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温泉奉行所>三重県の温泉>大山田温泉 さるびの |
私のお気に入り温泉のひとつ、 三重県にある「大山田温泉」通称さるびの温泉を紹介します。 東名阪国道は壬生野インターから16キロの位置にあって、 大阪市内や名古屋方面からも日帰り入浴できる場所にあるので、 土日祝日ともなるとたくさんの入湯客で賑わっている。 ![]() 周辺にはひと昔前の日本の風景が広がってとても静かなところなので、 落ち着いてゆっくり温泉に入湯できそうだ。 施設は市営で立派な建物なので鄙びた温泉風情は感じられないが、 別棟の売店では地元で収穫された田舎を感じる野菜や特産品が たくさん売られていて見ているだけでも楽しくなってくる。 この売店で売られているもので私のイチオシは「わさびソフトクリーム」 辛いものとあまいものの組み合わせで抵抗感はあるが 食べてみるとこれが意外と美味。 お風呂上りに是非食べてみてはいかがでしょうか。 他にも手づくりパン工房や手づくりこんにゃくなども販売されているので、 そちらも合わせて楽しめるが、 夕方の5時ごろには閉店するので興味のある方は 早めに訪れることをお勧めする。 ![]() さて、温泉へ急ぐことにする。 入口で靴を脱いで入場、靴は100円リターン式の下足箱へ収める。 入湯料は大人800円子供400円。 券売機で購入し2階の浴室入口で渡す。 ![]() 入湯券を渡すとフェイスタオルがついてくるので まったくの手ぶらで訪れても問題ない。 ここは2つの異なる浴室があって、 右側が「けさんの湯」と左側が「ささゆりの湯」 私のお気に入りは右側の「けさんの湯」です。 ![]() 日替わりで男女が入れ替わるのでこだわる方は要確認です。 番台に後ろには湯の入れ替え日と塩素濃度が掲載されている。 内湯で0.2〜0.3ppm、 露天風呂ではなんと1〜2ppmと高濃度に維持されている。 ![]() さっそく浴室へ、 引き戸を開けると左右にも引き戸がある。 左に進めば露天風呂、右に進むと内湯がある。 まずは内湯から。 浴室に入ると掛け湯用の湯溜まりと並んで飲泉場が設けられている。 生暖かいその湯の温度は実測34.6度。 湯からははっきりとした鉱物臭が感じ取れる。 味は血液のようなわずかな塩味とアルカリ性の優しい口当たりが特徴の湯だ。 ![]() 内湯には大きな扇形の主浴槽と四角いヒノキ風呂 二人用の寝湯、サウナ、奥には独立した区画に洗い場がある。 主浴槽はぬるめの39度前後の湯が張られていて、 最初に入湯する場合はストレスなく入ることができる。 湯に浸かるとかなりのヌルヌル感を味わうことができる。 濃厚な重曹泉でトロンとしたお湯だ。 これだけのヌルヌル感は他では体感できないかもしれないが、 循環式のため使われている塩素系滅菌液の臭いも若干気になるレベル。 ![]() ヒノキ風呂と寝湯は温度設定は高めで42℃前後。 すべてに源泉が使用されているが、 そのヌルヌルした泉質のため床や階段もすべてヌルヌルしているので 子供やお年よりの方は転倒には十分注意しなければいけない。 ![]() 暑くなってきたので露天風呂へ進む。 露天風呂の出たところには地元の酒瓶がずらりと展示されている。 おいしい地酒を徳利に入れて湯船で一杯といきたいところです。 ![]() 露天風呂には岩風呂、樽風呂、窯風呂があって、 樽風呂は41度前後の熱めの湯、 岩風呂はぬるめの湯だが塩素濃度がかなり気になるレベル。 窯風呂は3つあって中は蒸し風呂だ。 露天風呂の湯舟は塩素臭がかなり気なるレベルなので 温泉気分は半減するが、 外の清々しい風と日差しを浴びながらの入湯はやっぱり気持ちいい。 ![]() ココにはもうひとつ内湯がある。 それは「もみじの湯」
さらに階段を上ると別棟に浴室があって、 そこには小さな湯船と四角い大きな湯船がある。 小さい方は35度ぐらいの「源泉風呂風」の湯、 以前は源泉の湯として源泉が掛け流されていたが、 最近は循環ろ過加温滅菌されてしまって残念だ。 ![]() 大きい湯船は41度前後で少し熱めの湯。 外の山の斜面を眺めながらの入湯だ。 体が火照ってきたらぬるい小さな湯船で小休止。 小さいので4人も入れば窮屈、 常に満員御礼状態でなかなか入湯できない人気の湯船です。 ![]() 湯は循環ですが、 ヌルヌルした湯から上がると肌はいつまでもツルツルとして気持ちいい。 塩素臭は結構気になるレベルですが、 どこか魅力のある湯と温泉施設です。 ![]() 2階にはマッサージ器や休憩場がある。 ![]() 1階にはレストランやお土産コーナーもある。 ![]() さるびの温泉に来たら必ず買って帰る「チョロギ漬」 「珍味にうまいもんなし」と言いますが、 これがかなりイケます。
