三翠園温泉 水哉閣【温泉奉行所】
(さんすいえんおんせん すいさいかく)



温泉奉行所高知県の温泉>三翠園温泉 水哉閣

ここは高知城を望める城下町。
かの有名な幕末の志士、
坂本龍馬が生まれた土佐高地。

三翠園温泉 水哉閣【温泉奉行所】

土佐藩15代藩主である山内容堂公の下屋敷跡に建つ
三翠園温泉『水哉閣』を紹介します。

開発され近代的な建物や区画整理された高知駅周辺とは違い、
鏡川北岸から国道55号線までの間はまだまだ古い城下町を感じさせてくれる。
三翠園一帯は家臣や武士達の屋敷があったという地域だそうで
その名残なのか今でも立派なお屋敷が建てられています。

三翠園温泉 水哉閣【温泉奉行所】

本日は木曜日とあって高知県庁から南に伸びる道路上では
名物『木曜市』が開催されていました。
道路上278.5メートルもの間に出店数93店となかなか見ごたえのある市で、
並べられた品は地元で収穫された農作物や果物、
漬物などが中心で格安で販売されている。

三翠園温泉 水哉閣【温泉奉行所】

そんな市を楽しみながら突き当たりにある三翠園へ到着です。

三翠園温泉 水哉閣【温泉奉行所】

藩主下屋敷跡に建つ三翠園というだけに当時から残る大門は
往時の風格さえも感じ取ることができます。

三翠園温泉 水哉閣【温泉奉行所】

門の左手には平成8年に高知で初めて温泉が出たことを記念して建てられた
マツボックリのモニュメント。
茶色く変色したそれは源泉がかけ流され旅行者の目を楽しませてくれます。
少し暖かさを感じる無色透明な湯を少し舐めてみるとわずかな塩辛さを感じます。

三翠園温泉 水哉閣【温泉奉行所】

赤松が立派な中庭を望みながらのエントランスホールはさすが高知随一を誇る巨大旅館。
古い建物で段差が多いのが気になるがバリアフリー化も施され万人がゆっくり寛げる宿である。

三翠園温泉 水哉閣【温泉奉行所】

フロントで日帰り入浴だと告げると2階にある浴室前へ直接行って下さいと
案内されたのでそのまま向います。

三翠園温泉 水哉閣【温泉奉行所】

庭師による剪定中の中庭を見ながら長い廊下を進んだその奥にありました。

三翠園温泉 水哉閣【温泉奉行所】

大きな暖簾がかけられた浴室入り口。
その側の受付で入湯料金を支払い脱衣場へと進みます。

小さな温泉旅館の玄関先を髣髴とさせるエントランスはさすが老舗旅館。
ここで始めて靴を脱ぎ脱衣場に到着です。
チョット古めの設備だがその古さがスパイスとなって落ち着いた雰囲気。
旧式のロッカーキーが昔懐かしい銭湯を思い出されます。

三翠園温泉 水哉閣【温泉奉行所】

まさに昭和レトロ感がたまらなく良い。
郷愁に浸るも良いが目の前には本物の温泉が控えているので
そちらへ行って湯に浸ることのしましょう。

三翠園温泉 水哉閣【温泉奉行所】

横長の浴室は大きなガラス窓に沿うようにしてある長方形の湯殿が印象的。
ガラス窓の向うはラティスで覆われ景色が微妙に遮蔽され半分は見えないが、
塀の向うは鏡川という市内第一の河川が流れ、
対岸には高知競輪場も確認できます。

三翠園温泉 水哉閣【温泉奉行所】

気になる湯船には無色透明の湯が満たされてはいるが、
残念ながらの循環ろ過式で湯を滅菌する薬剤の塩素臭はあまり感じることはない。
ゆっくり入湯するも適温に管理された湯はストレスを感じることなく
身体を優しく包み込んでくれます。

三翠園温泉 水哉閣【温泉奉行所】

食塩泉ということもあって短時間ながらとても身体が温まる優しいお湯にしばしご満悦。
しばらくすると汗が額から吹き出てのぼせ気味なので露天風呂へと向います。

三翠園温泉 水哉閣【温泉奉行所】

建物の大きなひさしの下にあるような半開放的空間で
周囲は塀に囲まれ景観はあまり望めませんが、
春先のひんやりとした空気に触れながら入湯は格別です。

三翠園温泉 水哉閣【温泉奉行所】

内湯同様循環湯なのですが、
注ぎ口の岩には温泉成分である塩が結晶となって
たくさん析出しているのが印象的です。

三翠園温泉 水哉閣【温泉奉行所】

温泉に浸かりながら坂本龍馬に思いを馳せるもよし、
かつおのたたきをイメージするもよし、
温泉に浸かってのんびりできるのはこの上なき至福のひと時でありました。

三翠園温泉 水哉閣【温泉奉行所】

こちら三翠園でお泊りをお考えのあなた
じゃらん:三翠園
の空室やスペシャルプライスを見る!

高知市内で宿をお探しのあなた。
宿に直接予約する前にじゃらんや楽天トラベルで予約する方がお安く泊まれることがあります。
空室確認もWeb上で簡単に確認できるすぐれもの↓

じゃらん激安旅行の検索です。
見るのは無料、今すぐアクセス(^_^)↑

温泉の場所 三翠園温泉 水哉閣の地図【温泉奉行所】
三翠園温泉 水哉閣の地図【温泉奉行所】


コメント 高知市内で初の温泉は街中にありながら静かなオアシス的温泉だ。
温泉の泉質

源泉名:高知三翠園温泉
ナトリウム塩化物温泉(等張性弱アルカリ性低温泉)/泉温32.9℃/pH7.6

適応性 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・美容健康増進・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復期・疲労回復・健康増進・きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病
営業時間
日帰り入浴:午前10時〜午後4時
料金
大人900円
子供400円
宿泊大人1人9450円〜(じゃらん価格)
割引情報 じゃらん:三翠園
入浴施設
男女別内湯1露天風呂1サウナあり
備品等 シャンプー、リンス、ボディーソープ、ドライヤーなど

連絡先

〒780-0862 高知県高知市鷹匠町1-3-35
TEL:088-822-0131 
FAX:088-822-0145

アクセス 車:高知自動車道高知ICより車で20分
電車:JR高知駅→はりまや橋停留所で乗換→県庁前停留所下車後、徒歩3分程
駐車場 あり(無料)
お気に入り度
塩素消毒臭度  012345
公式HP 三翠園の公式HP
温泉情報
入湯日付 2010年3月8日(木)曇りのち雨


高知県の温泉へ戻る 温泉奉行所トップへ


Copyright (c)2008-2012 温泉奉行所 All Rights Reserved.