(じゃこつゆ)
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東京さ行ったら、 東京スカイツリーに昇って、 浅草で柳川鍋食べて、○○座に行って。 夜はあの店、この店…。 と、妄想が頭の中で無限に湧き上がる…。 実際東京に来て見れば想像を絶するこの暑さ。 これぞヒートアイランド現象か。  予定していた東京スカイツリー初登頂は 浅草寺から人形焼を食べながら望んで終了。 密かに抱いていた妄想は次々と非現実のものとなる。  ○○座も気力が失せて中止、 柳川鍋も食欲が失せて取りやめ。 結局向った先は雷門から徒歩5分程の距離にある温泉銭湯『蛇骨湯』 コチラを目指します。  国際通りから商店街を経由して 路地のまた裏路地をウロウロ迷い込み右往左往。 偶然にもお風呂セットを手に持つ東京マダムに出くわしストーキング。 おかげで無事に銭湯へと到着です。  『天然温泉 蛇骨湯』と雰囲気ある木の看板が掲げられたモダンな建物は、 平成21年に全面改装されたとあってとてもきれいで好感が持てます。 創業は江戸時代から営業しているという。  入り口で靴を脱ぎロッカーへ収め、 券売機で入湯料金大人450円の入湯券を購入し、 番台のチャキッとしたおねえさんへ手渡します。 男湯のトビラをガラリと開けると、 そこは木調豊かな色彩で統一された内装で心落ち着く空間。 浴室と反対側の壁際にはカギ付き脱衣ロッカーが配置されている。 貴重品専用のロッカーはなく、 念のため番台に確認するもやっぱりないそうだ。 『脱衣場のロッカーで鍵をしておけばダイジョウブ』 と涼しい笑顔でご返答。 なるほど、脱衣場には防犯カメラが複数台設置され 盗難など未然に防いでくれるのか？ クーラーがよく聞いている館内で少し元気を取り戻し、 脱衣を済ませて浴室へと向います。  先ず目に飛び込んできたのは壁に描かれた富士山の絵。 さすがは東京の銭湯、これは必須項目のひとつなのか どこに行っても必ずと言ってよいほど目にします。 脱衣場と内湯及び露天風呂を隔てる壁は 柱を残してほぼガラス張りとなり、 狭い空間ながら奥行きがあるような錯覚を覚えます。 コチラ、 すべての湯船には東京名物『黒湯』なる麦茶の様な黒っぽい湯が 溢れんばかりに満たされて入湯者を楽しませてくれる。 その黒い湯の正体とは、古生代に埋もれた草や木の葉の成分が 地下水に溶け出し色付いた冷鉱泉のことで、 湯船にはその冷鉱泉が循環加温及び滅菌を施し提供されている。  内湯には電気風呂とジェットバスを装備した湯船で黒湯を楽しめる。 やわらかな浴感で色の割にはまったく癖はなく、 香りもほとんど感じることなく物足りない。 サウナもあって別料金200円が必要だが、 この暑い日にサウナはパスした。 一応コチラの銭湯、露天風呂があるということで早速向います。 昼間なのに薄暗い露天風呂はわずかに空の一部が見える程度。 大きな岩組みされた落差2メートルほどの人口の滝からは ザザッーと豪快に水飛沫をあげて流れ落ちています。  どこか山奥の小さな渓谷にでも来た様な気分になりつつ 丸太製手摺り越しに川の流れを覗き込むと、その先には小さな池があります。 さらには立派なニシキゴイがウヨウヨ泳いでいるではありませんか。 周りを改めて見渡すと、 ビルの壁に完全に囲まれとっても小さな空間ではあるが 一応の露天風呂、いや半露天風呂と言うべきか？ 流れ落ちる滝の水しぶきの恩恵なのか空気はひんやりと涼しく ここはまさにコンクリートジャングルの小さなオアシスといったところだ。  露天エリアには黒湯に満たされた湯船は２つあり、 ひとつは４１度の循環湯、もうひとつは２０℃に冷却循環された黒湯で メチャメチャ冷たくとっても気持ちよい。 私は露天エリアの両湯船を行ったり来たり、 池のコイや滝を見ながら何時までも入っていられそう。 コチラの銭湯で心と身体を完全リフレッシュ。  シャワーや蛇口からは黒湯の源泉と思わしき湯が豪快に噴出し、 黒湯本来が持つモールの淡い香りも辺りに漂い夢心地。 わずかな湯の華も舞っていて、いいですね〜。 常連の江戸っ子さんに教えてもらったけれど、 その昔、露天風呂にあるコイの池に気持ちよさげに入る者が居たりとか…、 そんな楽しいお話を伺ったことが印象的でした。 ちなみにコイの池に入る人は 私の様な旅行者や飲酒者が知らずに入るのだと教えてくれました。 みなさまも気を付けましょう。 追伸。 それにしても東京の方は 大切なところを隠さず風呂に入るのですね。 さすがは江戸っ子、再認識！ 東京周辺でお泊りをお考えの方へ。 ご予約は宿へ直接するよりも↓じゃらんや楽天トラベルを介して予約する方が ↑お安くできますよ。 空室状況もWeb上で瞬時にわかる優れもの。 おためしあれ。 |
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| 温泉の場所 |  |
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| コメント | 東京スカイツリーを間近で望む温泉銭湯は都会の小さなオアシスだ。 |
| 温泉の泉質 |
重炭酸ソーダ及びメタ珪酸で温泉に該当/泉温18.1℃/pH8.3/湧出量５００リットル毎分（掘削、動力揚湯） |
| 適応性 | |
| 営業時間 |
13:00〜24:00（23:40 浴室退室） 定休日：火曜日（祭日営業 翌平日休業） |
| 料金 |
大人450円（中学生以上） 中人180円（小学生） 小人80円（6歳未満） サウナ200円加算 |
| 割引情報 | |
| 入浴施設 |
男女別内湯各1、男女別半露天風呂1、サウナあり（有料） |
| 備品等 | ドライヤー有料（1分20円）、カギ付ロッカー、貴重品ロッカー |
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連絡先 |
東京都台東区浅草1-11-11 ＴＥＬ03-3841-8645 |
| アクセス | 都営地下鉄銀座線、浅草駅から歩いて5分 田原町駅から歩いて３分 つくばEX浅草駅から徒歩３分 |
| 駐車場 | なし、近くのコインパーキング利用 |
| お気に入り度 | |
| 塩素消毒臭度 | 012345 |
| 公式HP | 蛇骨湯のHP |
| 温泉情報 | |
| 入湯日付 | 2013年8月10日（土）晴れ |
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