河内トロン温泉 リフレステやまびこ【温泉奉行所】
(かわちとろんおんせん りふれすてやまびこ)


(評価対象外)

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琵琶湖ミステリーツアーと銘打って出発したのは同湖に浮かぶ「竹生島」
参加者は温泉サムライただ一人。
ここは神の棲む島とも言われる無人島だ。

河内トロン温泉 リフレステやまびこ【温泉奉行所】

今津港9:40出航の小船に乗って25分、
西国三十三札所の三十番宝厳寺があるためか
巡礼者がたくさん訪れています。

竹生島のお話はまたの機会に改めるとして、
帰り道に寄ったのがコチラ
福井県と滋賀県の県境に位置する『鉱泉』だ。

古い地図や年代もののカーナビには『河内鉱泉』として掲載され
かなり以前から気になる温泉でしたが、
本日その正体が明らかとなりました。

辺りは山々が連なる辺狭の地ではあるが、
そんな山奥に古来からある『鯖街道』は小浜〜京都間をつなぎ、
海鮮魚介類を京の都へ運搬するための古道である。

1000年以上も昔からあるとされるその古道は宿場町も形成され
そのうちのひとつ、現在の国道303号線にある
宿場町「熊川宿」が今では道の駅を中心に
ドライバー達の休憩地点として賑わっています。

その道の駅横の脇道に同鉱泉の小さな案内板を発見し車を進めます。
ダンプカーばかりが往来するこの道路、
この奥に河内川ダムの建設現場があるためらしい。

河内トロン温泉 リフレステやまびこ【温泉奉行所】

道の駅から5分ぐらい走ったか、
赤い橋梁「ねむの木橋」のたもとに近代的で派手な建物が見えてきた。
『ここが河内鉱泉??』

河内トロン温泉 リフレステやまびこ【温泉奉行所】

私のイメージでは小さな木造の鄙びた宿があるものだと
思いを馳せておりましたがまったく違ったようです。
それにしても派手な外壁はピンク色?

宿泊も可能なコチラ施設は
小規模ホテルの様相を呈しております。
フロントで受付を済ませ奥へと進みます。

河内トロン温泉 リフレステやまびこ【温泉奉行所】

フロント前はたくさんのソファーが並べられのんびり寛げる(くつろげる)。
窓からは一面の自然豊かな山並みと
室内に整然と並べられた観葉植物がきれいに花を咲かせています。

河内トロン温泉 リフレステやまびこ【温泉奉行所】

「お風呂は1階左奥にありますのでどうぞ!」
暖簾のかけられた簡素な浴室入り口前では
セキセイインコのさえずりが入湯者を迎えてくれた。

河内トロン温泉 リフレステやまびこ【温泉奉行所】

明るい色合いの脱衣場は脱衣箱のみでカギ付きロッカーはありませんが、
シンプルで清潔感のある脱衣場は気持ちよく使用できるだろう。
入湯者の少ない昼間でも貴重品の持ち込みは控えたほうがいいかもしれない。

河内トロン温泉 リフレステやまびこ【温泉奉行所】

すりガラスの引き戸をガラリと開けると四角い空間に湯船がひとつ。
パステルなブルーのタイルが貼りこまれた浴室に
春の暖かい陽が差し込みとてもきれいです。

河内トロン温泉 リフレステやまびこ【温泉奉行所】

小さい浴室だけど前面と右面にミラーガラスが設けられとても明るく、
ガラス越しの陶器製たぬきの頭に名も分からぬ野鳥がやってきて
なにやら草の種を啄ばんでいたのが印象的だ。

河内トロン温泉 リフレステやまびこ【温泉奉行所】

湯船の湯で身体にかけ湯して湯に浸かります。
見るからに循環加温式の湯船で湯は新鮮ではない。
塩素滅菌方式であるはずが塩素の臭いはほとんど感じなく、
かわりに若干の腐敗臭を感じます。

河内トロン温泉 リフレステやまびこ【温泉奉行所】

実測温度39.6度でぬるめの湯。
トロン温泉ということで一応放射線測定器で線量を計測すれば
その値は0.10マイクロシーベルトと平常値であった。

河内トロン温泉 リフレステやまびこ【温泉奉行所】

所詮は人口温泉ということで過度の期待は禁物ですが、
周辺環境のすばらしさや緩やかに流れる時間はかなりお勧めです。
でも、本格的温泉を連想して訪れると期待はずれです。

河内トロン温泉 リフレステやまびこ【温泉奉行所】

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温泉の場所 河内トロン温泉の地図【温泉奉行所】
河内トロン温泉の地図【温泉奉行所】


コメント こんな山奥にピンクのビルディングがとても印象的な旅館は、残念ながらの人工温泉でした。
温泉の泉質

準天然トリウム温泉(人口温泉)

適応性 腰痛、神経痛、肩こり、うちみ、くじき、痔疾、水虫、冷え性、しもやけ、疲労回復
営業時間
日帰り入浴時間:7:00〜18:00(要確認)
宿泊可(料金は要確認)

料金
大人600円
小人300円
(タオルなし)
割引情報
入浴施設
男女別内湯各1、サウナなし
備品等 ボディーソープ、リンスインシャンプー、ドライヤー

連絡先

〒919-1533
福井県三方上中部若狭町河内1-4-5
TEL0770-62-0256
FAX0770-62-0257
アクセス 電車:JR湖西線 近江今津駅→JRバス若狭小浜行き乗車→若狭熊川下車→車で5分(迎え可)
車:京都東ICから西大津バイパス、国道161号線を走り、近江今津から国道303号線を小浜方面へ、熊川より2km、総行程約1.5〜2時間
駐車場 あり、25台無料
お気に入り度 (人工温泉なので評価の対象外です。)
塩素消毒臭度  内湯:012345
公式HP 河内トロン温泉のHP
温泉情報
入湯日付 2014年4月24日(木)晴れ


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