富山県 鐘釣温泉
野天風呂
富山県の秘境、
黒部渓谷の奥底に静かに湧き出る鐘釣温泉は
悠久の歳月を超えて古い絵はがきに白黒画像として収められている。
渇水時と豊水時のツーショットで構成された絵葉書には、
複数の若い女性らしき方が入浴されている。
自然に湧出する温泉でとても気持ちよさそうだ。
現在ではトロッコ電車『鐘釣駅』下車、徒歩数分で行けますが、
この時代訪れるだけでも相当苦労したに違いない。
今でも混浴野天風呂として存在しているのは嬉しい。
現存する野天風呂は
岩の配置が若干違うようの思いますが、
無色透明の湯は当時と同じ源泉が楽しめると思う。
(2020年9月現在)
開湯されたのは1819年(文政2年)という歴史ある温泉、
今でも河原を掘れば温泉が湧き出す天然の露天風呂は
水着で楽しむ女性の姿もあって賑わっています。
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