永源寺温泉 八風の湯【温泉奉行所】
(えいげんじおんせん はっぷうのゆ)



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滋賀県、日本一大きなみずうみ琵琶湖の東岸部、
歴史ロマンや神秘を求めて近江の国を散策です。

2011年NHK大河ドラマ『お江』の舞台となったここ近江の国、
その歴史背景となっている戦国時代は
あの有名な比叡山延暦寺の焼き討ちを初めとし、
数々の歴史ある寺院を兵火で失った。

永源寺温泉 八風の湯【温泉奉行所】

その内のひとつ永源寺も兵火により消失、
画像の本堂は明和年間に再建された建物ではあるが、

永源寺温泉 八風の湯【温泉奉行所】

山門入り口付近にある十六羅漢石像だけは当時の面影を今に伝えているようだ。

永源寺温泉 八風の湯【温泉奉行所】

そんな永源寺の門前にあるその名も『永源寺温泉』は
平成20年に完成した新しい高級スーパー銭湯系の温泉施設で、
シックな色調の和風建屋は周辺の環境にも配慮されていのだろう。

永源寺温泉 八風の湯【温泉奉行所】

入り口で靴を脱ぎ下駄箱へ靴を収めて受付へと進みます。
下駄箱のキーと交換で脱衣ロッカーキーを受け取ります。
入湯料金などの決済は帰るときに一括で支払うシステム。

このロッカーキーですべての料金支払いができるすぐれものではあるが、
このキーの取扱には注意が必要です。

永源寺温泉 八風の湯【温泉奉行所】

館内は広い廊下の板張りで右に左に続いていて
入湯客を飽きさせない間取りとなっている。
館内着とバスタオルが入ったカバンを受け取り一番奥にある浴室へと向います。

永源寺温泉 八風の湯【温泉奉行所】

中庭などが配された広い廊下を2〜3回クネクネっと曲がると
突き当たりに浴室の入り口があります。

脱衣場は清潔に保たれ落ち着いたブラウン系カラーに統一されたシックな空間。
キーのナンバーの指定されたロッカーは決して大きいとは言えないが、
中にはハンガー2本が備えられている。
では早速浴室へ向いましょう。

永源寺温泉 八風の湯【温泉奉行所】

洗い場の側を通り抜けると内湯のある空間なのですが、
露天風呂と内湯を隔てるガラス窓が
床から天井までスッキリ取り払われてとても開放的。

永源寺温泉 八風の湯【温泉奉行所】

二つの繋がった湯舟には薬草湯と温めの湯のコラボ。
浴感はハッキリ言ってしまえばどちらも良いとは言えない。
薬草湯はバブルと共に薬草のアロマ漂うであろうと期待したがあまりよろしくない。

永源寺温泉 八風の湯【温泉奉行所】

実測温度41度の温めの湯はただ単に温いだけで
温泉の香りや特徴も消え去っているようである。

永源寺温泉 八風の湯【温泉奉行所】

窓も壁もない向こう側は浴舎をとり巻くような広がりを持つ露天風呂ゾーン、
期待外れの内湯から無意識のうちに外に出た。
小さ目だが細長い岩風呂と、つぼ湯が二つ。
最奥には塩サウナもあります。

永源寺温泉 八風の湯【温泉奉行所】

湯はすべて循環濾過加温されたオモシロ味のない湯なので
入湯前から期待はしていなかったが、
岩風呂のある一定の場所からは泥のにおいに似た硫黄の香りがわずかに漂ってくる。
温泉分析書には微量の硫化水素が含まれることが確認できるので頷ける。

永源寺温泉 八風の湯【温泉奉行所】

42度の適温の湯はわずかな琥珀色を呈しており、
湯に添加されているであろう塩素の臭いもほとんど感じず湯を楽しめる。
露天風呂の前面には愛知川を望み、
遠く戦国時代の歴史ロマンに思いを馳せゆっくり寛ぐのもいいだろう。

永源寺温泉 八風の湯【温泉奉行所】

ここでの温泉の楽しみ方はこうだ。
内湯を堪能した後は露天風呂の岩風呂に移動する。
岩風呂の硫黄の香りを確認しそこでしばらく湯浴みする。
その後、サウナの水風呂(実測温度25度)で体をクールダウン。

永源寺温泉 八風の湯【温泉奉行所】

となりのドライサウナへ行くもよし、屋外の塩サウナへ行くもよし。
基本パターンは水風呂と岩風呂の往復だろう。
温泉サムライ独断の入湯法だが水風呂の温度が比較的高いためとても気持ちいいのだ。

永源寺温泉 八風の湯【温泉奉行所】

館内にはゆっくりまったり寛げるスペースが多数用意され、
マッサージや食事処も充実しているので
一日ゆっくり体を休める施設としては得点が高いだろう。

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温泉の場所 永源寺温泉 八風の湯の地図【温泉奉行所】
永源寺温泉 八風の湯の地図【温泉奉行所】


コメント 琥珀色の湯からはわずかだが硫化水素の香り漂う優しい湯。
温泉の泉質

単純温泉(低張性弱アルカリ性温泉) /pH8.38/泉温38.1℃

適応性 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進。
営業時間
10:00 〜 22:00(最終受付午後9時)
年中無休(場合によりメンテナンス休業あり)
料金
大人1300円 小人700円 幼児200円(平日)
大人1500円 小人800円 幼児200円(土日祝)
※タオル・バスタオル・館内着を含む ※再入浴可
(幼児の利用にはタオル・バスタオル・館内着はついていません)

割引情報 永源寺山門に300円引きの割引券が置いてあった。
じゃらんに100円で入湯できる割引券があった。
入浴施設
男女別内湯各1、男女別露天風呂あり、サウナ2あり
備品等 ドライヤー、ボディーソープ、リンス、シャンプー、ドライヤー、カギ付ロッカー、貴重品ロッカー、館内着、バスタオル、フェイスタオル付き

連絡先

〒527-0212
滋賀県東近江市永源寺高野町352 
TEL:0748-27-1126 
FAX:0748-27-2226

アクセス 公共機関:JR 近江八幡駅と永源寺温泉 八風の湯を往復する無料マイクロバス     利用で45分。
車:名神八日市ICより 約12分
駐車場 あり、無料
お気に入り度
塩素消毒臭度  循環湯:012345 
公式HP 永源寺温泉八風の湯のHP
温泉情報
入湯日付 2011年6月28日(火)曇り


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