(くさつおんせん　さいのかわらろてんぶろ)

日本三名泉のひとつ、 日本を代表する温泉街として名高い草津温泉は、 誰もが知る有名な温泉と言っても過言ではないだろう。 そんな草津温泉の中心地にある湯畑から西方向にある『西の河原公園』は あたり一面に源泉が湧き出してあたかも地獄絵図のようだ。 別名『賽の河原』とも呼ばれたその地は 硫黄の香り漂う荒れた河原で熱水が流れ出している。 そんな河原で湯浴みしようものなら 熱水によって火傷して大騒ぎ？ 観光客たちの注目の的になってしまいそうなので 野天での入湯はあきらめます。 そんな熱水流れる河原の上流部には安全に温泉が楽しめるという 『西の河原露天風呂』があるということで早速向うことにします。 近くには駐車場はなく、 離れた市営の駐車場から徒歩で１５分以上はかかってしまうが、 湯が流れる河原でのんびり散歩しながら向います。 周辺は車の音や人工的な遮蔽物などなく きれいな山並みと川のせせらぐ音や鳥の声、木々のざわめき… まさに大自然に囲まれた温泉パラダイス。 施設入り口は石畳、 木製の塀で囲まれたパラダイスは秘湯情緒を醸し出している。 入湯料金大人５００円を支払い入場です。 ゆったりした脱衣場には木製脱衣箱が多数並べられ たくさんの入湯客でも混雑することはないだろう。 ちなみにカギ付きロッカーや貴重品ロッカーは１００円有料である。 早速目の前にある露天風呂へと向います。 赤松の茂る山並みを背景に、 大きな湯気がモクモクっと立ち上る池が目の前に広がります。 この池の様な露天風呂はなんと広さ１５０坪もあるというから驚きです。 しかも男女別で同規模の湯舟があるらしい。 池の周囲は一面硫黄の香りに包まれ 大きな波紋の広がる湯舟へとゆっくり入湯します。 巨大湯舟の入り口は最下流付近なので温度も温めなので 草津の荒々しい湯とは違っていてやさしく体を包み込んでくれた。 毎日自宅の小さなユニットバスで入湯している私は 大きな露天風呂ではなんだか落ち着かない。 中央の島の様な岩陰で隠れるように湯浴みしたり、 ゆっくり湯を楽しめる場所を探して湯舟の中をウロウロしていると 一番奥の突き当たり川のように湯が注ぎこまれた場所を見付けてゆっくりすることに。 ザザっと湯の音響くその周辺は温度も一番高く、 濃厚な硫黄の香りも存分に楽しめる。 温度調節のため加水されているらしく、 本来の草津の湯が持つ湯力は幾分パワー不足を感じさせるが、 子供やお年寄りの皮膚が弱い方でも存分に温泉が楽しめると思う。 周囲の景色を愛でつつゆっくり湯浴みしていると、 時折野鳥が池をかすめるように飛翔したり 虫や落ち葉も湯舟に浮かんでいたりとまさに自然体。 日常雑多な生活では決して感じ取れない自然の姿が この巨大温泉観光地ここ草津温泉でもしっかりと楽しめる 貴重な露天風呂ではないでしょうか。 コチラの露天風呂ではシャワーや蛇口、 シャンプーなどはないので入湯専用と思って湯を存分に楽しんでもらいた。 草津温泉周辺でお泊りをお考えの方へ。 ご予約は宿へ直接するよりも↓じゃらんnetを介して予約する方が ↑お安くできますよ。 空室状況もWeb上で瞬時にわかる優れもの。 おためしあれ。
温泉の場所

コメント	池の様な巨大露天風呂は自然タップリ優しい草津の湯があなたの体を癒してくれる。
温泉の泉質	泉質：酸性塩化物硫酸塩泉/泉温94.6℃ /pH1.7 / 溶存物質計1720mg
適応性	きりきず・糖尿病・慢性婦人病・高血圧症・動脈硬化症・慢性皮膚病など
営業時間	無休 7時〜２0時（4/1〜11/30）入館は１９:３０まで ９時〜２０時（12/1〜3/31）入館は１９:３０まで
料金	大人５００円 子供３００円
割引情報	携帯サイトに１０％割引券あり
入浴施設	男女別内湯各1で湯舟が各2
備品等	洗面器、有料コインロッカー
連絡先	〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津521-3 TEL（0279）88-6167
アクセス	車： 関越道渋谷伊香保ICから６０ｋｍ 上信越道碓井軽井沢ICから５５ｋｍ 電車： JR長野原草津口からJRバスで２５分 JR軽井沢から草軽バスで８０分
駐車場	近くの市営駐車場から徒歩約15分
お気に入り度
塩素消毒臭度	012345
公式HP	草津温泉西の河原露天風呂のHP
温泉情報
入湯日付	2010年8月２日（月）曇り

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