(ふつかいちおんせん　ごぜんゆ)

２００９年夏の旅行は九州と決め、 九州上陸後の一湯目がココ、 福岡県筑紫野市にある『二日市温泉　御前湯』での入湯だ。 （大宰府天満宮） 九州道、福岡IC〜大宰府IC間が、がけ崩れのため通行止めで 一旦福岡ICで強制的に高速道路を下ろされた。 そのついでに訪れたのが大宰府天満宮と二日市温泉というわけだ。 当温泉地はJR二日市駅から徒歩１０分とアクセスもよく 賑やかな街中にあって温泉地という趣は微塵も感じないが ７軒の温泉旅館と２軒の共同浴場がある立派な温泉地だ。 １３００年前に開湯とその歴史は古く、 江戸時代には黒田藩主御用達の御前湯が設けられていたそうだ。 現在の共同湯「御前湯」の由来となっているが当時の施設は存在しない。 明治時代には夏目漱石も訪湯しているという。 コチラの共同浴場は筑紫野市営の福祉センター内にあり、 料金は大人２００円で入湯できるとあって 朝の開店前から施設前には１０名程の地元の入湯客が列を作って待っている。 平日の朝９時という時間帯なので、 家事の終えた主婦やお年寄達がその列の構成人員だろう。 こちらの施設には駐車場はないので、 道路をはさんだ向かい側に100円パーキングがあるので そちらに駐車後入湯することに。 入口の券売機で入湯料金200円を支払って受付へ券を渡す。 2階の休憩室でゆっくりしたい方は500円を支払うと利用できるということだ。 館内は比較的新しい施設で鄙びた感じや温泉情緒などなく、 チョットきれいな大衆浴場といった面持ちだ。 脱衣場にはロッカーの設置はあるが別に10円の料金が必要となるので あらかじめ受付前にある両替機で両替することをオススメする。 スチール製のロッカーで味気ない脱衣場だが服を脱いで浴室へ進む。 浴室内は明るいタイル張りの清潔で明るい空間。 そこに2つの湯舟があって 手前が気泡湯とジェットバスの複合浴槽で、 奥にある湯舟は静かに湯が張られた適温の湯であるが、 いずれの湯舟も循環ろ過加温式の塩素滅菌された残念な温泉だ。 若干のツルツル感からは温泉ということが感じ取れるが、 湯からは重曹成分と滅菌の塩素とが化合した臭いが漂っている。 その濃度は比較的低く設定されているのであまり気にならなかった。 夜通し運転してきた疲れを癒しつつ ゆっくり湯浴みしていると、 地元の方が次から次へと入浴を楽しみにやってくる。 ココは地域のオアシス的な温泉銭湯なのだろう。 評価について､ 循環式温泉だが、ｐＨ8.7の湯はツルツル感を感じる優しい湯。 露天風呂はないもののその低料金で開放された施設は 地元の方も多く利用しているすぐれた温泉施設といえよう。 私の評価はズバリ３つ星とさせていただく。 二日市温泉で宿をお探しのあなた。 宿に直接予約する前にじゃらんや楽天トラベルで予約する方がお安く泊まれることがあります。 空室確認もWeb上で簡単に確認できるすぐれもの↓ 見るのは無料、今すぐアクセス(^_^)↑
温泉の場所

コメント	地域住民に愛されるの温泉銭湯だが、湯は循環ろ過式の塩素滅菌されてた温泉だ。
温泉の泉質	アルカリ性単純泉/泉温 ５5.6℃ アルカリ性単純泉/泉温 41.4℃ 単純泉/泉温 31.1℃
適応性	神経痛、筋肉痛、疲労回復など
営業時間	午前9時〜午後9時 :第1、3水曜日休み
料金	入浴のみ 大人（中学生以上）200円 子供（3歳〜小学生）100円 入浴と２階休憩室利用は 大人（中学生以上）500円 子供（3歳〜小学生）250円
割引情報
入浴施設	男女別内湯各1で湯舟が各２、サウナなし、露天風呂なし
備品等	10円有料カギ付ロッカー、ドライヤー２０円/６分
連絡先	福岡県筑紫野市湯町２−４−１２ ＴＥＬ０９２−９２８−１１２６
アクセス	九州自動車道筑紫野ICから約２ｋｍ JR鹿児島本線二日市駅からバス１０分二日市温泉前下車
駐車場	なし（前面に100円パーキングあり）
お気に入り度
塩素消毒臭度	０12345
公式HP	御前湯のＨＰ
温泉情報
入湯日付	2009年８月３日（月）曇り

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