(なんたんおんせん きゅうかむらみなみあわじ)
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日本神話の上では日本列島で最初に創られたのは淡路島だというが…、 そんな謎の多いここ淡路島の最南端、 対岸には四国徳島県との県境、鳴門海峡が目前に迫ります。 ![]() 今日も豪快なうず潮がぐるぐると渦を巻き 巨大な洗濯機のように船舶を飲み込もうとしています。 そのメカニズムは太平洋と瀬戸内海の潮位の差が6時間ごとに最大となって 狭い鳴門海峡を海水が流れる際渦が現れるといいます。 ![]() 鳴門海峡を横断する大鳴子橋の遊歩道からは 床の一部分がガラス張りになっていて渦の様子を真上から観察できますが、 なんだかお尻の辺りがこそばゆい。 以前に訪れたのは冬の寒い季節、 海峡の橋の上なのでかなりの強風が吹き荒れて とても寒かったことを思い出します。 ![]() そんな雄大な景色が広がる山の頂に、 近代的な公共のホテル「休暇村南淡路」がそびえ建っています。 客室は81室ある中規模ホテルは5階建てのゆとりある空間で、 調度品や内装などもとても美しく、清潔な客室は好感が持てるというもの。 ![]() 今回宿泊した部屋は最上階の5階で淡路島側に面したお部屋である。 温泉旅館のような趣は感じられないが、 四角く真新しい畳の部屋は万人向けで何より家族が喜んでいます。 ![]() 部屋からの眺望もご覧の通りすばらしく ゆったり流れる時間を景色を見ながら楽しめます。 とりあえずは荷物を部屋において2階にある浴室へと向かいます。 ![]() この辺りを南淡路温泉郷といって6つの源泉があるらしく、 ここ休暇村の温泉は療養泉ということで濃厚な温泉が楽しめる。 入湯前から期待が膨らみます。ワクワク ![]() 客室で浴衣に着替えた軽装で浴室へ到着です。 茶色を基調とした脱衣場は落ち着いた空間に鍵付きロッカーが並べられています。 すでに入湯客でにぎわう浴室で支度を整え浴室の引き戸を開けます。 ![]() 内湯は全面タイルや石貼りの豪華で、一面冷たさも感じる内装ではあるが、 壁には大きなガラス窓がはめ込まれ、山の上から見下ろす鳴門海峡や リアス式海岸の美しい海岸線が絵画のようにも目に映ります。 ![]() 浴室内は淡いお吸い物にも似た湯気で満たされ幸いにも消毒臭はあまり感じられない。 身体をきれいに洗ったあと、内湯湯船へとこの身を沈めます。 見た感じ無色透明のコチラの温泉、 温泉成分がある一定以上に含まれる療養泉の指定を受けているだけあって その浴感はなかなか濃密な肌触りである。 ![]() 湯の粘張感と申しますか、 とろみのある湯は身体にまとわりつく感じでもあるがサッパリしている。 顔のひげ剃りあとはヒリヒリと染み、 かなりの塩分が含まれる様子が体感できた。 ![]() 湯口から注がれる湯を手に掬って少しなめてみた。 口の中に塩辛さが広がり、それから苦汁に似たとてもニガイ成分が のどの奥まで染み渡りその濃厚さが味覚からも感じ取れます。 味覚だけでなく、濃厚な食塩泉は湯に少し浸かっただけで 身体は芯から温められ顔面はあっという間に大粒の汗に覆われた。 ![]() 湯冷ましにと露天エリアへ足を運びます。 大きくて立派なホテルにしては若干物足りなさを感じる露天風呂は 建物の軒下に設けられているが、 そこから望む鳴門海峡の眺望はその全貌を伺い知ることができます。 ![]() 瀬戸内海の鏡のような海面がキラキラ輝き、 四国の山並みや鳴門海峡大橋もその自然の景色に溶け込んでいます。 ![]() 四角い湯船の湯面はその瀬戸内の海面に続くかのように縁がなく流れあふれ出し、 源泉かけ流しのような湯船ではあるが内湯と同じ循環式です。 ![]() 一段上がった壁際には八角形のヒノキ風呂。 浴槽内はタイル張りで残念な感じです。 ![]() ジャグジー併用なので若干塩素滅菌の臭いが気になりましたが、 眼前に広がる海峡と海の風を受けながらの入湯は何物にも代え難い。 ![]() 夕食はありきたりのバイキング形式ではあるが、 見たところ冷凍食品はあまり使用せず、 地元でとれた海鮮類が中心で新鮮で美味しいですね。 夕食後、夏休みのイベントなのか夏の星座を観察するということで 屋上にある本格的な天文台を開放して行われた。 若い女性スタッフが星空を観察しながら一生懸命説明されていたのが印象的で、 肝心な星のことは残念ながら失念してしまった。 暗いところで見る女性の顔?いやいや星空はとてもきれいである。 あと気になる設備として、 誰でも無料で利用できる足湯があります。 ![]() フロント右奥の通路を少し進むとホテルの裏手にひっそり佇むその足湯は、 露天風呂と同じく鳴門海峡を全面に望み、 手に届くところには植栽がきれいに植えられた心落ち着く贅沢な空間に足湯があります。 きっとここに露天風呂があればもっといいのになあっと思うのは私だけではないであろう。 ここまで読んで頂いた皆様にだけお伝えします。 コチラのホテルへお泊りをご検討されている方は じゃらんにおいて無料で空室確認ができる機能がお勧め。 煩わしい電話での問い合わせは気が引けるあなたにお勧め。 宿泊料金も正規料金よりお安く泊まれる特典も掲載されるなど 私はいつも確認してから宿泊予約しています。 時には 休暇村 南淡路 <楽天トラベル> においても格安プランや 高還元ポイントがゲットできるのであわせてチェックしましょう。 その他淡路島周辺で宿をお探しのあなた。 宿に直接予約する前にじゃらんや楽天トラベルで予約する方がお安く泊まれることがあります。 空室確認もWeb上で簡単に確認できるすぐれもの↓ |
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温泉の場所 | ![]() |
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コメント | 小高い山の上にある施設は鳴門海峡が一望できるオーシャンビュー。自慢の濃厚な食塩泉は療養泉に指定されている。 |
温泉の泉質 |
源泉名:南淡温泉 |
適応性 | 病後回復 / 火傷 / 外傷 / 関節痛 / 筋肉痛 / 五十肩 / 痔 / 神経痛 / 打ち身 / 疲労回復 / 皮膚病 / 婦人病 / 冷え性 |
営業時間 |
日帰り入浴時間:12:00〜15:00 |
料金 |
大人(12歳以上)800円 4歳以上500円 足湯は無料 宿泊:大人一人10000円〜 |
入浴施設 |
内湯、露天風呂、足湯 |
備品等 | ボディソープ、リンス、シャンプー、ドライヤー |
連絡先 |
〒656-0503 兵庫県南あわじ市福良丙870-1 TEL0799-52-0291 |
アクセス | 車:神戸淡路鳴門自動車道淡路島南ICから5km 公共機関:洲本港から淡路交通バスで35分、福良バスターミナル下車、送迎バス10分 |
駐車場 | あり、無料 |
お気に入り度 | ![]() ![]() ![]() |
塩素消毒臭度 | 012345 |
公式HP | 公式HP |
温泉情報 | |
入湯日付 | 2012年9月15日(土)〜16日(日)曇り |
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