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石川県 片山津温泉



(加賀片山津温泉)柴山湖畔に湧き出る湯元


片山津温泉は石川県加賀市にあって、
柴山潟(柴山湖)畔の南側にある温泉街だ。


一時期は歓楽温泉として賑わいを見せていたが、
現在では不況のあおりを受けて、
旅館数13軒ほどの寂れた温泉街となっている。


片山津温泉の起源は承応2年(1653年)に
大聖寺藩二代藩主前田利明公が鷹狩に訪れた際、
湖に水鳥が群れをなしているのを見て温泉の噴出を発見したと
言われています。

温泉地として開発されたのは明治時代からだそうだ。


画像の絵葉書は、
『柴山湖畔に湧き出る湯元』ということで、
湖から湧き出る片山津温泉の湧出地をとらえた写真である。


私は現地で確認はしていないが、
現在ではこの場所は埋め立てられて
大きな温泉旅館が建てられているのだろうと思う。


この絵葉書を見ていると、
当時は湖畔から湯気を上げて
源泉が湧きあがっていただろうと思いを馳せる。


一時期の歓楽地として賑わっていた頃からは
かなりかけ離れた雰囲気が当時にはあったのだろう。


しかし、現在ではその賑わいも無くなり
老人ホームなどの福祉施設が建てられ
落ち着いた雰囲気に戻りつつあるという。

現在の温泉データ

泉質:塩化物泉(ナトリウム・カルシウム塩化物泉)高張性
泉温:72.5℃
湧出量:毎分 400リットル
pH:7.3





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