然別峡温泉 鹿の湯・夫婦の湯【温泉奉行所】

(しかりべつきょうおんせん しかのゆ・めおとのゆ)



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2023年夏、全日本トライアル選手権北海道大会出場と
カムイワッカ湯の滝を目指す旅の始まりです。
7/9敦賀発苫小牧着の新日本海フェリー『すずらん』へ乗船です。

7/10、20:30苫小牧東港に到着した『すずらん』号から
然別峡温泉を目指して夜の北海道をドライブします。
キタキツネよりもたぬきやアライグマの姿をよく見かけます。

北海道 然別峡温泉 鹿の湯【温泉奉行所】

一般道で183キロ(3時間14分)のドライブは、
夜間、エゾシカとの衝突が怖いので
トラックに追随するように車を進めます。

むかわ町にある『自然喰処 灯泉房』(閉店22時)へ食事へ寄るも、
「もう閉店した」と言われて退店した。
まだ21:30なのに…、楽しみにしていた『ししゃものお寿司』食べたかったのに。

鹿追町にある『道の駅うりまく』に到着したのは午前0時を過ぎていた。
ちょっぴり肌寒い北海道の夜、毛布をかぶって車中泊です。
早朝4:30目指す然別峡温泉『鹿の湯』へ再スタート。

北海道 然別峡温泉 鹿の湯【温泉奉行所】

道の駅から約20分ほどで到着した『然別峡野営場』
駐車場にはキャンパーの車が数台駐車され、
夏場のキャンプ場は賑わっているようです。

北海道 然別峡温泉 鹿の湯【温泉奉行所】

この上流にある『テムジンの湯』を訪れてからすでに12年の歳月が流れたが、
再度訪れた然別峡は以前と同様に大自然に抱かれし心休まる地。
準備を整えて『鹿の湯』へ向かいます。

北海道 然別峡温泉 鹿の湯【温泉奉行所】

キャンプ場や車中泊をする場合は料金が必要だが、
『鹿の湯』を利用するのは無料という記載がありますね。
早朝なのでとても静かなキャンプ場をここから歩いて向かいます。

北海道 然別峡温泉 鹿の湯【温泉奉行所】

橋の手前にキャンプ場の利用法が掲げられていた。
橋上にあるリアカーや一輪車はキャンプ場に荷物を搬入する際に使用するそうだ。
露天風呂利用の寸志箱があるので小銭を投函しました。

北海道 然別峡温泉 鹿の湯【温泉奉行所】

橋を渡るとすぐにキャンプサイトがあって
テントが数張り設営されみなさま休養されているので静かに通過、
さらに進むとキャンプ場の三角屋根給水施設が見えてきた。

北海道 然別峡温泉 鹿の湯【温泉奉行所】

ここまでは緩やかな上り坂を400メートルほど進んできたかな。
「露天風呂あと100m」の看板が確認できる位置からは下りの階段だ。
フキの葉っぱが大きくて生き生きしていますね。

北海道 然別峡温泉 鹿の湯【温泉奉行所】

川の袂まで下りてさらに山道を川上に向かって進みます。
山道や下草はきれいに整備されとても歩きやすい。
人や動物の気配も感じない谷沿いの道は、川のせせらぐ音だけが響いています。

北海道 然別峡温泉 鹿の湯【温泉奉行所】

北海道上陸第一湯目の温泉にふさわしいこの秘湯感。
ユ−ヤンベツ川の袂で静かに佇む湯船は、
日常では味わえない感動を与えてくれた。

北海道 然別峡温泉 鹿の湯【温泉奉行所】

上流から下流に向かって湯船を望めば
また違った素顔を表す湯船にしばし静観する私です。
青緑に染まる湯は底知れぬ力を感じつつ、そばのベンチで入湯準備。

北海道 然別峡温泉 鹿の湯【温泉奉行所】

湯船の中の岩は滑りやすいので足を取られないように慎重に入湯します。
淡い緑色した湯は温度も丁度よく、結構湯船も深い。
自然と一体感になれるコチラの湯、もう言葉では言い表せない心地良さ。

然別峡温泉 鹿の湯・夫婦の湯【温泉奉行所】

この日の実測温度42.2度と絶妙な温度を保つ湯船は、
ドロと鉄の香りに包まれて優しく身体を包み込んでくれる。
中腰の姿勢で入湯するも湯中に腰かけられる岩もあるので探索するといいだろう。

然別峡温泉 鹿の湯・夫婦の湯【温泉奉行所】

山手には『夫婦の湯』と呼ばれる小さな湯船が二つあり、
そこから溢れた湯がこの『鹿の湯』へ導かれている。
パイプから供給されている湯の温度は実測45.9度

然別峡温泉 鹿の湯・夫婦の湯【温泉奉行所】

上流側の湯船は若干青白く、
源泉供給口の温度を測ると52.4度もありました。
湯船の温度も少し熱めですが、入湯できなくもない。でも熱い。

然別峡温泉 鹿の湯・夫婦の湯【温泉奉行所】

下流側の湯船は若干緑色した湯で、
湯船の温度は46.4度と入湯できるが湯に浮かんだチリやごみが気になります。
『夫婦の湯』それぞれに泉質が違う感じがしました。

然別峡温泉 鹿の湯・夫婦の湯【温泉奉行所】

いつまでも入湯していたくなる『鹿の湯』
感激の北海道上陸第一湯目に入湯できたことを胸に刻み湯船を後に…。
いつまでも続いてほしい北海道旅行なのであります。

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温泉の場所 然別峡温泉 鹿の湯・夫婦の湯の地図【温泉奉行所】
然別峡温泉 鹿の湯・夫婦の地図【温泉奉行所】


コメント アクセスも容易な北海道を代表する秘湯混浴温泉。
温泉の泉質

ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(低張性‐中性-高温泉)/源泉温度 51.1℃/pH6.8/勇出量毎分-リットル(自噴)/成分総計4.391g毎Kg

適応性 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・痔疾・慢性消化器病・病後回復期・疲労回復・健康増進・動脈硬化症・慢性皮膚病・きりきず・やけど・冷え性
営業時間
24時間
料金
無料(寸志)
入浴施設
内湯男女各1、露天風呂各1
備品等 なし

連絡先

〒081-0344
北海道河東郡鹿追町町北瓜幕
鹿追町観光協会
0156-66-4034
お気に入り度
塩素消毒臭度  012345完全かけ流し
公式HP 鹿追町観光協会
温泉情報
入湯日付 最終入湯日:2023.7.11(火)


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