多伎いちじく温泉【温泉奉行所】
(たきいちじくおんせん)



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2014年度二回目の訪問となる神話の国温泉巡り、
まずは出雲大社を目指して宍道湖北岸の道路を走ります。
宍道湖の雄大さを感じさせるこの道路は、快適なドライブが楽しめる。

出雲の国島根県は、神の国、神話の国ということで、
その中心的に存在するのが出雲大社なのです。
どんなお社なのか興味津々。

多伎いちじく温泉【温泉奉行所】

四つの鳥居をくぐったその先に特大のしめ縄が見えてきた。
お社の奥にテレビでよく拝見するご神殿、そこにおまつりされているのは、
「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」は、「だいこくさま」と称され
縁結びの神様として参拝者が絶えません。

参拝を終えた後向かった先は、
ログハウスにて宿泊できるキララコテージ。
本日はコチラに宿泊します。

多伎いちじく温泉【温泉奉行所】

ここは日本海に面した小高い上にあって
海岸沿いには風力発電用の風車が建ち並び、
地球の丸さを感じる水平線をいつまでも存分に楽しめる。
内陸部に住んでいる温泉サムライはしばしサンセットを満喫です。

多伎いちじく温泉【温泉奉行所】

お、温泉?お待たせしました、今から行きますよ。
ログハウスを運営しているキララグループは
本日訪れる「多伎いちじく温泉」も運営しているということで
無料の入湯券を頂き3キロほど離れたその温泉を目指します。

多伎いちじく温泉【温泉奉行所】

造り酒屋のような外観を持つコチラ温泉施設は
ひと昔前の立派なスーパー銭湯を思わせる。
内部空間はとってもゆとりがあって広くて白い壁が美しい。

多伎いちじく温泉【温泉奉行所】

平成7年に開湯したこの温泉は、
硫酸塩泉と食塩泉の2つの泉源があるらしく、
男女日替わりの入れ替えで2種類の泉質を楽しむことができます。

多伎いちじく温泉【温泉奉行所】

『海神の湯』と命名された今日の男湯は硫酸塩泉。
源泉かけ流しの湯いうことで楽しみは尽きなません。
それでは浴室の扉を開けます。

多伎いちじく温泉【温泉奉行所】

天井高い空間は湯気が充満しモヤがかかっているよう。
窓際に大きな主浴槽と小さな湯船はイチジクの葉が浸けられた薬草湯。
まずは主浴槽、源泉かけ流しの湯から調査します。

湯船の縁からは湯が溢れ出ていない?
っと、疑問に思いつつ無色透明の湯へ浸かります。
実測41.5度、わずかなツルすべ感ある湯には
明らかに消毒剤の存在が確認できる。

確かに湯は新鮮さを感じますが、どうなのでしょうか。
やわらかい浴感に極少のひっかる感覚。
湯はわずかな塩味を含むあっさり系なのです。

多伎いちじく温泉【温泉奉行所】

小さな湯船には
地域特産イチジクの葉を乾燥させ浸けた薬草湯である。
循環湯のコチラの湯、浴感や香りにあまり特徴はないものと考察します。

多伎いちじく温泉【温泉奉行所】

若干のぼせ気味ということで露天風呂へと場所を移します。
庭園風露天エリアは白い幕に囲われ工事中。
東屋付きの岩風呂に透明な湯が満たされています。

日中暑かった気候も夜になるとヒンヤリしてきます。
のぼせ気味の身体も外気に冷やされとっても気持ちいい。
湯が流れ落ちる音がしている露天風呂へ入湯です。

やはり消毒臭を感じる湯ではあるが、
サッパリした浴感で外の空気が気持ちよい。
湯が流れる音はするが目に見えないのが残念だ。

湯船の中を座る場所探して右往左往。
岩で組まれた湯船は背もたれの部分がどこも角度が悪く
岩の角が背中に当たって痛くなるのが難儀かな。

身体の芯まで温まるサッパリ系の透明湯。
湧出湯量や泉温は立派な温泉なのに演出や利用方法が
もう少し工夫が必要か?

多伎いちじく温泉【温泉奉行所】

入湯レポートはここまで。
あたりはすっかり日が暮れて真暗闇の中、
パンバローへの帰路につきます。
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バンガローでは冷蔵庫に用意された
すき焼きセットを料理して暫しの夕食タイム。
外は満点の星空に、漂う腐葉土の発酵する香り。

神話の国の地の果ての
月夜に浮かぶ水平線のその先に
創世期日本の姿が垣間見えたような気がした。

多伎いちじく温泉【温泉奉行所】
すき焼き付き宿泊プラン一人5700円を利用しました。


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温泉の場所 多伎いちじく温泉の地図【温泉奉行所】
多伎いちじく温泉の地図【温泉奉行所】


コメント 無色透明な湯が完全かけ流し、とあるが溢れ出ているのかよく分からない湯に消毒剤が添加されるなどガッカリの設定でした。
温泉の泉質

源泉名:久村温泉
ナトリウム・カルシウム−塩化物・硫酸塩泉(等張性弱アルカリ性高温泉)/泉温50.1℃/pH8.1/

源泉名:多伎いちじく温泉2号泉
ナトリウム−硫酸塩・塩化物泉(等張性中性高温泉)/泉温57.5℃/pH7.5

適応性 痔疾・神経痛・リュウマチ・冷え症
営業時間
10:00〜21:00(受付終了)21:30まで
年中無休(休業日あり)
料金
65才以上400円
大人500円(中学生以上)
小人300円(4才以上)
幼児無料(3才以下)
※家族風呂は上記料金とは別に、1回50分貸切の室料として1,080円
割引情報
入浴施設
男女別内湯各1、男女別露天風呂風呂各1、簡易介護浴室1
備品等 リンスインシャンプー・ボディーソープ・ドライヤー等

連絡先

〒699-0901
島根県出雲市多伎町久村654
電話: 0853−86−2600
FAX: 0853−86−2601
アクセス 公共機関:JR小田駅より徒歩約20分
車:山陰道宍道ICよりR9を出雲市方面へ車で約45分
駐車場 85台あり(無料)
お気に入り度
塩素消毒臭度  012345
公式HP 多伎いちじく温泉
温泉情報
入湯日付 2015年3月30日(月)晴れ


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