温泉鳥の「チョコちゃん」 普段は小さな堀で泳ぎまわっているが、 暗くなるとコチラの鳥かごへ入ってるので会いに行きましょう。 駐車場には温泉スタンドが設置され5リットル10円で販売されている。 評価について、 温泉施設は鄙びた感はないが、湯は4つ星以上評価できる。 しかし塩素臭が結構気になるレベルなので ココは厳しく3つ星評価とした。 でもおすすめ… |
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追記(2009.1.12再訪) ![]() (内湯は濃厚な湯気によって真っ白だ。) 今年2回目の温泉はお気に入りの三重県さるびの温泉。 今日の男湯は「ささゆり」の湯 内湯は少し狭いが浴室内は濃厚な温泉の湯気に包まれて気持ちいい。 ![]() (露天風呂に設けられた飲泉場) 露天風呂は淡の湯・ワニ・ゾウの足跡風呂ということで 温度の違う岩風呂が用意されていて飲泉場も設けられている。 さるびのの露天風呂はどちらも塩素がきつくてガッカリだが、 火照った体を冷ますのには気持ちいいものです。 「けさん」の湯に比べると視覚的に単調な露天風呂なので 私はやはり「ささゆり」の湯がお気に入りだ。 ![]() ![]() (源泉風呂と称されているがしっかり循環ろ過されていた。) 前回の入湯時と比べて変わったところと言えば…、 特に大きな変化はなかったけれど、 無料で付いてくるフェイスタオルが若干薄っぺらくなった(笑) 細かな所から経費削減といったところでしょうか。 いつもながらのヌルヌル温泉で心も体もリフレッシュできた。 |
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追記(2009.2.28再訪) ![]() 今日のさるびの温泉は男湯が「ささゆり」の湯と前回と同じ浴室だが、 前回とは若干違う所が1つあった。それは… ![]() 湯に添加されている塩素系殺菌剤の濃度が低く感じることだ。 以前はかなり塩素臭かったが、 ここ最近塩素濃度は0.3〜0.5ppmほどに設定されているようだ。 うーん、これならゆっくり湯浴みできそうだ. トロンとした濃い重曹泉はお肌をスベスベにして、 お風呂上りもつるつるしていてとても気持ちいい. 温泉の評価も一段階引き上げてもいいかもしれない. ![]() でも残念だったのは、 私のお気に入りわさびアイスの販売時間が終了していたことだった. |
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2009.9.21再訪 シルバーウィーク真っ只中、お気に入りのさるびの温泉を再訪です。 ![]() 前回食べられなかったわさびソフトクリームを食べた。 わさびの辛さとソフトの甘さが絶妙なバランスでお互いに味を引き立てる。 オススメの逸品ですよ。 ![]() 今回はのんびりと訪れたので、 山手にある『手づくり工房』で、 焼きたてパンや手造りこんにゃくもおいしくいただきました。 ![]() (試食の手づくりこんにゃく) こんにゃく独特の臭味はなく、プリっとした歯ごたえはたまらない。 中でもゆず入りこんにゃくはとてもおいしかったですよ。 ![]() (温泉の貯湯槽) 温泉の方は、休日なのでたくさんの入湯客でごった返している。 今日は樽のお風呂が低塩素濃度で温度も高く心地よい。 『登り窯風呂』という蒸し風呂にもゆっくり入ることができました。 ![]() (登り窯風呂の中) 登り窯風呂の中は、4人ほど入れるスペースにスノコガ敷かれ、 そのスノコの下にはお湯が流れている。 いわゆるスチームサウナで嫌な匂いもなく快適だった。 |
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2010.1.3再訪 ![]() お正月のさんがにち、 ゆっくりしようと三重県のさるびの温泉を再訪。 玄関前にはお正月らしく門松が飾られている。 お正月イベントとして餅つきが開催されているというが、 訪れたのが夕方ということですでに終了していた。 館内はたくさんの入湯客で賑わっている。 ![]() 前回入湯時と特に変更点はないが、 湯を消毒するために添加されている塩素濃度は すべての湯舟において0.2ppmという低濃度で維持されていた。 この数値は入湯前の番台ホワイトボードで確認できるが、 そんな低濃度に保たれているにもかかわらず、 露天風呂では若干塩素の臭いが気になった。 内湯においてはほとんど塩素臭を感じない すばらしいヌルヌル温泉を体感できた。 外気温が低いため、 外にある釜風呂風スチームサウナは温度が低すぎる。 お陰で内湯にある6人用スチームサウナは満員だった。 |
