三重体協の湯 天名乃湯【温泉奉行所】
(みえたいきょうのゆ あまなのゆ)




温泉奉行所三重県の温泉三重体協の湯 天名乃湯 

国際的レーシングコース「鈴鹿サーキット」があることで有名な鈴鹿市は、
人口約20万人ののどかな田園地帯がまだ残る気候温暖な地。

2012年の最後の日を締めくくるべく、
いつもの「さるびの温泉」来訪は予定を変更して、
ここ鈴鹿市にある天然温泉天名乃湯へと車を走らせた。

アクセスは新しくできた新名神道をはじめ、
伊勢道や東名阪国道との分岐点に近くどこからでも容易に訪れることができます。

ここは三重県が運営するスポーツ施設らしく馬鹿デカい体育館や屋内プール、
競技場などありとあらゆる競技施設が整えられた一角に、
宿泊棟と日帰り入浴施設あるということで早速向かいます。

三重体協の湯 天名乃湯【温泉奉行所】

建設されてまだ間もない施設なのかとてもきれいなのですが、
設備的には最新式とはいえないものとなっていた。

三重体協の湯 天名乃湯【温泉奉行所】

入り口で靴を脱いで鍵のかからないロッカーへ靴を収めます。
振り返ると無料で使える貴重品ロッカーがあって財布などコチラへ収めないと
脱衣場には鍵付きロッカーなどなく脱衣かごしかないらしい。

イマドキ共同浴場でもロッカー設置は当たり前になっているのに
こんな近代的な施設ではなんだか不思議な光景だ。

入湯料金は大人500円、
コチラも受付でお金を手渡して支払うもので、
昔の銭湯のような光景が斬新に目に映ります。

暖簾をくぐり脱衣場へ入ると、
四角い蜂の巣状の脱衣棚にかごが置かれたとてもシンプルなもの。
しかもほぼ満員御礼でかなりの混雑ぶりだ。

使いづらい高い場所にある棚のかごを取り出して床の上に置き、
脱いだ服を収めて元の棚に収納します。
まずは内湯から…。

大理石調の内装で施された内湯には、
外と大きな窓ガラスで仕切られ明るく開放的。
その窓の横には長細い湯船が湯気を昇らせ横たえています。

無色透明の湯に満たされたコチラの湯船は
湯が溢れていないところを見ると循環加温式だと思われ、
浴室内にはわずかながら消毒臭も感じられた。

ゆっくり入湯すれば温泉成分を多く含むことを伺わせる
まったりしっかりとした湯が身体に絡みついてくるようだが、
循環ろ過された湯は若干のパワー不足が感じられる。

内湯にはサウナと水風呂、
数の少ない洗い場があるのみで
街のスーパー銭湯に比べると規模や工夫に欠けていた。

続いて露天風呂…。
樹脂製竹垣に囲われた露天エリアには
東屋付き岩風呂と茶色く濁ったつぼ湯二つがあります。

たくさんの入湯者が楽しむ露天エリアは、
抜けるような青い空が頭上を覆いとても気分はよいが、
周囲の眺望は囲われた塀によって完全に遮断され、
なぜだか冷たい強風が吹き荒れている。

三重体協の湯 天名乃湯【温泉奉行所】

まずは岩風呂から入湯です。
湯の感じとしては内湯と同様に循環ろ過された変わり映えしない湯ではあるが、
わずかばかりに磯の香りが微かに漂います。
泉質は塩分を多く含んでいるため身体の芯までほっこり温まる湯です。


二つしかないつぼ湯は当温泉施設の人気スポット。
一人が入るとあまりの気持ちよさに居眠る人もいてなかなか入湯する事ができません。
強風吹き荒れる中、岩風呂を出たりは入ったりと繰り返し、
空いたところを見計らい素早くつぼ湯へ滑り込みます。

唯一、茶色く濁った湯に満たされたコチラつぼ湯は、
源泉かけ流しを併用しているらしく、
湯口からは源泉と思われる少しぬるい湯がとうとうと注がれている。

三重体協の湯 天名乃湯【温泉奉行所】

この湯を五感を駆使して堪能してみると、
この地方特有のモールの香りもしっかり確認できる食塩泉だ。
つぼ湯の底部から加温された湯が供給されるなど
完全なかけ流しではないので温泉評価的には低くなるが、
この辺りでは珍しい泉質にまったりのんびりしばし至福のときを愉しみます。

少し湯をなめてみると苦みが比較的少なく塩辛い湯からは
良質なモール分もしっかり感じ取れる力強さをききわけました。
内湯も露天エリアも入湯者でかなり込み合ってきた。

地元の方にお話を伺ってみると、
受付では入湯者が多くなってくると入場制限するらしく、
帳面に名前を書かされ順番を待つらしい。
料金の安さや泉質に人気があるのでしょうか。

新しくてきれいな施設だが、
脱衣場のキーロッカー化と源泉かけ流し湯船の実現が叶えば
温泉レベルはさらにもうワンランクアップするというものだ。

館内にはフロント前にある省敏な休憩スペースと
別室にも休憩エリアが設けられているがくつろげない。
ホテルフロント前の立派なソファーで座ってみたもののそんな雰囲気でもなさそうだ。

三重体協の湯 天名乃湯【温泉奉行所】

レストランでは昼食70分間のバイキングが大人1000円で楽しめるそうだが
13:30までともう閉まっていたので食べることはできませんでした。

三重体協の湯 天名乃湯【温泉奉行所】

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温泉の場所 三重体協の湯 天名乃湯の地図【温泉奉行所】
三重体協の湯 天名乃湯の地図【温泉奉行所】


コメント 良質温泉を源泉かけ流しで提供してほしい。
温泉の泉質

源泉名:三重体協の湯
ナトリウム−塩化物泉 (高張性・弱アルカリ性・高温泉)
/泉温47.8℃/pH7.5/ラドン含有

適応性 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復期・疲労回復・健康増進・切り傷・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病
営業時間
10:00〜22:00
年中無休(※年に数回、点検のため臨時休業となります。)
料金
大人500円
小人(3歳以上)300円
※宿泊の方は優待価格にて大人300円・小人200円
※バスタオル・フェイスタオルセット、貸出100円
割引情報 毎週水曜日は女性500円。
26日(風呂の日)は大人500円で入湯できます。
入浴施設
男女別内湯各1、露天風呂各1
備品等 ドライヤー、ボディーソープ、リンスインシャンプー、貴重品ロッカー、サウナ

連絡先

〒510-0261
三重県鈴鹿市御薗町1669
TEL059-372-6055
アクセス 電車:@近鉄名古屋線白子駅より南部地域コミュニティバス白子・平田線ベルシティ行き乗車スポーツガーデン口下車
A近鉄名古屋線平田町駅より南部地域コミュニティバス白子・平田線白子駅西行き乗車スポーツガーデン口下車
※バス停より徒歩約30分(1.5q)
※南部地域コミュニティバスのご案内はこちら

車:東名阪亀山インターチェンジから約20分
駐車場 200台あり、無料
お気に入り度
塩素消毒臭度  012345
公式HP 公式HP
温泉情報
入湯日付 2012年12月31日(月)晴れ


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