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2018年10月、日本の温泉文化を探るツアーと銘打って目指したのは、 群馬県にあるリゾート地『万座温泉』 本日は二日目、昨日に続いて万座の湯を満喫することに。 万座温泉は標高1800メートル、 少し紅葉の進んだ山中にある温泉を存分に湯めぐりします。 さて、訪れたのは混浴露天風呂を備えた『湯の花旅館』 結構古めの木造温泉旅館は、 玄関先に『本日休業』の看板が掲げられていた。 う〜ん残念、とりあえずは湯畑(姥湯)、薬師堂へ見学に行ってみようか。 万座温泉の最奥にある湯畑は 強烈なイオウの香りに包まれる谷に温泉の川が流れています。 1日の湧出量は540万リットルもあるらしい。 エメラルドグリーンの湯の川は見た目に癒されるが、 周辺は濃厚な硫化水素ガスが噴き出しているらしく、 立ち入り禁止の看板もあるからこの川に入湯できるかどうかは分かりません。 北海道の登別や箱根の大涌谷のにあるような 万座の地獄エリアへと向かいます。 それにしても強烈なタマゴ臭が漂っていますね。 コチラ薬師堂は大正13年(1924年)に建立され、 中には薬師如来が祀られています。 前にある案内板を読んでみると、 万座温泉は歴史深い温泉地らしく、 周辺からは弥生式土器も発見されているそうで、 古代人もこの温泉を利用していたのでしょうか。 ぐるりと山を軽く歩き回って朝のハイキング。 1800メートルの高地なので空気が薄く息切れが激しいのか? いや、ただの運動不足なのです。 もう一度『湯の花旅館』を訪れると入り口の貼り紙はなく、 日帰り入浴ができそうなので訪れることにした。 フロントには誰もいなくチャイムを鳴らしても誰も出てこない。 芸能人の写真やサインがたくさん掲げられ、 ゆっくり見ながら待ってはみたもののやっぱり出てこられない。 奥からは掃除機の音が鳴り響いていたので、 掃除機の音の方向へお邪魔した。 客室にて掃除をしていたご主人に日帰り入浴を告げてお風呂場へ向かいます。 動物のはく製もたくさん飾られていますね。 階段を下りたところにある『延寿の湯』へと向かいます。 名湯『月見岩乃露天風呂』が混浴の露天風呂ということなので 歪の出ている木造階段を転げ落ちないようにゆっくり降りて行きます。 男女別に分かれた入り口の前には猿茸大明神の祀られた祠があります。 案内板には『サルノコシカケ』が湯に浸けられ、 入湯者の健康回復に役立つとか…。 質素で簡易な脱衣場には無駄なものはない感じ。 静寂な脱衣場にて入湯準備を整えて、 硫黄の香りに誘われてサルノコシカケ温泉への期待が次第に高まります。 朝の陽ざしが眩しく差し込む内湯空間には四角い木製湯船がひとつ、 『さるのこしかけ風呂』と名付けられた湯船は青白い湯に満たされ迎えてくれる。 老朽化しているが鄙びた感じがすこぶる良い。 濃厚な硫黄の香りに包まれて、心静かに入湯するが…、少し熱いかな。 完全かけ流しの湯船は実測温度45.6度とかなり熱めの設定なので、 シャワーで加水して少し温度を下げ温泉を愉しみます。 湯船上段には小さな木の升があって、 その中には『さるのこしかけ』と『まつふじのつる』などが浸けられているが、 いつ浸けられたものか?エキスが出きった感がある。 浴舎の天井は高く、吹き抜けとなっているので 湯気がこもりにくい構造となっていますが、 さすがに強酸性の高温温泉では身体はのぼせてきます。 待望の混浴露天風呂はいったいどこなのでしょうか? 内湯から裸のまま脱衣場を通り抜け暖簾の外側すぐ、 ガラス戸の露天風呂入り口がありました。 建物の裏手にある『月見岩乃露天風呂』は 青白い湯に満たされ湯気を立ち昇らせています。 爽やかに吹き抜ける秋の風と揺れるススキがとってもステキです。 早速湯に浸かろうと足を湯船入れるがかなりの熱さ、 実測温度が48.6度とゆっくり湯船に浸かれる温度ではなさそうです。 他に入湯客もなく混浴の夢は儚くも破れ去りました。 激熱の湯船に浮かぶもみじの葉っぱを横目に見ながら 湯の花旅館をあとにしました。 万座温泉湯めぐりへ再出発です。 万座温泉湯の花旅館でお泊りをお考えの方へ。 ご予約は宿へ直接するよりも楽天トラベル↓ じゃらんnet↓を介して予約する方が
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温泉の場所 | ||||
コメント | 混浴の露天風呂を備える鄙びた木造の温泉旅館。 |
温泉の泉質 |
源泉名:万座温泉(ラジウム北光泉) 姥湯源泉/泉質:酸性・含硫黄-マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(硫化水素型)/泉温約76℃/pH2.5/溶存物質計1397mg毎kg |
適応性 | 神経痛・筋肉痛・冷え性・関節痛・疲労回復・運動器障害など |
営業時間 |
日帰り入浴10:00〜15:00(要確認) |
日帰り入浴料金 |
大人700円 子供500円 |
割引情報 | |
入浴施設 |
男女別内湯、混浴露天風呂 |
備品等 | シャンプー、リンス、ボディーソープ |
連絡先 |
〒377-1528 群馬県吾妻郡嬬恋村万座温泉 TEL 0279-97-3152 FAX 0279-97-3348 |
アクセス | 車: ●上信越自動車道『碓氷軽井沢 I.C.』から鬼押ハイウェー、万座ハイウェー経由で約64km(平常時約1時間20分) ●上信越自動車道『上田菅平 I.C.』から鳥居峠、万座ハイウェー経由で約57km(平常時約1時間10分) ●関越自動車道『渋川伊香保 I.C.』から中之条、万座ハイウェー経由で約79km(平常時約1時間50分) 電車: ●JR吾妻線『万座・鹿沢口駅』から路線バスで約40分(冬期約45分)。タクシーで平常時35分。 ●北陸新幹線(長野経由)『軽井沢駅』から路線バスで約1時間45分 |
駐車場 | 30台あり、無料 |
お気に入り度 | |
塩素消毒臭度 | 012345かけ流し |
公式HP | 湯の花旅館のHP |
温泉情報 | |
入湯日付 | 2018年10月19日(金)晴れ |
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