伊香保温泉 露天風呂【温泉奉行所】
(いかほおんせん いかほろてんぶろ)



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2018年10月、日本の温泉文化を探るツアーと銘打って
目指したのは群馬県にある石段で有名な『伊香保温泉』
温泉探索ツアー本日三日目、さてどんな温泉に出会えるのか!

伊香保温泉 伊香保露天風呂【温泉奉行所】

万座温泉を出発し、八ッ場ダムで温泉地丸ごと移転した『川原湯温泉』へ。
ここにある日帰り入浴施設『王湯』へ立ち寄り湯するも本日定休日。
完成間近の八ッ場ダムを横目に伊香保温泉を目指します。

一般道を走ること約70キロ、
時間にして2時間弱の道のりは意外と体力を消耗します。
国道沿いではおいしそうなリンゴがたくさん売られていました。

まもなく到着という車窓からは遠くからでも
「あそこが温泉街である」ということが確認できるぐらいの巨大温泉地。
広大な山の斜面に乱立するかのごとく温泉ホテルや旅館が建ち並ぶ。

伊香保温泉 伊香保露天風呂【温泉奉行所】

コチラ温泉地、中央部を貫く石段が有名で、
映画『テルマエ・ロマエ』のワンシーンが頭をよぎります。
向かうはこの階段最上部のさらにその先にある露天風呂だ。

伊香保温泉 伊香保露天風呂【温泉奉行所】

温泉街を車で迷いながら石段を横切り奥へ奥へと。
カーナビがうまく機能せず振出しに戻って
別ルートから河鹿橋手前にある無料パーキングへと到着です。

伊香保温泉 伊香保露天風呂【温泉奉行所】

到着したのが9時過ぎと開湯時間に遅れたと思いきや
10月からは10時から開湯となっていたのでしばしの足止め。
4月から9月までが9時開湯ということでした。



待っているのは時間がもったいないので
石段を降りたところにある『石段の湯』へ小走りで向かいます。
石段数は上から下まで365段あるそうです。



コチラ温泉のレポートは後ほど…、
入湯後は降りてきた石段をまた駆け上がります。
朝の温泉街は意外と静か、お店もまばらに開店しています。

伊香保温泉 伊香保露天風呂【温泉奉行所】

河鹿橋から上は京都の哲学の道を彷彿とする小径が続き、
川の右岸を歩けばすぐ右手に入り口が見えてくる。
開湯時間から5分ほど遅れた10:05無事に到着。

伊香保温泉 伊香保露天風呂【温泉奉行所】

露天風呂建屋の上手には『伊香保温泉源泉地』が
東屋の下で静かにそしてコンコンと湧き出しています。
近くに行って見学します。

伊香保温泉 露天風呂【温泉奉行所】

透明カプセルに覆われた源泉から温泉が湧き出す様子が見学できます。
説明では『この源泉は通称二号源泉と呼ばれ、深度98メートル
温度45.7度、毎分湧出量は約1443リットル、泉質は硫酸塩泉』とあります。



温泉が湧出したのが今から2000年前と歴史ある温泉で、
ここ『伊香保温泉 露天風呂』はその歴史に見合った雰囲気が感じられる。
暖簾の横にある券売機で大人450円の入湯チケットを購入します。

伊香保温泉 伊香保露天風呂【温泉奉行所】

受付のお嬢さんへチケットを渡して露天風呂へと進みます。
簡易な塀の向こうはもう露天風呂!
自然の中に溶け込むように佇んでおります。

脱衣場はどこ?
露天風呂の横にある脱衣エリアも露天仕様となっており、
寒い季節は服を脱いで即温泉へ飛び込むような簡易なものです。

伊香保温泉 露天風呂【温泉奉行所】

しかし、ロッカーは鍵付き無料と盗難事故防止もしっかりとしており、
旅行者の貴重品盗難という悲劇からも一定の対策がとれているのは安心できます。
入湯者からもロッカーはいつも確認できますもんね。

伊香保温泉 露天風呂【温泉奉行所】

それでは素早く脱衣をして温泉へと入湯です。
露天風呂中央部には築山状のミニ庭園があって”池”のような湯船は
向こう側と手前では仕切りがあって温度差がつけられております。

先ずは手前の湯船から入湯します。
体感温度は40度弱のぬるめの湯は鉄分豊富な泥臭い湯。
茶緑色の湯はサラリとした優しい肌触りがとてもお肌にはよさそうです。

この泥臭い湯は好きな人、嫌いな人と意見が分かれそう。
湯色のインパクトや、鉄・ドロの香りが強いが入湯感は意外と軽い感じ。
陽の当たる加減で湯の色が茶色から緑へと変化するのがきれいです。

源泉から一番近い温泉場というだけあって
さっき入湯した『石段の湯』とはまさに月とスッポンほどの差がありますね。
源泉温度は41.6度と加温も加水もその必要はなさそうです。

伊香保温泉 露天風呂【温泉奉行所】

更にその奥の湯船はチョット熱めの実測41.4度。
まさに生源泉が注ぎ込まれたそのままの温泉は新鮮そのもの。
身体の中の血液が”踊り奮い立つ”そんな感覚さえも芽生えます。

伊香保温泉 露天風呂【温泉奉行所】

ぬる湯湯船の湯色に比べるとコチラの方が若干透明感が高く感じられる。
源泉に近いため鉄分の酸化具合に違いがあるためなのでしょうか?
温度の割に身体の芯まで温められる温泉パワーを感じます。

伊香保温泉 露天風呂【温泉奉行所】

伊香保温泉を短時間で満喫するなら、
巨大ホテルの立派な湯船よりも、老舗温泉旅館のお風呂よりも
ここ『伊香保露天風呂』一湯で十分満足できた気がした。

たがしかし、私のように365段ある石段を
上から下まで走って上がるような強行は決してしないように。
ゆっくり見て回れる時間は必要かと思われる。

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温泉の場所 伊香保温泉 伊香保露天風呂の地図【温泉奉行所】
伊香保温泉 伊香保露天風呂の地図【温泉奉行所】


コメント 湧きたて源泉が楽しめる古風な共同浴場の露天風呂。
温泉の泉質

源泉名:黄金の湯/泉質:カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉(中性低張性温泉)/泉温:約41.6℃/pH6.3

適応性 火傷(やけど)運動麻痺打ち身消化器病神経痛捻挫(ねんざ)・挫き(くじき)高血圧切り傷筋肉痛関節痛皮膚病痔五十肩・50肩動脈硬化冷え性
営業時間
営業:9時〜19時(10月〜翌3月は10時〜18時)受付〜各1時間前まで
休業:第1・3木曜休、定休日が祝日の場合は営業 
料金
大人450円
子供200円
※1歳未満の乳児は入浴できません
割引情報
入浴施設
男女別露天風呂
備品等 鍵付き脱衣ロッカー、シャンプーなどなし

連絡先

377-0102
群馬県北群馬郡伊香保町甲湯元581

TEL0279-72-2488
アクセス 車:
関越渋川伊香保ICよりR17、県道33経由、榛名・伊香保方面へ25分
電車:
JR上越線渋川駅から関越交通バス伊香保温泉行き約25分、終点下車、徒歩3〜10分
駐車場 あり、無料
お気に入り度
塩素消毒臭度  012345
公式HP 公式のHP
温泉情報
入湯日付 2018年10月18日(木)晴れ


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