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温泉奉行所>新潟県の温泉>五十沢温泉 ゆもとかん |
2022年の夏休み『新潟、福島、栃木の混浴温泉を求めて』をテーマに 1泊目の宿泊地に選んだ温泉地は、新潟県『五十沢温泉ゆもとかん』 コロナオミクロン株も下火になってきたので作戦決行だ。 途中立ち寄り湯した『越後田中温泉』で湯を堪能したのち、 一路『五十沢温泉』を目指してさらにドライブが続きます。 周辺は穂が垂れた黄金色の田園風景が続きます。 道中『五十沢温泉』の看板が掲げられているので 道に迷うこともなく向かえるのが嬉しい。 針葉樹の林を抜けたところに『ゆもとかん』がありました。 ![]() 五十沢温泉は「いかざわおんせん」と読み、 1976年、消雪用の井戸を掘っていたところ、 深さ約50m足らずで泉温52度の湯脈に当たったという。 平野部にある温泉一軒宿は秘境感や隠し湯的要素に乏しく、 田舎の温泉宿といった趣だが、 源泉かけ流しの混浴温泉がとても楽しみなお宿である。 ![]() 広々としたエントランスには、良質温泉が予想される熊のはく製。 その他、地方の特色がにじみ出ている調度品が興味深い。 静かな館内にてチェックインを進めます。 ![]() 用意していただいた客室は和風のお部屋。 ローベッド付きですよと!い云う案内ですが、 まっ、普通のマットレスですかね。 ![]() 踏込、広縁付きでトイレ、エアコンも装備され快適空間ですが、 若干たばこの臭いが気になったかな。 窓からは広大な田園風景と差し込む陽射しが気持ち良い。 ![]() お茶請けには五十沢温泉の瓦せんべい。 館内無料Wi-fiも用意されているので、 湯めぐり計画のネット検索もスムーズにできました。 ![]() 本日の岩風呂は清掃日ということで、 16時にはお湯が溜まるということですが、 少し時間が早いが浴衣に着替えて温泉へと向かいます。 ![]() 一階にある混浴温泉浴室入り口は 暖簾がかかっていたら入れますよ~!とのことで。 暖簾をくぐって脱衣場へ。 ![]() 設備は古いが清掃が行き届いた脱衣場は好感が持てます。 簡易なソーシャルディスタンス処置は効果があるのか疑問だが、 誰もいないのでその心配はなさそうだ。 ![]() 淡いイオウの香る四角な浴室空間に巨岩が配された岩風呂がステキ。 湯船の縁からは無色透明の湯が大量に溢れ出し 完全かけ流しの温泉であることが入湯する前から分かります。 ![]() 内湯は中央に低い岩で男女の仕切りがあるが、 その先は完全に交わる混浴風呂である。 注ぎ口からは大量に源泉が注ぎ込まれ爽快な気分になります。 深さもタップリある湯船に浸かれば、 淡いイオウの香りに加えて火薬のような香りもプラスされ、 新鮮で良質な温泉であることが伺える。 ![]() 内湯実測温度は41.9度と適温。 浴感としてはツルスベ感はなく、 ニュートラルな感じで物足りない感じがした。 ![]() 注ぎ込まれる湯の温度は実測47.9度と その周辺の湯は熱いが気分がスッキリサッパリできて気持ち良い。 イオウの香りも強めに感じて心地良い。 ![]() 暑くなってきたので露天風呂へと場所を移します。 お湯張りが未完全ですが、新しいお湯に満たされた露天風呂は気持ち良い。 好天に恵まれた露天風呂は至極気持ちの良いものだ。 ![]() 実測温度は41.0度と適温ですが、 源泉温度が高いので緑のホースで加水されています。 9月末ということもあってアブなどの襲撃もなく最高でした。 ![]() 女性側内湯から奥に出たところには小さな露天風呂があって、 同じく源泉かけ流しで加水あり、実測温度41.0度と条件は同じ。 奥には謎の木の踊り場があります。 ![]() 透明度の高い温泉に浸かっていれば、 荒んだ心もクリアになってくるような気がします。 女性との混浴願望という邪念も消え去る温泉なのだ。 ![]() 終始、混浴温泉で独泉を存分に愉しむも、 なんだかんだで夕食の時間が迫ります。 食事は1階フロント奥にある会場です。 ![]() 数組の宿泊客と一緒にしずかな夕食がスタートです。 さっぱりとした田舎料理だが空腹を満たしてくれる。 温泉に来た時にだけ頂くビールは格別である。 ![]() ゴボウのお鍋は地元で飼育された妻有ポーク入りで、 野菜たっぷりのあたたかい鍋は身体に良さそう。 ウナギも厚肉で濃厚なお味。 ![]() この辺りはコシヒカリの特産地。 南魚沼産コシヒカリを100%使用した白米は甘みを感じます。 普段、無洗米を食べているのでその味の違いは歴然です。 ![]() 続いてご紹介しますは、男女別に分かれた内湯ゾーン。 女湯には個別の露天風呂があるそうだが、 男湯には露天風呂はなかったな。いいなぁ~ ![]() 大変シンプルな脱衣場には無駄装備はないが、 鍵付きロッカーが設置され防犯対策は手抜きなし。 コチラも他に入湯者もなく終始独泉で利用できました。 ![]() 洋風のタイル張り浴室には四角い湯船がひとつ。 露天風呂と同じく無色透明の湯が湯船から溢れ出る源泉かけ流し。 淡く上品な硫黄の香りに包まれてのんびり湯に浸る。 ![]() 内湯はチョッと熱めの実測43.6度。 火薬の香りを強めに感じたのは浴室が狭いからかな。 湯気に満たされた室内は窓を開放すれば涼しい風が吹き込みます。 ![]() 釣竿を持たないえびす様、 左に抱える鯛の口からは豪快に源泉が注ぎ込まれていた。 その温度は実測51.4度と高温だ。 ![]() コチラ内湯ではゆっくり頭や体を洗ったりできる空間で、 シャンプーなどもそろえられています。 寝る前に入浴させていただいた。 ![]() 次の日の早朝、窓を開けて外を眺めます。 背の高い欅の木の上に一匹のヒヨドリが止まります。 止まった瞬間、うわっと飛び立つ十数匹の赤とんぼが印象的でした。 もう秋ですね。 ![]() 朝食は夕食と同じ会場でいただきます。 シンプルな朝食でありますが、 ひとつ気になる食材が目に飛び込んできた。 ![]() 落花生を殻ごと茹でて味付けしたものか。 殻を歯で割って中の豆を取り出し食べてみた。 薄味の豆のお味でピーナッツからは想像できない味であった。 ![]() 最後に、館内に掲示されていたお風呂の案内には、 16時から男女別浴時間が設けられており、 夜中や日中は混浴になるそうです。 私の温泉評価は4つ星としました。 その理由としては秘湯感・秘境感に欠けるということですが、 温泉や宿の雰囲気は満点とさせていただきますね。 燕温泉周辺で宿をお探しの方、 宿に直接予約するよりも楽天トラベルやじゃらんnetを介してする方が ポイントも使えてお安く泊まれることが多いですよ。↓
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温泉の場所 | ![]() |
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コメント | 消雪用の井戸を掘っていたところ見つかった温泉は混浴で利用されている。 |
温泉の泉質 |
源泉名:五十沢温泉1号井/泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)/源泉温度49.8度/9.4pH/湧出量232リットル毎分(動力揚湯)/成分総計202.4mg毎kg |
適応性 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき優性消化器病、痔病、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進など |
営業時間 |
チェックイン15:00 チェックアウト10:00 日帰り入浴時間 10:00~20:00 |
料金 |
日帰り料金700円 素泊まり5000円~(楽天トラベル) 一泊二食付き10000円~(楽天トラベル) |
割引情報 |
【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!
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入浴施設 |
男女別内湯(各1)女性専用露天風呂(1)、混浴露天風呂、混浴内湯 |
備品等 | シャンプー、リンス、ボディーソープ |
連絡先 |
〒949-6775 新潟県南魚沼市宮17-4 TEL025-774-2876(8:00~21:00) |
アクセス | 電車:JR六日市駅から車で約10分 車:関越自動車道六日町インターチェンジから、三国川ダム方面へ車で約10分 |
携帯電話 インターネット環境 |
携帯圏内、Wifiあり |
駐車場 | 無料駐車場あり |
お気に入り度 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
塩素消毒臭度 | 012345(源泉かけ流し) |
公式HP | 五十沢温泉ゆもとかん公式HP |
温泉情報 | |
入湯日付 | 2022年9月26日(月)晴れ~9月27日(火)晴れ |
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