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2010.5.15再訪 新緑の眩しい季節に誘われ、 三重県にあるさるびの温泉を再訪です。 この日は土曜日の夕方ですがお客さんはかなり少なめ。 ゴールデンウィーク明けで皆様のお財布も休憩中なのかもしれない。 ![]() さるびの温泉は2010年4月にリニューアル工事され 浴室など若干の変更点があったのでお知らせします。 ![]() 今日の男湯は「ささゆりの湯」 内湯の檜製壁材や檜風呂がすべて新しい木に更新され 檜のよい香りが浴室いっぱいに漂っていた。 内湯、床面に流れていた温泉の川が完全に撤去され バリアフリーとなっていた。 ![]() 露天風呂にある樽風呂も 新しい檜で製作された樽風呂が設置され気持ちよく利用できるが、 湯は相変わらずの塩素滅菌の湯である。 ![]() 「もみじの湯」に提供されていた小さな「源泉風呂」風の湯舟が 42度前後の適温に沸かされた湯舟に変更なった代わりに、 となりの大きい湯舟が35度前後の「源泉風呂」風に変更されている。 あくまでも塩素滅菌された循環加温式に変わりないが、 これなら入湯客の多い日もゆっくり利用できそうだ。 湯舟には源泉が常にかけ流され 以前にも増して温泉の質は良くなっているようである。 この日の女湯「ささゆり」の湯は 露天風呂に東屋が新たに設置され 雨に日でもゆっくり湯に浸かれるようになったという。 ![]() 温泉の評価は同じく3つ星と変更はないが、 純粋な『源泉風呂』が設置されれば 文句なしの4つ星温泉となるのだが…。 |
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2011.5.7再訪 ゴールデンウィークも終盤の今日、 三重県にある大山田温泉さるびのを目指して車を走らせた。 渋滞もなくさるびのへ到着です。 ![]() 到着後、施設内で飼われている温泉鳥の鴨『チョコちゃん』自慢の立派な嘴で 私の指を咬まれて手痛い歓迎を受けました。 ![]() 混雑を予想していた温泉施設は意外にも空いていてゆっくり湯浴みできたことは ゴールデンウィークの真っ只中幸運だったのではないでしょうか。 ![]() 前回訪れた時とは特に変更点はないものの、 もみじの湯に関しては「源泉かけ流し」の表記はあるものの依然循環加温式の湯船ではあるが、 湯口からは常時源泉が供給されていて質の良い温泉が堪能できました。 ![]() 塩素濃度も0.2PPMと低濃度で重曹泉特有の甘い香りも楽しめました。 ![]() やはり冷たくてもいいので本物の源泉かけ流し湯船の設置を強く要望したい。 |
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2011.10.2再訪 秋晴れの日曜日、久しぶりに「大山田温泉さるびの」目指して車で出掛けます。 山中の曲がりくねった道の真ん中に、猿の群に遭遇するも無事にさるびの温泉へ到着です。 日曜日の夕方ということで第二駐車場まで車が止められ、本日は混雑を覚悟の上での入浴です。 ![]() 20回入湯すると無料入湯券1枚をプレゼントしてくれるポイントカードが満了となったので 本日はひとり分料金が無料で入湯できるということで、 その浮いた差額分でいつものわさびソフトクリームを入湯後に食べると子供と約束し温泉へと向かいます。 施設内は思った通りの客の入り用でとっても混雑しています。 靴を脱いで入湯券を購入し2回にある浴室入口へと向かいます。 ![]() 本日の浴室は男湯「ささゆり」女湯「けさんの湯」と いつもとは逆バージョンなのでとても楽しみです。 外気温度はすでに20℃を割り込んで少し肌寒く、 温泉がとっても恋しくなったのは北海道旅行以降はじめてです。 ![]() 脱衣場で廻っている扇風機の風がこんなにも寒く感じるのも、 もうそこまで冬が来ている証拠なのかもしれませんね。 まずは階段を昇ったところにある内湯「はぎの湯」から入湯です。 ![]() ここは源泉かけ流しの湯と称した35度の循環式浴槽があるが まだ体が温まっていないので隣にある42度の小さな浴槽へと体を沈めます。 塩素控えめの循環湯は濃厚な重曹泉特有のヌルヌル感をダイレクトに感じさせてくれるコチラの湯、 石鹸で体を洗わなくとも汚れが完全に溶解しそうな勢いを感じさせてくれる。 浴室の窓からは遠くに針葉樹林が広がる自然豊かな景色と、 塀の内側には紫色の小さくはなを咲かせるはぎが咲き誇っていた。 前回の入湯したときから変わった点といえばリニューアルして以来、 露天風呂に東屋が設置されたぐらいでほぼ同じ。 ![]() 露天風呂の温度が低くて屋外では肌寒くゆっくりできなかったことは少し残念だった。 内湯にあったジャグジー風呂は泡の効果と相まってか、 そのヌルヌル感がさらに増しお肌を健やかに保ってくれそうであった。 屋外の人工的に造られた小川で飼われている温泉鳥の鴨の「チョコちゃん」は 私の指を引き裂かんばかりに噛みつき、その強健ぶりを見せつけてくれました。 伊賀市温泉周辺で宿をお探しの方、 宿に直接予約するよりもじゃらんや楽天を介してする方がお安く泊まれることが多いですよ。↓ 一度お試しあれm(_ _)m |
