信楽温泉 信楽たぬき温泉 小川亭【温泉奉行所
(しがらきたぬきおんせん おがわてい)



温泉奉行所滋賀県の温泉>信楽たぬき温泉 小川亭

歴史深い焼き物のふるさと、
日本六古窯のひとつ信楽焼きがあるここ甲賀市信楽町は、
周囲は山深くとても静かなところだ。


信楽温泉 信楽たぬき温泉 小川亭【温泉奉行所】

その焼き物のふるさとにある『信楽たぬき温泉』を訪れた。
純和風作りの料亭旅館「小川亭」にその入浴施設がある。
歴史を感じる和風玄関から木の廊下を進むと女性用浴室がある。

その浴室内の壁には重厚な信楽焼きのタイルがビッシリと張られ、
渋い作りとなっているが湯船は小さ目だ。

女風呂の前を通り過ぎ階段を上ると2階に男湯がある。
脱衣場で服を脱ぎ浴室へ入ると、
湯船の前面に大きなガラス窓が目に映る。

信楽温泉 信楽たぬき温泉 小川亭【温泉奉行所】
(画像が悪くてごめんなさい。)

ガラス窓からの眺望はあまり望めませんが、
古い家々の町並みが少し見えている。
温泉入浴前から塩素系消毒剤の臭いが少し気になるが、
ゆっくりとお湯に体を沈めると…、

微金気臭のあるやわらかい感じのお湯が体を包み込みます。
アルカリ度はそれほど高くないがヌルヌル系の感触でとても気持ちよい浴感だ。

重曹によると思われるそのヌルヌル感は半端なものではなく、
関西圏ではトップクラスの質かもしれない。

聞くところによると、
この温泉水は同町内にある源泉井戸からこの旅館まで運び、
循環ろ過加温して提供しているそうだ。

泉質的にはかなりお勧めのお湯なので、
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2010.10.7再訪

秋晴れのやさしい日差しに包まれて、
たぬきの焼き物で有名な滋賀県南部にある信楽町へ訪れた。

信楽町内の国道沿いにある陶器屋さんには
大小さまざまなたぬきが所狭しと並べられ、
来訪者の目を楽しませてくれる。



我家にもそんな信楽や気のたぬきが玄関前に三体鎮座しているが、
並べることにどういった意味があるのでしょうか?

私が聞いたところによると、
『たぬき』→『他抜き』ということで、
他(ほか)を抜く、すなわち他より抜きん出るという意味があって
験(ゲン)がい良いとされているそうです。

今日はそんな信楽焼きのふるさとにある『信楽たぬき温泉 小川亭』へ
再訪してみることにした。

秋の風がススキの穂をたなびかせ、自然豊かなここ信楽町。
古い町並みの細く狭い路地奥にある小川亭に迷いながらもなんとか到着です。



外観は若干の古さを感じさせる古来からの純和風建築。
中に一歩入れば遠い昔、田舎にある故郷を髣髴とさせる懐かしさが感じられる。

古い信楽焼きのツボや作家もの、
紫香楽宮址から出土したという軒丸瓦の展示もあって
その古風な雰囲気はまさに一級品。



フロントで入湯料金大人800円を支払い奥にある浴室へと向います。



この日は1階浴場が男湯、
2階浴場が女湯ということで女将さんが丁寧に案内してくれた。
1階浴場は小さく窓もない浴室だが、
壁一面には重厚な緑釉が施された四角く大きな信楽焼きタイルが貼りこまれ
その迫力に圧倒されながらの入湯です。



お世辞にも広いとは言えない浴室には4人も入れば窮屈となりそうな湯舟がひとつ。
宿近くにある温泉泉源地から運ばれた湯が循環加温式で提供されている。
身体を軽く洗い流しゆっくりと湯に浸かってみると…、
アルカリ性の重曹泉であろうやさしい浴感が身体を癒してくれる。



循環湯の宿命である塩素滅菌の濃度はとても低いようで、
存分にこの湯を堪能することができた。
実測温度は40.7度とこれまたぬる目の設定で長湯にもってこい。

日々の喧騒など忘れ、読書なんぞしながらゆっくり温泉に浸かれば
積年の身体の疲れは健やかな汗と共に自然と抜け去り、
もとの元気な身体へと戻してくれそうだ。



前回入湯した際、鉄気ともっと重曹系のヌルヌル感を体感できたのだが、
今日は加水の加減なのか残念ながらあまり感じられなかった。

わずかにかおる重曹のあまい香りに包まれ、
ゆっくりまったり温泉に入湯できるのが
ここ小川亭の強みなのかもしれませんね。

信楽温泉 信楽たぬき温泉 小川亭【温泉奉行所
(2階浴室)

他にも貸切露天風呂があるそうなので、
次回はコチラも方でも是非楽しみたいものである。

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温泉の場所 信楽温泉 信楽たぬき温泉 小川亭の地図
信楽温泉 信楽たぬき温泉 小川亭の地図


コメント 180年の歴史を持つ料理旅館。温泉は運び湯だがかなり上質な湯だ。
温泉の泉質

ナトリウム-炭酸水素塩泉・塩化鉱物冷鉱泉(低弘張中性低鉱泉)/源泉温度 15℃/pH7.4/ラドン3.70マッヘ毎Kg

適応性 神経痛、皮膚病、アトピー、神経痛、婦人病など
営業時間
11:30〜22:00(日帰り入浴は要予約)
料金
大人800円
小学生500円
幼児300円
貸切露天風呂 カップル3000円、家族4500円
割引情報
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入浴施設
内湯男女各1で湯舟各1、貸し切り露天風呂1、サウナなし
備品等 ボディソープ、リンスインシャンプー、ドライヤー
駐車場 あり、無料

連絡先

〒529-1851
滋賀県信楽町長野876 
TEL0748-82-0008 
FAX0748-82-0868
アクセス 電車:JR 琵琶湖線「草津駅」草津線 乗換 →「貴生川駅」信楽高原鐵道 乗換→「信楽駅」下車 歩約10分
車:大阪・京都方面から 草津JCTより信楽ICまで約10分(京都東ICから20分)
 名古屋方面から 亀山JCTより信楽ICまで約15分(名古屋西ICから40分)
お気に入り度
塩素消毒臭度  012345
公式HP 小川亭のHP
温泉情報
入湯日付 2010年10月7日(金)
2006年12月10日


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