(たかつきかしだおんせん　たかつきしんりんかこうせんたー)

大山崎にあるサントリーウイスキー工場を見学後､ 高槻市にある『高槻樫田温泉』を訪れた｡ 高槻市とはいえ 訪れた樫田温泉周辺はとても山深く 高槻市街地から北方向へ車で30分程 亀岡方面へ向けてカーブの多い府道を進んでゆく｡ 途中､砕石場や荒廃した工場跡地などあって、 車で走っていてもあまり気持ちの良い道ではないが､ 温泉地周辺は静かな森林地帯が広がっていた｡ ここ樫田温泉は温泉施設のほかに 森林公園やしいたけ狩り、体験学習、宿泊、食事もできる 複合型観光施設で家族連れにはオススメかもしれない｡ 施設入口、階段を上り靴を脱いで入場する｡ 靴ロッカーがないので 高価な靴は履いていかないほうがいいだろう｡ スリッパを履いて受付へ進む｡ 入湯料金700円を支払って そのまま廊下を進むと浴室の入口に到着。 その入口には 温泉を沸かしている燃料の説明書きが掲示されている。 森林伐採で出た間伐材をペレットに加工して そのペレットで温泉を沸かして 自然に配慮していると言うことだ｡ チョット狭い脱衣場には鍵つきロッカーはなく 貴重品ロッカーのみなので金銭管理は慎重にしたい｡ さて服を脱いで内湯へ進む｡ 内湯もそれほど広くないが､ 花崗岩をふんだんに使った浴室内には 中央部分に湯の流れる印象的なオブジェ？があって ここから湯舟へ湯が注がれている｡ 湯舟も花崗岩使用で感じ良いがチョット小さ目､ ５〜６人も入ればゆっくり足を伸ばして浸かれない。 壁際からは滝のように湯が流れ落ちてくるが、 近くで浸かっていると滝の飛沫が顔にかかって ゆっくり浸かれなかった｡ ほぼ無色透明無臭の湯からは 弱アルカリ性のわずかなツルっと感が感じられる程度で 温泉らしさはあまり感じられない｡ 冷鉱泉なので湯舟は完全循環式、 そのため消毒で使用されている 塩素系薬剤のニオイが結構気になるレベルだ｡ 大きな窓の外からは露天風呂が見えているので、 早速行ってみることにする｡ 屋根付の同じく花崗岩風呂には無色透明の循環湯で、 同じく特徴のない湯だが、 周囲の植林された針葉樹を見ながらの入浴は 同時に森林浴も楽しめてよかった気がする｡ 森からは葉っぱの発酵する 春の香りがとても心地よく感じ取ることができた｡ 評価について、 温泉はそれほど印象に残るものではないが､ 周辺の自然環境や施設の充実度は中々のものだ｡ ２つ星の評価とします。 高槻周辺で宿をお探しの方、 宿に直接予約するよりもじゃらんや楽天を介してする方がお安く泊まれることが多いですよ。↓ ↑空室確認もWeb上で瞬時にわかるすぐれもの 一度お試しあれm(_ _)m
温泉の場所

コメント	手軽に森林浴と温泉が楽しめるが、湯はイマイチ。
温泉の泉質	弱アルカリ性冷鉱泉/泉温18度
適応性	神経痛・筋肉痛・うちみ・疲労回復・慢性皮膚病・慢性消化器病・切り傷・美肌作用
営業時間	午前１１時より午後９時まで
料金	大人 700円 小学生 500円 幼児 250円 （タオルなし）
入浴施設	男女別内湯各1露天風呂各１（内湯、露天風呂とも岩風呂が１）、サウナなし
備品等	ボディソープ、リンスインシャンプー、ドライヤー、タオルなし
連絡先	〒569-1002 大阪府高槻市大字田能小字的谷２番地 TEL：0726-88-9400 FAX : 072-688-9410
アクセス	車：高槻市中心部から府道６号線「枚方・亀岡線」を利用し、北へ約１１ｋｍ（約１５分） 電車：ＪＲ高槻駅北口より樫田方面２番のりば（系統60〜63番：中畑・二科・杉生・田能） 　　行きにご乗車していただき、　森林センター前で下車（500円／乗車時間は約４０分）
お気に入り度
塩素消毒臭度	０12345
公式HP	高槻森林観光センターのHP
温泉情報
入湯日付	2009年3月22日(日)雨

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