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2011.12.31再訪 新年を迎えるべく、 身体を温泉で洗い流そうとさるびの温泉へ向います。 ![]() 年末はいつも空いていてゆっくりできますが…、 浴室、階段を登った奥にある湯舟がすべて水風呂のように冷たい。 どうやら加熱機の故障らしく湯が沸かせないらしい。 従来コチラの湯船は『源泉風呂』と称する循環加温湯なのですが、 本日はホンモノに近い源泉風呂が楽しめたと 逆に嬉しかった温泉サムライでした。 帰り道、『伊賀ドライブイン』で年越しそばを食べた私です。 |
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2012.6.16再訪 本日は石造りの湯「ささゆり」 いつもなら内湯浴室は真っ白な湯気に包まれているが、 今日は少し窓が開けられ視界がききます。 内湯画像をお楽しみください。 ![]() ![]() ![]() |
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2012.10.12再訪 ポイントが一杯になったさるびの温泉のカードが出てきたので 秋晴れの下、早速向うかとに。 ![]() ポイントカーについて、 一回入湯するごとに1ポイントずつのスタンプを押してくれる。 20ポイント溜まると大人一人分が無料となるカードです。 入浴以外でも1000円以上の買い物をすれば1ポイント。 食堂でも1000円以上の食事をすれば1ポイント付与してくれるそうだ。 ![]() さて本日のさるびの温泉はと言いますと、 玄関横の壁には一面アサガオのつるが覆いつくしたくさんの花が咲いている。 季節的にアサガオではないかもしれないがそう思っておくことにした。 そういえば、温泉鳥「鴨のチョコちゃん」姿が見えないね。 温泉施設には新しい変更点はないが、 2階にある『もみじの湯』『はぎの湯』の源泉風呂は 以前にも増して源泉が注ぎ込まれ気持ちよく入湯できた。 でも相変わらずの循環ろ過加温式は変わることはありません。 ![]() 飲泉場にあるコチラの湯船。 飲泉用の温泉が常時注がれた純然たる源泉かけ流しだが、 ご覧のように竹の柵で封印されている。 コチラを開放してくれさえすれば評価はおのずと4つ星となろう。 ![]() 土曜日というのに入湯者は少なく快適に利用できた。 あまり少ないのも今後の存続が不安になってくるが 本日も存分に楽しませてもらった。 伊賀市温泉周辺で宿をお探しの方、 宿に直接予約するよりもじゃらんや楽天を介してする方がお安く泊まれることが多いですよ。↓ 一度お試しあれm(_ _)m |
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2013.12.31再訪 一年の締めくくりとして、 大晦日、温泉奉行所恒例のさるびの温泉へ出かけます。 まだ見ない雪の姿を伊賀の峠道で見かけ意気揚々と到着です。 大晦日、意外に空いているさるびの温泉は ほとんど変わらぬ姿で私たちを迎えてくれる。 駐車場に停められた車のナンバーは関西以外の車も多く 地元に帰省された方々が訪れているのだろうと思われる。 ![]() さてさて、水路に居るはずの温泉鳥『鴨のチョコちゃん』の姿は 最近見かけませんが…、どこへ行ったのでしょうか? そんなことを頭に浮かべ温泉へ急ぎます。 浴室入り口前に掲げられた湯船の塩素濃度表は すべて0.2ppmと表示されています。 そんなに低濃度でも大丈夫なのか早速検証してみることに。 『けさんの湯』が本日男性用として解放されているが、 今日はなんだかどの湯船も温度が低い。 41℃あるなしの温度じゃぁこの季節さすがに寒い寒い。 でも、2階にある『もみじの湯』の小湯船が唯一42℃と適温だ。 ![]() この湯船、循環加温式ではあるが 生の源泉を常にかけ流し、かなり新鮮な温泉を堪能できました。 わずかに塩素滅菌の臭いは感じること、 天井からの結露がポトポト落ちてくることが欠点かな。 改善をお願いしますね。 その他変更点は、 露天風呂にある釜風呂扉に『使用中』『空室』の看板が設置されました。 これがあることで釜風呂が使いやすくなりましたね。 |
