別府温泉 竹瓦温泉【温泉奉行所】
(べっぷおんせん たけがわらおんせん)


温泉奉行所大分県の温泉>別府温泉 竹瓦温泉 

「竹瓦温泉」は別府温泉を代表する温泉場と言われるぐらい有名なところで、
外観は唐破風造りの趣のある浴舎が入湯者を迎えてくれます。

別府温泉 竹瓦温泉【温泉奉行所】

どこか愛媛県にある道後温泉本館の浴舎にも似た佇まいで、
頭の中が混乱してくる。

別府温泉 竹瓦温泉【温泉奉行所】

竹瓦温泉の歴史は明治12年に青竹を割って瓦にした浴舎が建てられた。
「竹瓦温泉」の名前の由来はここからだそうだ。
詳しくは「温泉資料館収蔵の竹瓦温泉」をご覧下さい。

別府温泉 竹瓦温泉【温泉奉行所】

現在の浴舎が建てられたのは昭和13年というから
70年以上経過していてそれなりの風情を醸し出している。
こちらでは名物の砂湯と完全かけ流しの内湯が
堪能できるという事で楽しみの一湯だ。

別府温泉 竹瓦温泉【温泉奉行所】

入り口で靴を脱ぎ、受付で入湯料金100円を支払う。
券売機と違ってアナログ的な人情味溢れる温かみのある受付で
しばしのおしゃべりタイム。

別府温泉 竹瓦温泉【温泉奉行所】

今日は雨天のため入湯客は少なく受付もとても暇そうにしていた。
竹瓦温泉において、こんなにお客さんが少ないのは
とても珍しいと「つるや旅館」の女将さんが教えてくれた。

別府温泉 竹瓦温泉【温泉奉行所】

時間の都合で砂湯は体験できなかったが、
今思えば「しとけばよかったなぁ」と後悔の念です。
入り口を左に行けば砂湯、右に進めば内湯へとなっています。

別府温泉 竹瓦温泉【温泉奉行所】

内湯の暖簾をくぐると広い空間が目の前に広がります。

別府温泉 竹瓦温泉【温泉奉行所】

1階部分には脱衣場があるのですが、
さらに地階から吹き抜け状態となっているため
ゆったりとした静かなその空間は
時間の経過がとてもゆっくりとしている別世界がそこにはあった。

別府温泉 竹瓦温泉【温泉奉行所】

地階には素朴な湯舟がひとつ、
お湯をタップリたたえて
静かに入湯者が来るのを待ち構えているかのようだ。

脱衣場にロッカーはあるのですが、
鍵付きロッカーは有料なので貴重品は持ち込まない方が無難である。

別府温泉 竹瓦温泉【温泉奉行所】

服を脱ぎ湯舟のある地階へ階段を下りて行く。
昭和13年から存在する湯舟や床には
その歴史が刻み込まれていてとても趣がある。

別府温泉 竹瓦温泉【温泉奉行所】

壁際にある半楕円形の湯舟には滔々と源泉が注ぎ込まれていて
湯舟の縁から湯があふれ出している。
若干の加水も確認できるが源泉温度が高いため仕方ない。

湯舟の湯を思い切り桶ですくい、遠慮なく全身にかけ湯した。
ちょっと熱めなので、ゆっくりと湯舟に浸かります。

別府温泉 竹瓦温泉【温泉奉行所】

若干緑色した湯に満たされた湯舟はちょっと深めで、
現在の規格ではないことはこんなところで再確認できる。

別府温泉 竹瓦温泉【温泉奉行所】

浴感は若干つるつる感のある優しい感覚で、
キシッとしっかりした浴感も味わえる。
ちょっと泥の香りのある湯は実測温度44.8度でとても暖まる。

湯舟は完全に地面より下にあるが、
源泉により近い場所に設置されているので
新鮮な温泉が味わえるような設計になっているのだろう。

別府温泉 竹瓦温泉【温泉奉行所】

湯舟に浸かり浴室内を観察すると、
昭和レトロ的な四角いガラスの嵌められた大きな窓や建て屋、
大らかに組まれた床の石組みや壁の白いタイルを見ていると、
古い絵はがきに印刷された浴室へ迷い込んだ感覚さえ覚える。
しばしタイムスリップを体験した様な気分だ。

別府温泉 竹瓦温泉【温泉奉行所】

評価について,

歴史深い趣のある浴舎と土臭い色付きの湯。
かけ流しの湯に浸りながらしばしのタイムトラベルができました。
露天風呂はないものの砂湯もあってゆっくり楽しめそうだ。

文句なしの5つ星評価です。

別府温泉 竹瓦温泉【温泉奉行所】

歴史ある竹瓦温泉をひとりで貸切で利用することができた。
夏の鬱陶しい雨にある意味感謝です。

別府八湯温泉まつり実行委員会


別府温泉で宿をお探しのあなた。
宿に直接予約する前にじゃらんや楽天トラベルで予約する方がお安く泊まれることがあります。
空室確認もWeb上で簡単に確認できるすぐれもの↓
じゃらん激安旅行の検索です。
見るのは無料、今すぐアクセス(^_^)↑


温泉の場所 別府温泉 竹瓦温泉の地図
別府温泉 竹瓦温泉の地図


コメント 別府温泉を代表する「竹瓦温泉」歴史を感じる浴舎とかけ流しの温泉はお勧めです。
温泉の泉質

(男湯)竹瓦温泉1号泉/ナトリウム・マグネシウム−炭酸水素塩・塩化物泉
(女湯)竹瓦温泉2号泉/ナトリウム−炭酸水素塩泉

(砂湯)単純温泉
pH:6.7〜7.3/泉温42〜57.5度

適応性 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・痔疾・冷え症・疲労回復・慢性皮膚病・慢性婦人病など
営業時間
【普通浴】6:30〜22:30 普通浴休業日:12月の第3水曜日
【砂湯】8:00〜22:30(最終受付は21:30)砂湯定休日:毎月第3水曜日

料金
普通浴(男湯) 100円
普通浴(女湯) 100円
砂湯 1000円

割引情報 「別府八湯 温泉まつり」の日は無料開放されるそうだ。
別府八湯温泉まつり実行委員会
入浴施設
男女別内湯各1、湯舟各1、砂湯1
備品等 洗面器

連絡先


別府市元町16-23
TEL(0977)23-1585
アクセス 車:大分自動車道 別府ICから別府駅方面へ車で約15分
公共機関:JR別府駅東口より駅前通りを徒歩約10分
駐車場 海沿いに専用の有料駐車場あり
お気に入り度
塩素消毒臭度  012345
公式HP 竹瓦温泉のHP
温泉情報
入湯日付 2009年8月6日(木)雨


大分県の温泉へ戻る 温泉奉行所トップへ


Copyright (c)2008-2012 温泉奉行所 All Rights Reserved.