(みやがはまのゆ　きゅうかむらおうみはちまん)

（八幡掘り） 近江八幡市の古い町並みを散策後、 市内に唯一ある温泉「宮ヶ浜の湯」を訪れた。 国民休暇村が運営するこちらの温泉は、 前面に琵琶湖が広がっていて最高のロケーション。 湖上には湖内最大の島、沖島が浮かんでいて、 瀬戸内海を連想してしまう。 琵琶湖らしからぬ風景がそこにはあった。 時代劇、「水戸黄門」のロケも、 どこかの琵琶湖湖畔を使って撮影しているという。 劇中の設定は「海」のシーンだが、 知っている人から見るとそれは完全に「琵琶湖」である。 ここ国民休暇村は昼間の時間限定ながら 日帰り入浴も積極的に受け入れてくれるというので、 訪れてみることにした。 琵琶湖を一望できる小高い位置に建てられた施設で 周囲には湖と山しかなくとても静かな場所だ。 西館と東館の二つからなる休暇村ですが、 日帰り入浴は東館で楽しめる。 全国にある休暇村はどこもキレイに維持管理されていて好感が持てるが、 ここ近江八幡の休暇村も例外なくとてもきれいに維持管理されている。 フロントで入湯料金大人７００円を支払い２階にある浴室へと向かった。 浴室や脱衣場はカチっとした造りで風情や鄙びた感じは全くないが、 室内はキレイに清掃されていて気持ちよい。 脱衣場には鍵付きロッカーと貴重品ロッカーも無料で利用できて手荷物も安心だ。 タイル張りのホテルらしい浴室に三角の湯舟がひとつ。 透明な湯が湯舟一杯に満たされているが、 残念ながらの循環濾過式の加温された温泉だ。 ４１度前後の適温の湯からはわずかに塩素臭も感じられるが、 温泉成分である重曹と化合しているためかそれほど強く感じない。 弱アルカリ泉で若干のツルツル感のある湯で温泉であるという事が確認できた。 大きな窓からは琵琶湖が一望できるが、 ガラス窓が曇っていてはっきり見渡すことができないので、 露天風呂へ行ってみることに。 露天風呂は壁やひさしに囲まれているため完全な露天ではないが、 前面に広がる宮ヶ浜と沖島が一望できる なんとも見晴らしの良い露天風呂である。 湯舟は長方形でタイル張りの無機質な造りでプールのようである。 その湯舟には、この時期出てくるのであろうカゲロウが湯面に浮いていた。 もうそこまで秋が近づいていることを知らせてくれる。 湯舟に長時間ゆっくり浸かっていたためか、 体は火照って汗が噴き出してくる。 脱衣場はクーラーが利いていてとても気持ちよかったですよ。 評価について、 湯は成分総計２００mgとあっさりしたもので特徴のない湯であるが、 前面に広がる琵琶湖の風景は一見する価値ありだ。 温泉自体としての評価は低いが、 この周辺環境や景色に重きを置くなら ３つ星の評価でもいいだろう。 近江八幡周辺でお泊りをお考えの方へ。 ご予約は宿へ直接するよりも↓じゃらんや楽天トラベルを介して予約する方が 　 ↑お安くできますよ。 空室状況もWeb上で瞬時にわかる優れもの。 おためしあれ。
温泉の場所

コメント	前面に琵琶湖が見渡せて気分最高だが､湯は循環式の単純泉だ。
温泉の泉質	単純温泉（低張性・弱アルカリ性・低温泉）/泉温31℃/pH8.30
適応性	神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
営業時間	11:00-14:00 （入浴は15:00まで） 定休日：毎週水曜日 夏休み（7月20日〜8月31日） 年末年始
料金	大人700円 子供300円 3才以下は無料
割引情報	↑から予約するとお安く宿泊できますよ。
入浴施設	男女別内湯各1で湯舟が各１、男女別露天風呂ありで湯舟各1、サウナあり
備品等	ドライヤー、ボディーソープ、リンス、シャンプー、ドライヤー、カギ付ロッカー、貴重品ロッカー
連絡先	〒523-0801　 滋賀県近江八幡市沖島町宮ヶ浜 ＴＥＬ0748-32-3138
アクセス	ＪＲ琵琶湖線近江八幡駅北口より近江鉄道バス休暇村行きで約35分、終点下車。休暇村までのバスは、1日5便運行。(問合せ／近江バス 077-589-2000） 【大阪方面より】名神高速竜王ICより国道8号線を右折し、東川交差点を左折。湖岸道路を右折し、約6km直進し休暇村の案内看板があるT字路を左折し約2km。 【名古屋方面より】名神高速彦根ICより湖岸道路を近江八幡方面へ南下。水車橋信号通過後約2km先の休暇村の案内看板があるT字路を右折し約2km。
駐車場	500台、無料
お気に入り度
塩素消毒臭度	012345
公式HP	休暇村近江八幡のHP
温泉情報
入湯日付	2009年9月11日（金）曇り

Copyright （c）2008-2012　温泉奉行所　All Rights Reserved.