妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

(みょうけんおんせん みょうけんいしはらそう)


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2023年春、『突然桜島が見たくなったので出発』の旅
大阪南港から志布志行きのフェリー『さんふらわあ』に飛び乗って
一路鹿児島県へ。

昨日は、『桜島シーサイトホテル』へ宿泊し、
存分に桜島を堪能してからホテルを出発。
本日目指すは、妙見温泉『妙見石原荘』予算オーバーで宿泊できなった宿です。

レンタカーのプリウスくんは絶好調、
日帰り入浴で利用した『ガラッパ荘』から30キロの道のりをドライブ
高速道路を経由したので約40分で到着します。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

天降川沿いにある妙見温泉は、自然豊かな小規模温泉街。
明治28年開湯の妙見温泉はもともとは湯治場であったという。
石蔵と呼ばれる重厚な建物の前に車を止めてフロントへ向かいます。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

外壁工事中の妙見石原荘は、
妙見温泉では高級旅館の位置付で、
おひとり様一泊二食付き4.5万円から10万円の料金設定だ。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

フロントで日帰り入湯料金大人1800円を支払って浴室へと向かうのですが、
駐車場が別の場所にあるということで車に再乗車し、
再度国道へ出てから指定された場所へと向かいます。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

川の上流部にある日帰り入浴者用駐車場へ車を停めて、
ここからは徒歩で浴室へと向かいます。
混浴の露天風呂は画像の背面にありますが、まずは内湯から。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

風情を感じつつ新しい大浴場『天降殿』はコンクリ打ちっぱなし。
細い小道の奥にある大浴場の裏口は喫茶店の入り口のよう。
扉を開けて奥へと進みます。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

床は石張り、白い壁を基調とする浴舎館内は
洗練されたモダンなおしゃれ空間でBGMも聞こえてきます。
それでは内湯へと入場します。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

平日の昼間のこの時間帯、入湯する者もなく貸切状態。
整理整頓、清掃が良く行き届いた脱衣場は好感が持てます。
備え付けのタオルは無料で利用できるので手ぶら入浴も可能です。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

薄暗い内湯空間に変形の湯船がひとつ、湯滝の流れ落ちる音が響き渡ります。
毎分150リットルが吹き出る源泉の一番近いところにつくられた大浴場は、
湯船の縁からは大量の温泉が流れあふれております。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

わずかに笹濁りを感じる湯船の実測温度は42.5度と適温で、
鉄の香り、土の香り、淡い石油、微火薬などさまざまな香りが感じられた。
浴感としては、キシキシ感があって炭酸の含有も感知できた。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

男女を隔てる壁には、鹿児島在住の彫刻家「池川直」氏制作の壁画が施され、
大きな鹿や人物など、不思議な彫刻壁画で入湯する者を魅了します。
その壁画から流れ落ちる源泉と思われる湯の滝は、

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

実測温度44.7度の湯が大量投入されています。
55.2度の源泉が熱交換器を経由して温度が調整され加水なしの源泉給湯だが、
滝にすることで空気との接触で酸化が懸念されますね。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

窓からは森の木々の合間に天降川の渓流が垣間見え、
日頃のストレスや都会の喧騒から解き放たれた気分になれました。
少し解放されたガラス窓からは爽やかな風が心地よい。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

内湯の隅にはサウナも併設されていますが、
利用時間は15時から23時までと
日帰り入浴では利用できないようです。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

サウナの隣には小さな水風呂もあって、
実測温度13.2度と低温なので湯船との交互浴には冷たすぎるかもですが、
リフレッシュできる水風呂なのです。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

湯上り後は同館内に併設されたラウンジでしばしの休息。
壁の二方がガラス張りでとても開放的な空間に、
おしゃれな調度品がとても素敵なラウンジです。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

優しい音楽が流れるラウンジには
無料で頂けるコーヒーや冷水の提供があってうれしい限りです。
外の景色を見ながら休息後、露天風呂へと向かいます。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

大浴場『天降殿』を出て駐車場の向こう側にある露天風呂へ。
道中にあったお社は?何があるのでしょうか。
地面からパイプが伸び出ていることから源泉井戸かな。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

駐車場への進入路から脇に小路が続いています。
天降川へと続く小路は木漏れ日のきれいな探求路のよう。
距離は短く、すぐに露天風呂の脱衣場へと到着です。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

自然の中に溶け込むようにある露天風呂の脱衣場は、
男女の仕切りはなく男女共用と思われます。
宿泊しなければ混浴はできませんが、女性には湯浴み着の提供があるらしい。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

共同浴場のような脱衣場だけど、
無料で使えるタオルの提供や清潔感があってそれとは一線を画しています。
手早く準備を整えて露天風呂へと向かいます。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

脱衣場から湯船まで結構なアプローチがあるうえ、
川の対岸には何かの施設もあって完全に自然の中とは言い難い。
天降川の流れを見ながら湯船へと向かいます。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

緑灰色にも見える湯は陽のあたり方で変化する湯船は、
岩風呂の切れ目から大量のかけ流しである。
湯の供給口は湯船の中にあって少量の泡を伴っています。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

敷地内には七つの源泉があるという妙見石原荘は
その源泉近くに湯船を造っているという。
露天風呂の実測温度は42.5度、程よい湯加減である。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

天降川の水位が上がるような豪雨が降れば水没するような位置にあるが、
それだけ川のせせらぐ音を聞きながら湯を楽しめる。
湧きたての新鮮な温泉が楽しめたのは良かった。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

湯船の近くにあるのが「アルファ・ラバル」社の熱交換器
ここで水と温泉とを接触せず加水せず温度を冷ましているそうだ。
温泉成分や炭酸ガスに影響することなく湯船に温泉を供給しています。

妙見温泉 妙見石原荘【温泉奉行所】

いつまでも入っていたくなるコチラ温泉。
次回はぜひ宿泊で再訪したくなる温泉旅館なのでした。
その時は混浴も体験したいものです。

次に向かったのは、妙見温泉『和気湯』です。

湯之尾温泉でお泊りをお考えの方へ。
ご予約は宿へ直接するよりも
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温泉の場所 妙見温泉 妙見石原荘の地図【温泉奉行所】
妙見温泉 妙見石原荘の地図【温泉奉行所】


コメント 様々な成分を含むお湯は源泉かけ流しでとても新鮮なお湯。
温泉の泉質

源泉名:妙見1号泉/泉質:ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉(低張性-中性-高温泉)/源泉温度55.2度/成分総計2,264mg毎kg/遊離二酸化炭素293mg

適応性 神経痛、筋肉痛、関節痛、など
営業時間
日帰り入浴:11:30~15:00迄
※最終受付13:30迄
料金
大人:1,800円
小人:900円
割引情報
入浴施設
男女別内湯各1、男女混浴露天風呂1、貸切湯1
備品等 バスタオル、フェイスタオル無料、シャンプー、リンス、ボディーソープ、冷水、コーヒー無料

連絡先

〒899-5113
鹿児島県霧島市隼人町嘉例川4376番地
TEL:0995-77-2111
FAX:0995-77-2842
アクセス 公共機関:JR日豊本線 隼人駅からタクシーで約15分。
     肥薩線 嘉例川駅からタクシーで約8分。

車:九州自動車鹿児島空港IC~料金所を出て右折、空港入口交差点を左折、223号線15分
駐車場 無料駐車場あり
 Wi-Fi あり
お気に入り度
塩素消毒臭度  012345(源泉かけ流し)
公式HP 妙見石原荘公式HP
温泉情報
入湯日付 2023年3月15日(水)晴れ


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