白骨温泉 泡の湯旅館【温泉奉行所】
(しらほねおんせん あわのゆりょかん)



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2019年8月、『野天風呂を探るツアー』と銘打って目指したのは、
本日ツアー二日目、今年2月にも訪れたコチラ『白骨温泉 泡の湯旅館』です。
前回、前々回訪れたときは見事に臨時休館で未入湯でしたが…、

ここは標高1400メートルの高所にあって、
霊峰『乗鞍岳』や北アルプスの峰々に閉ざされた野趣あふれる温泉地。
また臨時休業していないのかが心配です。

白骨温泉 泡の湯旅館【温泉奉行所】
(2019年2月撮影)

事前にネットで調べていたこともあって訪れたこの日は開湯しています。
旅館横手にある駐車場に車を停めて、
日帰り入浴者専用の入り口へ歩いて向かいます。

白骨温泉 泡の湯旅館【温泉奉行所】

旅館建物の裏手にある分かりにくい入り口から入場します。
日帰り入浴時間が10:30から13:30の3時間だけ、
入湯料金も1000円と決してお安くないのです。

白骨温泉 泡の湯旅館【温泉奉行所】

床や壁、天井までもが天然木の板で覆われた廊下は感じよく、
露天風呂までの経路は案内板に沿って向かいます。
たくさんの入湯客で賑わっていますね。

白骨温泉 泡の湯旅館【温泉奉行所】

内湯を経由して露天風呂へ向かうが、内湯はご覧の通り貸し切り状態。
右の湯船は透明なお湯、左は白く濁った湯がかけ流しで提供されている。
折角なのでまずは内湯から堪能します。

白骨温泉 泡の湯旅館【温泉奉行所】

透明なお湯は生源泉そのままをかけ流されているため
体感38度前後のぬるいお湯で、
硫黄の香り漂うお湯には豊富な炭酸が含まれて身体の泡付も確認できるほど。

pH6.3と中性に近く、お肌にも刺激が少なく感じました。
夏場のぬる湯は心地よく、
炭酸と硫黄泉のコラボは他ではあまり体験できないお湯なのだ。

『泡の湯旅館』の名前の由来はこのお湯からというだけあって
この透明な源泉かけ流し湯船は格別な存在である。
時間が経過することによって白く濁ってくる。

白骨温泉 泡の湯旅館【温泉奉行所】

左隣にあるのが『上がり湯』ということで42度前後に加温された湯船。
露天風呂も源泉温度に近い温度となっているため
最後はこの湯で身体を温めて帰るという設定だ。

白骨温泉 泡の湯旅館【温泉奉行所】

内湯から外に出るとすぐにあるのが男性用露天風呂。
ワイルドな自然の中にある長方形の湯船は青白く見える湯に満たされ
山の緑の香りとイオウの香りがすこぶる心地よい。

白骨温泉 泡の湯旅館【温泉奉行所】

パイプから湯船へと源泉がかけ流され、
湯船の岩に付着した温泉成分であるカルシウムや硫黄分が花のように咲いている。
湯船の底にも大量の湯の花が堆積しております。

続いて、男女混浴の大露天風呂へ。
大自然に抱かれし露天風呂は不定形で自然の池のような形状で、
二条の打たせ湯からは源泉が注がれる。

光の加減によっては白くも見えるが、
青白い湯、エメラルドブルーとお伝えする方がしっくりくる不透明な湯は、
湯船に浸かれば男女の差異は見えなくなります。

この日は男女それぞれ同数程の入湯者が湯を愉しんでいます。
女性だけのグループや友達同士、カップル、ご夫婦など…、
タオル着用可なので女性の方も気楽に入湯できますね。

チョッと深めの湯船は浸かれば首の辺りまで浸かれるので、
女性の出入り口までの移動はもっぱら首だけ出して中腰で移動しています。
女性専用の出入り口は湯船に浸かったまま行けるのだ。

源泉温度に近いぬるめの湯船ではあるが、
湯船温度の低下を防ぐため湯船の奥の縁、
湯の底の部分から熱い湯が供給されています。

男女問わず多く訪れるコチラ混浴温泉は、
女性に優しい、入りやすい配慮がなされている温泉なのです。
一度は訪れてみる価値あり、温泉や施設のおススメできる泡の湯旅館です。

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温泉の場所 白骨温泉 泡の湯旅館の地図【温泉奉行所】
白骨温泉 泡の湯旅館の地図【温泉奉行所】

コメント 大自然に抱かれしイオウの香り漂う温泉は、女性に優しい混浴露天風呂だ。
温泉の泉質

源泉名:新泡の湯源泉/泉質:含硫黄-カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩温泉(硫化水素型)(中性低張性温泉)/源泉温度37.3度/pH6.3/湧出量1730リットル毎分(自然湧出)/成分総計1.4g毎kg

適応性 きりきず、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症、うちみ、くじき、痔疾、慢性消化器病、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり
営業時間
日帰り入浴時間/10:30~13:30(14:00退館)
料金
大人(中学生以上) 1000円
小人(3歳~小学生まで) 600円
割引情報
入浴施設
貸切湯(1)混浴露天風呂(1)男女別内湯(各1)
備品等

連絡先

〒390-1515
長野県松本市安曇白骨温泉4185−2
TEL:0263-93-2119
FAX:0263-93-2067
アクセス 電車:松本電鉄新島々駅より白骨温泉行きバス、泡の湯前下車利用約1時間
車:松本ICより車で60分。高山ICより車で60分。
駐車場 無料駐車場あり
お気に入り度
塩素消毒臭度  012345(かけ流し)
公式HP 泡の湯旅館公式HP
温泉情報
入湯日付 2019年8月22日(木)晴れ


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