あさひ温泉 あさひの湯【温泉奉行所】

(あさひおんせん あさひのゆ)



温泉奉行所三重県の温泉>あさひ温泉 あさひの湯 

モクモクと白煙を吐き出す無数の煙突群。
幾何学的に延びる配管設備や巨大タンク群の存在感が
非日常的に感じられるここ四日市コンビナート。
単調な日々を過ごす私にはなんだか癒しの光景にさえ映ります。

あさひ温泉 あさひの湯【温泉奉行所】

せせこましい古都京都に住まう私には
こんなダイナミックな設備群は見ているだけで心躍らされ、
体の中の好奇心が奮い立たされ一種独特のアドレナリンが分泌されるかのようだ。
夏の夜間にはコンビナート見学用の海上観光クルージングに人気があっていつも予約で満席らしい。

そんなコンビナートでいやされた後に訪れたのが「あさひ温泉あさひの湯」。
温泉博士に温泉手形として掲載され無料で入湯できるということで早速向かいます。

あさひ温泉 あさひの湯【温泉奉行所】

伊勢湾岸自動車道の『みえ川越IC』のすぐ近く、
外観は完全にアミューズメントパークではあるが、
その脇に隠れるように温泉施設が寄り添っている。

あさひ温泉 あさひの湯【温泉奉行所】

ゲーセンやボーリング場を中心としたアミューズメントパークで働く強面の店員さんは
私の顔を見るなり気持ちよく「おはようございます」と挨拶してくれた。
ちょっと意外ではあるが、三重県の方はどこに行ってもみなさん挨拶が好印象ですね。
さて、ゲーセンを横目に見ながら温泉施設へと向かいます。

あさひ温泉 あさひの湯【温泉奉行所】

派手なゲーセンとは趣を異にする温泉建物、
入り口で靴を脱いで無料の下駄箱へ収めます。
キーは退出時までなくさないよう保管します。

システム的にはイマドキのスー銭スタイルでエントランスには受付と休憩場、
食事処が同居する少しにぎやかな場所ではあるが、
券売機で入湯券を購入します。

おっと私は温泉博士をかざして無料にて入場させていただいた。
脱衣場には上下二段の金属製ロッカーが整然と並べられ、
たくさんのお客さんでにぎわう脱衣場内で空いているロッカーを探します。
ロッカーは100円リターン式。

日曜日の開店1時間後の朝10時ではあるが、
かなりのにぎわいを見せている浴室内。
ニコニコしながら湯船に浸かる村上ジョージ似おじさんの顔がとっても印象的。

浴室中央部に主浴槽があって、寝湯、立ち湯、バイブラバス、大きなサウナ、
水風呂と一通りの設備が整っているようだ。
まずはニコニコしたおじさんが浸かる主浴槽へと静かに入湯です。

淡い琥珀色した湯はモール系温泉で
長島温泉系の泉質ということでとってもやわらかい。
しかしながら残念なことに湯は滅菌されたことを示す
塩素系薬品の臭いがわずかばかりに気になります。

さらに信じられないが、モールの淡い香りに混じり、
若干の腐敗臭も感じられるではないか。
湯量も豊富で源泉温度も高い温泉なのになぜ?と一瞬目を疑ったが、
ここは我慢して露天風呂へと移動してみることに。

四方八方建物の壁と塀に囲まれ開放的とはいえない空間ではあるが、
やはり天空を仰ぎ見、外気に触れながらの入湯は気分が違います。

あさひ温泉 あさひの湯【温泉奉行所】

露天風呂入り口正面にある3つのつぼ湯は、
実測温度46.6度の湯が常時注がれ壺から湯が溢れ出すが、
湯は内湯と同じく塩素が添加された残念なモノです。

あさひ温泉 あさひの湯【温泉奉行所】

つぼ湯の温度は43.7度もあって少し熱めで、
短時間の入湯で体の芯まで温められ気持ちいい。
少しなめてみるとわずかな塩味を感じる力強い湯であった。

左奥にはイベント湯として入浴剤が入れられ見るからに毒々しい。
かなり臭いの強いお湯だったので入浴はパスし、
メインの右中央部にある岩風呂へと体を沈めます。

あさひ温泉 あさひの湯【温泉奉行所】

中央部岩の湯口から滝の如くザッーと湯が注がれ、
一瞬完全かけ流しの湯船かと思いがよぎったが、
コチラも脱力系循環加温されたお湯にガッカリさせられた。

さらに奥にはテレビと舞台状になったゴロ寝スペースもあって
みなさんゆっくりくつろいでいたのが印象的でした。

あさひ温泉 あさひの湯【温泉奉行所】

長島温泉周辺で宿をお探しの方、
宿に直接予約するよりもじゃらんや楽天を介してする方がお安く泊まれることが多いですよ。↓
じゃらん激安旅行の検索です。
↑空室確認もWeb上で瞬時にわかるすぐれもの
一度お試しあれm(_ _)m


温泉の場所 あさひ温泉 あさひの湯の地図【温泉奉行所】
あさひ温泉 あさひの湯の地図【温泉奉行所】


コメント 湧出量豊富な源泉を持つ温泉施設だが、なぜだか循環加温式の脱力系。
温泉の泉質

ナトリウム−塩化物温泉/泉温50.6℃/pH8.2/ラドン0.41マッヘ/湧出量310リットル毎分

適応性 きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、神経症、筋肉病、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進など
営業時間
平日10:00〜25:00
土日祝9:00〜25:00
年中無休
料金
大人650円
子供(小学生まで)350円
乳児(小学生以下)250円
割引情報 月刊誌『温泉博士』に数ヶ月に一度の割合で無料で入湯できる温泉手形が掲載されている。
入浴施設
男女別内湯各1、露天風呂各1、サウナあり
備品等 ドライヤー、ボディーソープ、リンスインシャンプー、貴重品ロッカー

連絡先

〒512-8102
三重県三重郡朝日町181
TEL:059-377-5111
FAX:059-377-5033
アクセス 電車:近鉄朝日駅 送迎バスあり
車:伊勢湾岸自動車道みえ川越ICから約1q
駐車場 あり、無料
お気に入り度
塩素消毒臭度  012345
公式HP あさひの湯のHP
温泉情報
入湯日付 2012年2月26日(日)くもり


三重県の温泉へ戻る 温泉奉行所トップへ


Copyright (c)2008-2011 温泉奉行所 All Rights Reserved.