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2019.12.31再訪 一年の締めくくりとして、 大晦日、温泉奉行所恒例のさるびの温泉へ久しぶりに出かけます。 暖冬気味で降雪を見ないが道中伊賀の峠道で初見し意気揚々と到着です。 ここからは以前のさるびの温泉と比較して 辛口でコメントさせていただきますので、 みなさまご参考にしていただきましたら幸いでございます。 施設入り口には小さな池がありますが、 そこに以前にはなかったアスレチック施設が新設されていた。 我が子も成人となったので当然遊ぶ気配はありません。 こんにゃく、パン工房は年末年始の営業は休業していますね。 屋外の人工的に造られた小川で飼われていた温泉鳥の鴨の「チョコちゃん」は その姿は確認できませんでした。 満タンになっていたスタンプカードを使用して二階にある浴室入り口から入場します。 入湯料金の800円は同じですが、オマケのフェイスタオルは廃止されたようです。 この日の男湯は「けさんの湯」です。 脱衣場にある鍵付きロッカーは扉の破損個所があって老朽化が見られます。 貴重品は脱衣場入り口にある貴重品ボックスへ預けることをお勧めします。 嫌なにおいもなく清掃状況も良好に見受けられます。 先ずは内湯から調査を開始します。 特に大きく変わったところはないのですが、 檜風呂の湯底に滑り止めの木製段差が設けられ心地よく使えました。 湯は相変わらず強いツルスベ感でとても良泉に感じます。 飲泉場の小さな湯溜めは源泉かけ流しとなっていますが、 相変わらず入湯できないように施されている。 ![]() 続いて露天風呂へ向かいます。 たる風呂、岩風呂、スチームサウナ的釜風呂が楽しみですが、 釜風呂は長期にわたって使用できなくなっている様子です。 ![]() 岩風呂は塩素滅菌強めで温水プール状態。 ![]() 軒下に展示されていた地元酒蔵の酒瓶はすべて撤去されていた。 「もみじの湯」の看板が外れて下に転がされている。 階段を昇ったところにある「もみじの湯」は う〜ん、温泉の鮮度がとても悪いように感じます。 ツルスベ感の低下や温泉の臭いも悪いように感じました。 全体的にスペック低下している「さるびの温泉」、 適切な施設の補修や温泉鮮度の保持に努めなければいけないのではないでしょうか。 久しぶりに訪れた私の感想です。 |
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温泉の場所 | ![]() |
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コメント | 濃厚な重曹泉はヌルヌル温泉。湯上り後のお肌はつるつる。 |
温泉の泉質 |
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(低張性弱アルカリ性温泉)/源泉温度 35.3℃/pH8/湧出量毎分250リットル/ |
適応性 | 浴用:きりきず、やけど、慢性皮膚炎、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進 飲用:慢性消化器病、慢性便秘、糖尿病、痛風、肝臓病 |
営業時間 |
火曜日定休日 11:30〜22:00(日帰り入浴は要予約) |
料金 |
大人800円 小学生400円 浴用タオル付き |
割引情報 | ベネフィットステーション会員2割引き |
入浴施設 |
男女別(内湯、露天風呂) |
備品等 | ボディソープ、リンス、シャンプー、ドライヤー |
連絡先 |
三重県伊賀市上阿波2953 TEL0120‐46‐0268 FAX0595‐48‐9811 |
お気に入り度 | ![]() ![]() ![]() |
塩素消毒臭度 | 内湯 :012345 露天風呂:012345 |
公式HP | さるびの温泉のHP |
入湯日付 | 2019.12.31(火)曇り 2013.12.31(火)晴れ 2012.10.13(土)晴れ 2012.6.16(土)曇り 2011.12.31曇り 2011.10.2(日)晴れ 2011.5.7 2010.5.15 2010.1.3 2009年9月21日(月)曇り 2009年2月28日 2009年1月12日 2008年9月7日 |
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