(しもすわおんせん すげのおんせん)
温泉奉行所>長野県の温泉>下諏訪温泉 菅野温泉 |
![]() 下諏訪神社下社秋宮で温泉巡り安全祈願を済ませ、 鳥居の前の下り坂を歩いて進んでゆくと、 1つ目信号の交差点角にあるのが菅野温泉だ。 ![]() 外観ではそこに温泉があるとはまったく分からない。 『第三区事務所』と掲げられた建物で とても観光客なんぞは寄り付かないであろう。 ![]() すすけたやぐらのあるその建物の小さな看板に書かれた 『菅野温泉』の矢印通りに進んでゆくと、 ![]() 建物内に続くトンネル状の路地の様なところを少し歩けば 銭湯の看板が見えてきます。 昔はここで露天の市が開催されていたそうだが 今は静かな銭湯用通路となっているようだ。 ![]() コチラの温泉、市が運営する温泉銭湯と言うことだが、 昔ながらの番台がある銭湯で古風な佇まい。 番台のおばちゃんはテレビに夢中になっていた。 ![]() 入湯料金は券売機で購入するもその料金はなんと220円、安い! 銭湯料金よりも安い料金設定に改めて温泉の町を感じさせてくれる。 脱衣場は大変趣のある木製のシンプルな脱衣箱が並べられている。 ![]() チョット薄暗い脱衣場はどこか秘湯感を盛り上げてくれる。 脱衣場と浴室とを隔てるガラス窓からは薄っすらと 湯舟のシルエットが映し出され逸る気持ちを堪えきれなくなる。 ![]() 土曜日の昼間だが入湯客は2〜3人と少なく、 しばらくすると貸切状態でこの湯を堪能できた。 浴室は淡い色合いのタイル張りで目に優しく、 湯舟は楕円形のどこかモダンでレトロな感じが視覚を刺激する。 ![]() その楕円形湯舟の淵からはさわさわと湯があふれ出し、 浴室内にそんなあふれ出た湯の音だけが静かに響いていた。 そんなシチュエーションの中で早速入湯です。 ![]() チョット深めの湯舟に入った瞬間、 優しく体を包み込むこの温泉は硫酸塩泉ということだが、 見た目には頼りなさそうな無色透明なお湯。 浸かってみると若干の塩気と肌にしっとり感を享受できる秀逸な湯である。 ![]() 実測温度42.7度とチョット熱めではあるが、 旅の道中で疲れた身体を存分に癒してくれる。 湯舟中央にある突起部からは源泉が惜しげもなく注がれる。 まさに温泉癒し空間と言う言葉がピッタリ当てはまる銭湯だ。 ![]() 評価について、 下諏訪温泉外湯において、 コチラ『菅野温泉』は雰囲気及び温泉の状態はおそらく最高峰だろう。 スーパー銭湯に馴染んだ人にとっては不向きな温泉施設かもしれないが、 温泉マニアには間違いなく堪らない一湯といえよう。 ![]() ということで満点の5つ星の評価としました。 菅野温泉を堪能した後は温泉銭湯『新湯』へ向かいます。 下諏訪温泉周辺で宿をお探しの方、 宿に直接予約するよりもじゃらんや楽天を介してする方がお安く泊まれることが多いですよ。↓ 一度お試しあれm(_ _)m |
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温泉の場所 | ![]() |
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コメント | 諏訪大社下社秋宮近くにある菅野温泉は地域の銭湯中、雰囲気やお湯は最高峰である。 |
温泉の泉質 |
泉質:ナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物温泉(低張性 アルカリ性 高温泉)/源泉温度58.5℃/pH 8.6/成分総計1492mg/2つの源泉を引いている。(旦過第1源湯60L、旦過第2源湯380L) |
適応性 | 神経痛・筋肉痛・関節痛・高血圧症など |
営業時間 |
5:00〜21:30(冬は5:30から) 無休 |
料金 |
大人220円 子供110円 |
割引情報 | |
入浴施設 |
内湯男女各1 |
備品等 | ドライヤー(有料) |
連絡先 |
〒393-0052 長野県諏訪郡下諏訪町3239−2 TEL:0266−27−6095 |
アクセス | 電車:JR中央本線下諏訪駅より徒歩で約10分 車:長野自動車道岡谷インターチェンジより車で約15分 |
駐車場 | あり(裏手に有料市営駐車場。駐車券に番台でスタンプをもらうと無料。) |
お気に入り度 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
塩素消毒臭度 | 012345 |
公式HP | 下諏訪温泉ポータルサイトのHP |
温泉情報 | |
入湯日付 | 2010年7月24日(土)晴れ |
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