池田温泉 本館【温泉奉行所】
(いけだおんせん ほんかん)



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近くには天下を分けた関ヶ原古戦場や
世界一の積雪地である伊吹山を背景にあるここ池田温泉は
池田町が運営する公共の施設だという。
本館と別館に分けられた施設はどちらも比較的新しく感じられ、
規模は別館の方が大きいようだ。

池田温泉 本館【温泉奉行所】

どちらで入湯するか迷ったが、
入湯客の少なそうな本館で温泉を楽しむことにした。
平屋の落ち着いた雰囲気も感じられる施設は周囲の自然にも馴染でいて好感が持てます。
前で売られている野菜は新鮮でとても安い!

池田温泉 本館【温泉奉行所】

中に入るとフロント前はチョット狭くて町の銭湯のようではあるが、
券売機で入湯料金大人500円券を購入して浴室へ進みます。
二枚ののれんをくぐるとこれまた手狭な脱衣場には
ポップなカラーの鍵付きロッカーが並べられプールの脱衣場のようだ。

気を取り直して浴室に向かいます。
カラフルなタイルでちりばめられた浴室は
ゆっくり温泉で癒される雰囲気とはかなりかけ離されている。
段差の付けられた深さの違う湯舟にはジェットバスも併設された四角く風情の欠く代物だ。

無色透明の湯が加温循環式濾過された湯からは
悲しく塩素の臭いで満たされ温泉本来のアロマは感じられない。
入るとかなり濃厚なヌルヌル感は良質の重曹泉だということが分かるだけに
この塩素臭はとても残念だ。

露天風呂に山の傾斜を利用した奥行きのある造りではあるが、
段差の多い露天風呂エリアはお年寄りには危険な造りな上、
カラフルなタイルで構成された湯舟は山に残る桜の花とはかなり相性の悪いミスマッチ。
大きな円形の主浴槽に長方形の温めの湯舟。
サウナの水風呂とここまではノーマルなのですが…、

なんとこの露天風呂には滑り台付きの湯舟があった。
ゴールデンウィーク初日はたくさんの子供がその滑り台で遊んでいた。
子供たちの歓声と水しぶきの音で温泉に癒される間もなく内湯へ戻ります。

内湯の湯舟に一カ所源泉と思われる冷たい水が出ているところを見つけたので
その横に陣取りしばし温泉を楽しんだ。
やっぱり塩素の臭いが気になってゆっくりできなかった…。

池田温泉 本館【温泉奉行所】

評価について、
風情のない浴室に湯は循環加温式のみ。
濃厚なヌルヌル重曹泉は良泉だが湯に添加された塩素の臭いがきついのなんの。
ということで2つ星の評価とした。

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温泉の場所 池田温泉 本館の地図【温泉奉行所】
池田温泉 本館の地図【温泉奉行所】


コメント とてもヌルヌルする重曹泉は特筆すべく点ですが塩素の臭いが気になる。
温泉の泉質

アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・低温泉)/泉温30.8℃/pH8.8/動力楊湯330リットル毎分

適応性 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節痛のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、 痔疾、病後回復期、疲労回復、健康増進、冷え性
営業時間
10:00〜22:00(終受付21:30)
定休日:12/30〜1/1、毎週月曜日(月曜日が祝祭日の時は翌日)
料金
大人500円
子供(小学生まで)300円
割引情報
入浴施設
男女別内湯各1、露天風呂各1、サウナ
備品等 ドライヤー、ボディーソープ、リンス、シャンプー

連絡先


岐阜県揖斐郡池田町片山3021-1
TEL0585-45-1126
アクセス 電車:養老鉄道池野駅よりタクシーで約5分
(池野駅への土日祝日の送迎あり詳しくはこちらから
車:名神関ヶ原I.Cより約40分
駐車場 あり、無料
お気に入り度
塩素消毒臭度  012345
公式HP 池田温泉のHP
温泉情報
入湯日付 2011年4月29日(金)晴れ


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