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温泉奉行所>和歌山県の温泉>花山温泉 薬師の湯 |
2018年6月、近畿地方は梅雨入り直前。 本日は和歌山県にてバイクの大会が開催された。 なんと奇跡の上位入賞で意気揚々、気分も最高です。 だがしかし、歳には勝てないこの体の疲労感。 ここは温泉で疲労回復ということで帰り道に立ち寄り湯したのが 和歌山市内にある『花山温泉 薬師の湯』 阪和自動車道を走っているとチラリと見える『花山温泉』の看板 いつも気になりながら立ち寄れなかった温泉へ本日は向かいます。 和歌山インターから車で5分とアクセスは最高です。 周辺はかなりの市街地、 こんなところに温泉旅館があるのは些か違和感ありますが、 湧き出す温泉の泉質がスゴイと巷で噂なのです。 ![]() 外観は古びたコンクリ造の三階建て。 付帯する駐車場はほぼ満車状態でとっても賑わっている様子。 温泉七つ道具を携え玄関をくぐります。 ![]() 玄関で靴を脱ぎ、シューズロッカーへ靴を収めます。 正面2階への階段を昇ったところがフロントだ。 入湯券を券売機で購入し受付へ手渡します。 ![]() 浴場へはさらに廊下を進んだ先の階段を昇ったところにありました。 浴場までの道中、源泉が飲泉できる蛇口や 透明配管の中を流れる源泉を見学することもできる。 ![]() 湯治場の雰囲気を感じさせる旅館内は 忘れかけた何かを思い出させてくれるような落ち着いた空間。 所々にある腰掛で小休止しながらのんびりもできます。 ![]() 暖簾をくぐって脱衣場へと進みます。 す、スゴイ入湯客でごった返しております。 無料で使えるロッカーや脱衣かごは空いてません…。 旅館の規模に反して少し手狭な脱衣場。 仕方がないので100円有料のコインロッカーを使用して 入湯準備を進めます。 準備ができたところで内湯の引き戸を開けると、 入湯客でごった返えした内湯は、 右手前にサウナ用水風呂、打せ湯を備えた白湯42度の湯。 窓の前面にある茶色く染まる温泉湯船群。 左から源泉かけ流しの湯、 右に38度と41.5度の温度差のある温泉沸かし湯だ。 先ずは火照った体を冷ますため源泉かけ流し湯船から入湯です。 源泉温度約26度とヒンヤリ気持ちよい浴感ですが、 温泉に含有する炭酸の効果で身体の芯から徐々に温まってきます。 濃密な茶色いこの温泉、 実は湧き出した瞬間は透明なのですが、 湯に含まれる鉄分が空気に触れた瞬間から酸化して茶色くなるそうだ。 湯に浸かれば鉄の香りと炭酸の清涼感に包まれながら、 肌を刺激する濃厚塩分と肌を覆うツブツブの炭酸の泡が すこぶる気持ちよい。 しかも長時間湯船に浸かっていても 指先がシワシワにならない高張性の温泉なので 温泉の成分が体に浸透しやすく効能にも期待できそうだ。 ヒンヤリ気持ちよい源泉風呂も長く浸かっているとさすがに冷えてきます。 そんな時は隣にある温泉沸かし湯へと移動します。 循環加温しているので浴感的にはどうなのか? 炭酸濃度が幾分低くなっていると思われるが、 湯に含まれる塩分がガッツリ身体を温めてくれる。 夏のこの季節、長湯は禁物というか、できないな。 源泉風呂はいつも満員で入れる隙がなく、 かなりのイモ洗い状態で手狭なコチラ温泉。 にもかかわらずガラガラに空いている湯船があります。 ![]() (水風呂ではしゃぐ愉快なバイクの仲間たち。 醜いので小さな画像でご紹介@。) サウナ用水風呂は当然なのですが、 隣にある打たせ湯付き42度白湯沸かし湯。 あと屋外にある露天風呂なのです。 露天風呂へは沸かし湯湯船の中を歩いて進みます。 湯の透明度がほとんどないので足元がおぼつかないが、 手すりをしっかりつかんでこけないように慎重に進みます。 ![]() (露天風呂を堪能する愉快なバイクの仲間たち。 醜いので小さな画像でご紹介A。) 露天エリアに出てみると強烈な太陽光が全裸のお肌を焦がすよう。 日光浴も同時に楽しめる39度に加温された湯船は四角く小さめ。 景色は拝めませんが、小さな紫陽花の花がきれいに咲いている。 ![]() ここで湯船の縁を観察してみると、 温泉に含まれるカルシウム分が湯船外側壁面にビッシリと析出し、 小さな棚田を形成しています。 この棚田を見ていると、 奈良県にある『入之波温泉』や北海道にある『二股ラジウム温泉』を思い出す。 コチラ温泉も上記に負けず劣らすの濃厚温泉なのです。 温泉サムライ流、ここでの温泉入湯法は…、 先ずは源泉風呂にて炭酸の恩恵を受けるべし。 続いて加温された温泉でガッツリ身体を温める。 のぼせそうになったところでサウナ用水風呂で一気にクールダウン。 サウナもあるのであなたのお好みで楽しんでください。 入湯方法は公式HPに『花山温泉独自の温冷入浴法』が紹介されているのでご覧あれ。 ![]() 湯上り後、廊下にあった飲泉場で源泉をゴクリ。 強烈な塩辛さとエグ味、隠し味に炭酸みたいな。 とてもたくさん飲めない源泉に苦笑します。 ![]() 琉球畳が敷かれたごろ寝スペースや 昼食セット入湯プランもあったりと 日帰り入浴に積極的な温泉旅館に好感が持てます。 ![]() フロント前の小休止エリアにはたくさんのお土産が売られています。 昭和時代の温泉ヘルスセンターを彷彿とさせてくれる。 どこを見渡しても視覚的にホッコリできる温泉旅館でした。 花山温泉で宿をお探しの方、 宿に直接予約するよりもじゃらんnetや楽天トラベルを介してする方が お安く泊まれることが多いですよ。↓
一度お試しあれm(_ _)m
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温泉の場所 | ![]() |
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コメント | 街中にある温泉旅館はかけ流しのスゴイ泉質の温泉だ。 |
温泉の泉質 |
花山温泉/泉質:含二酸化炭素・鉄(U,V)-カルシウム・マグネシウム-塩化物温泉(高張性-中性-低温泉)/泉温25.2度/pH6.3/ラドン0.4マッヘ毎Kg/湧出量128リットル毎分/成分総計19.75mg毎Kg |
適応性 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、 きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、不眠病、高血圧病、動脈硬化病、月経障害 |
営業時間 |
日帰り入浴08:00〜23:00(最終受付22:30) 毎週木曜日08:00〜10:00(10時以降は休館) 木曜日が祝日の場合は通常営業 |
料金 |
大人 1100円(17時から850円) 小人 550円(17時から420円) |
割引情報 | |
入浴施設 |
男女別内湯各1、男女別露天風呂1、サウナあり |
備品等 | ボディーソープ、シャンプー、リンス |
連絡先 |
〒640-8303 和歌山県和歌山市鳴神574 TEL073-471-3277 |
アクセス | 電車:JR和歌山駅より秋月停留所下車 徒歩10分 (JR和歌山駅よりタクシーで10分) 車:阪和自動車道和歌山ICより2Km、約5分。 |
駐車場 | あり、無料 |
お気に入り度 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
塩素消毒臭度 | 012345 |
公式HP | 花山温泉公式HP |
温泉情報 | |
入湯日付 | 2018年6月17日(日)晴れ |
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