岡山県 浮田温泉
岡山市から北西方向にある浮田温泉は
周囲は田んぼや山に囲まれた鄙びた温泉地。
古くは湯治場として利用されていたようだが
詳しいことは分かりません。
桃太郎伝説で有名な吉備津彦命(きびつひこのみこと)による
温羅退治(うらたいじ=鬼退治)の温羅が
戦いで傷ついた体を癒すために入ったといわれる温泉らしい。
絵葉書の宿は『大垣旅館』と記載がありますが、
現在では『翠明館』と屋号を変えて営業を続けている。
今でも里山にかこまれた静かな一軒宿だそうだ。
驚くことに、絵葉書の建物を現在も継承して
旅館としてその湯と共に大切に守り続けているようだ。
さすがに内装や浴室などは改装されていますが、
なんとも味わいのある旅館だと思います。
画像の絵葉書は時代的に昭和初期頃と思われますが、
皆さんどう思われるでしょうか?。
いつかは訪れてみたい温泉旅館ですね。
浮田温泉 翠明館
泉質:アルカリ性単純泉
泉温:19.6℃
PH 9.5
湧出量 22.7L/分
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