和歌山県
湯の峰温泉 つぼ湯
日本屈指の最古級温泉である湯の峰温泉『つぼ湯』の古絵葉書です。
今でも同じ湯壷が利用され世界遺産に指定された折り紙付の温泉は
旧来から人々に愛され大切に利用されていたようだ。
女性が二人、湯壷の奥まで入り込み入浴しています。
加水する蛇口などの設備はないところを見ると
当時は川の水を汲み上げて湯船に投入したのだろう。
岩の壁面にはたくさんの落書きなのか
文字がたくさん刻み込まれています。
浴舎があったのはは不明ですが
湯は今と同じ硫黄の香り漂う良泉なのでしょう。
時代的には大正後期頃から昭和の初めの絵葉書だと考察します。
いつの時代もやっぱり良いですね温泉は。
この絵葉書では湯小屋が確認できますね。
湯は透明、泉質はラジウム温泉と紹介されています。
絵葉書の下部には『国立公園 湯の峯温泉』とあります。
吉野熊野が国立公園に指定されたのは昭和１１年ということで
この絵葉書は昭和１１年以降のものということになります。
ここまで読んで頂いた皆様にだけお伝えします。
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平成24年8月現在の湯の峰温泉つぼ湯の画像です。
詳しくはご覧になりたいあなたはコチラをクリックしてください。
湯の峰温泉『つぼ湯』
泉質：含硫黄−ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物泉（重曹硫化水素泉）
泉温：92℃
ｐH：７．３
公式HP：熊野本宮観光協会のHP
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