

次に向かったのは本日の投宿『水戸屋旅館』です。

幕川温泉で宿泊をご検討の方、
宿に直接予約するよりも楽天トラベルじゃらんnetを介してする方が
ポイントも使えてお安く泊まれることが多いですよ。↓

じゃらんnet

↑空室確認もWeb上で瞬時にわかるすぐれもの

一度お試しあれm(_ _)m



温泉の場所 幕川温泉 水戸屋旅館の地図【温泉奉行所】
幕川温泉 水戸屋旅館の地図【温泉奉行所】

コメント ブナ林に佇む秘境の混浴温泉。
温泉の泉質

源泉名:幕川5号泉/泉質:単純硫黄温泉(硫化水素型)(低張性弱アルカリ性高温泉)/源泉温度44.9度/pH5.9/湧出量46リットル毎分(掘削自噴)/成分総計196.5mg毎kg

源泉名:幕川1号泉/泉質:単純温泉(低張性中性高温泉)/源泉温度54.2度/pH5.6/湧出量27.3リットル毎分(自然湧出)/成分総計0.3581mg毎kg

適応性 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき優性消化器病、痔病、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進など
営業時間
期間営業(5月上旬~11月上旬)
チェックイン14:00
チェックアウト10:00
日帰り入浴時間10:00~15:00
料金
日帰り料金700円
一泊二食付き~(15,550円〜17,750円(1室2名様 朝夕食付サ込税込の1名料金)
割引情報 【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!
入浴施設
男女別内湯(各1)、男女別露天風呂(各1)
備品等 シャンプー、リンス、石鹸

連絡先

​〒960-2157
福島県福島市土湯温泉町鷲倉山1-10
電話0242-64-3617(電話受付時間​ 10:00~20:00)
※冬季期間中(11月上旬~4月下旬)電話は不通
アクセス 電車:JR東北新幹線福島駅下車、東口か西口よりタクシーか、レンタカー、送迎なし
車:東北自動車道福島西ICから国道115号線経由約50分。
携帯電話
インターネット環境
携帯圏内(docomo △(ロビーのみ可)・au 〇 ・Softbank 〇)
Wifiあり
駐車場 無料駐車場あり
お気に入り度
塩素消毒臭度  012345(源泉かけ流し)
公式HP 幕川温泉吉倉屋屋旅館公式HP
温泉情報
入湯日付 2022年9月28日(水)晴れ


新潟県の温泉へ戻る 温泉奉行所トップへ


Copyright (c)2008-2023 温泉奉行所 All Rights Reserved.