(みょうけんおんせん わけゆ)
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2023年春、『突然桜島が見たくなったので出発』の旅 大阪南港から志布志行きのフェリー『さんふらわあ』に飛び乗って 一路鹿児島県へ。 二日目、妙見温泉『妙見石原荘』を日帰り入浴で楽しんだ後、 次に目指したのが歴史深い混浴の野湯である『和気湯』 アクセス道路が大変に狭く分かりにくい場所にありました。 事前のネット調査では、個人の所有という記載があるので、 個人の庭先にあるのか?入湯に制限があるのか? といった疑問が頭に浮かぶ中、現地へと向かいます。 妙見石原荘を出発し天降川の下流方向へと進みます。 一つ目の橋を左へ、さらに橋を渡って二つ目を右折、 中津川の上流へ向けて車を進めます。 離合困難な狭くて細い山道をレンタカーのプリウス君で突き進みます。 「もっと小さな車を借りたらよかったなぁ」なんて呟きながら 和気湯駐車場へと到着です。 車を置いてここからは徒歩で向かいます。 幸いにもグーグルマップに『和気湯』の案内があるので スマホを頼りに散策がてら中津川沿いの道路を前進します。 歩き始めて数分のところに鉄の橋が現れた。 この橋は渡らずにこのまま直進すれば、 すぐそこに湯船がありました。 地表から地下に窪むようにしてある二つの湯船は、 山の中にひっそりと佇んでおります。 脱衣場なんて気の利いたものはないので脱衣はその辺で、 脱衣を済ませてまずは川側から入湯すれば、 実測温度37.2度と超ぬるめの湯。 鉄の香りに包まれて、土の香りや炭酸の香りを明瞭に感じます。 若干の落ち葉や堆積物はあるが、 そこそこ手入れはされているように感じます。 混浴だけれど訪れるものは誰もいないそんな湯船。 続いて山側の湯船へと移動して湯浴みを続けます。 実測温度は37.0度とやはり冷たく、ほぼ体温と同じ。 赤く細かな湯の花が舞い上がり、軟らかい浴感で気持ち良いのだ。 岩の隙間から暖かい源泉が湧き上がるも、 身体を温めるほどの温度はなく、 寒い季節の入湯は厳しいものと思われます。 奈良時代、この地に逃げてきた和気清麻呂公が コチラで入浴し腰かけたという伝説の残る大きな石。 日本最古の露天風呂と呼ばれる由縁なのである。 そんな歴史背景を感じつつ、 周辺の自然を満喫しつつ、 しばしの和気湯入湯を楽しみました。 次は『平落温泉野天風呂』を目指します。 妙見温泉周辺でお泊りをお考えの方へ。 ご予約は宿へ直接するよりも じゃらんnetや楽天トラベルを介して予約する方が
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