日本一の湖、琵琶湖。その東岸と西岸を結ぶ全長1400メートルの琵琶湖大橋東側にあるという「天然温泉みずほの湯」を訪れた。
西岸から琵琶湖大橋を渡って約5分ほどで『ゆ』の看板が目に映る。そこはスーパー銭湯型の温泉だ。駐車場は広く建物も比較的新しく、平成14年に開湯している温泉です。
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建物全景
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玄関前
天然温泉の称号
下足ロッカー前
浴室入口
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入口正面には、温泉協会の会員証が掲げられているので湯はまちがいなさそうだ。入口を進むと靴を脱ぎ靴ロッカーへ収める。100円リターン式だ。
すぐ近くに入湯券を販売する券売機で券を購入し、受付のおねえさんへ渡す。タオルが必要な方はここで受け取ってから浴室へ進む。
脱衣場には100円リターン式のロッカーがあるので好きなところを使い脱衣する。脱衣場には3階大天空温泉浴槽へ通じるエレベーターがある。こんな施設は初めてですが、まずは内湯から入ります。
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内湯の1つ目のタイル張り浴槽は「源泉風呂」と案内板がある。かけ湯をしてから黄褐色の湯にゆっくりと体を沈めると、若干つるつる感のあるかなりぬるい目のお湯が張られている。
源泉が掛け流されているかは不明でしたが私が思うに、この湯はろ過循環加温され、さらに塩素系薬剤で滅菌されたいわゆる塩素風呂だ。それもかなり気になるレベルの塩素濃度だった。
源泉の持つパワーは半減しているこの湯船は「源泉風呂」ではなく「源泉風呂モドキ」かもしれない。
そのとなりも源泉使用の黄褐色の湯が張られているが、同じくろ過循環加温された42度前後の湯が満たされている。こちらは幾分塩素濃度は低く感じられたのでここでゆっくり湯浴みすることにした。
温泉成分表には「茶褐色透明/金気臭・微硫化水素臭」とありましたが、金気臭や硫化水素臭はまったく感じられず、変わりに塩素臭で満たされている。
気を取り直して露天風呂へ進む。階段を上りドアを開けて外へ出ると小さ目の湯船があるが、これは「薬草露天風呂」、今日はゆず湯ということで市販の入浴剤が投入された湯船です。強烈なゆずの香りがあたり一面に広がっていたので入浴はパス。入湯者はまったくいませんでした。
さらに階段を上ると「大天空温泉浴槽」とサウナと水風呂、足湯がある。この日は天井のガラス窓は閉じられ、浴室内には強い日差しが差し込んでとても明るかったが、なんだか温室に入っているような気がした。
「大天空温泉浴槽」の湯は、内湯と同じ循環加温ろ過式の湯が張られていたが、塩素濃度も若干控えられているような気がした。温度も42度ぐらいで入浴には最適な温度だ。
施設内に入って気が付いたのですが、外見より中はこじんまり感じで、湯船も比較的小さめ。「スーパー銭湯」というより銭湯の大型版といった印象を受けた。
「大天空温泉浴槽」から先ほどのエレベーターを使い下に降りてくる。エレベーター内も床には敷物が敷かれ不快な感じはなく快適に利用できるものでした。
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源泉風呂
中二階の風呂
大天空温泉浴槽
浴室内エレベーター
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温泉成分表
二階からの眺め
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湯から上がり、2階の休憩室にはリラクゼーションコーナーが設けられテレビを見ながらゆっくりくつろぐ事ができる。他にもマッサージやエステ、お食事コーナーなども併設されていた。
評価について、
入湯する前のイメージとしては、前面に琵琶湖を望む源泉掛け流しの岩風呂があるかと思いきや、湯はろ過循環式で加温、塩素滅菌された残念な温泉でした。是非源泉掛け流しの湯船を設けて欲しいという願いを込めて、3つ星の評価を付けて今後に期待する。 |
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おためしあれ。
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温泉の場所 |
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