ぬかびら源泉郷 湯元館【温泉奉行所】
(ぬかびらげんせんきょう ゆもとかん)


温泉奉行所北海道の温泉>糠平温泉 湯元館

2018.7.29追記

2018年夏の始まりは、西日本豪雨で梅雨明け後、
連日気温38度を超過する猛暑日が続いており、
夜間もクーラーなしでは寝られない。

きっと北海道は涼しくて気持ちいいだろうな〜、なんて思っていた矢先
北海道にある『ぬかびら源泉郷湯元館』奉行様から
当温泉奉行所掲示板へ投稿を戴いた。


その内容によると、
20017年9月に経営者が交代し、
『糠平温泉湯元館』から『ぬかびら源泉郷湯元館』へ名称を変更。

それ以来改修工事を断続的に実施されているらしく、
全体的に外観は以前のままですが、内観は大きく変わっているそうだ。

ぬかびら源泉郷 湯元館【温泉奉行所】

玄関フロントスペースの画像でしょうか、
良い温泉には欠かせないはく製(エゾシカ?)がどっしりと飾られ
内装も温かみある木目きれいな壁に囲まれている。

ぬかびら源泉郷 湯元館【温泉奉行所】

浴室へ向かう下り階段も完全にリフォームされ
どこかの美術館のようなモダンな装いに変身。
以前の鄙びた雰囲気はまったく感じさせない。

一番残念な変更点として、
超自然に開放された混浴露天風呂が廃止されたこと。
どんどん消えゆく日本の文化のひとつです。

ぬかびら源泉郷 湯元館【温泉奉行所】

旧男性用内湯と旧混浴露天風呂を「神韻の湯」へと名称を変更。
それにしても大量のかけ流しは今でも健在のようです。

ぬかびら源泉郷 湯元館【温泉奉行所】

さらに「神韻の湯」の内湯に檜風呂を新しく設置されました。
気持ちよさそう〜。

ぬかびら源泉郷 湯元館【温泉奉行所】

旧女性用内湯を「空翠の湯」へと名称を変更し
内装も一新されとってもきれいなお風呂場です。
のんびり湯浴みできそう〜

ぬかびら源泉郷 湯元館【温泉奉行所】

「空翠の湯」の屋外にも檜風呂を新たに設けました。
半露天風呂と言ったところでしょうか。
自然の眺望がすばらしい〜

日替わりで男湯女湯の入替となっており、
「神韻の湯」「空翠の湯」両方の湯を
タップリ堪能できる日帰り温泉施設へとリニューアルしました。

ぬかびら源泉郷 湯元館【温泉奉行所】

ライダーハウスとして賑わっていた宿泊設定は2017年に廃止され、
『コテージやすら樹荘』の宿泊のみ営業となりました。
旅館入り口横にあった無料の足湯も廃止です。

ぬかびら源泉郷 湯元館【温泉奉行所】

なんとこのコテージには、
専用の露天風呂まで設けられており、
宿泊時は完全貸し切りで入湯し放題だといいます。

私の別荘にしてみたい!

記事を書いている内に入湯気分に浸っている温泉サムライ。

私はまだ新しい湯元館の温泉には入湯していませんが、
気分は北海道ぬかびら源泉郷湯元館にあり。

画像はすべて『ぬかびら源泉郷湯元館』奉行様からのご厚意で
拝借させていただきました。
以上、変更のお知らせでした。


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2011.8.11訪湯

人造湖である糠平湖周辺は
旧国鉄時代の橋梁跡や路線跡が多数残る
昭和時代に築いた遺産の宝庫でもある。

糠平温泉 湯元館【温泉奉行所】

その内のひとつにタウシュベツ川橋梁が特に美しく、
朽ちかけたコンクリート橋が湖に水没したさまは
何か現代社会に訴えかけているような気がした。

糠平温泉 湯元館【温泉奉行所】

いざ到着してみるとなんと、
橋梁の三分の二は水没していてあまり見えなくなっている。
そうなんです、私の事前調査不足で夏場は湖の水量が多く、
水没していることが多いらしい。

糠平温泉 湯元館【温泉奉行所】

気を取り直して近くにある糠平温泉湯元館へ訪れることにした。
湯元館は糠平温泉郷の中でも最奥に位置する旅館で、
大正八年に開湯した老舗旅館で湯治宿といった趣を今に残している。

糠平温泉 湯元館【温泉奉行所】

玄関脇には足湯もあって誰でも自由に楽しめるよう配慮されていた。

糠平温泉 湯元館【温泉奉行所】

薄暗い館内はレトロな感じが漂い温泉気分を盛り上げてくれる。
いろんな時代の調度品が入り混じり、
不完全な整頓状況がこれまたいい雰囲気だ。

糠平温泉 湯元館【温泉奉行所】

奥に続く廊下を突き当りまで進み階段を降りると浴室の入り口があります。
改めて画像を見ればリフォームされて日が浅いような感じだが、
実際、浴室までの雰囲気はなぜだか秘湯感や懐かしさをも髣髴とさせる。

糠平温泉 湯元館【温泉奉行所】

懐かしい昭和レトロ風の脱衣場はあちこちガタがきているが
とても静かで風格さえ感じさせてくれた。
電気の消された薄暗い浴室に入湯者自ら電気を灯します。

糠平温泉 湯元館【温泉奉行所】

照明不足の浴室内に窓から差し込む日差しが写真用語で言う逆光のように眩しく、
その光にゆっくり眼が慣れてくるとぼんやり浴室内が見えてきます。
タイル貼りの楕円形湯舟がとてもモダンで印象的な内湯。

糠平温泉 湯元館【温泉奉行所】

その湯舟に無色透明の糠平の湯が惜しげもなくかけ流されている。
そんな湯舟を眺めているだけでもかなり贅沢な気分に浸れるのですが、
ここはゆっくり湯舟で湯浴みします。

糠平温泉 湯元館【温泉奉行所】

源泉温度は61度、一部加水して適温に保つというこちらの湯、
湯に浸かるととてもやわらかく、わずかに硫化水素系の硫黄の香り漂い夢心地。
湯面に広がる波紋に外の光が反射してとてもきれいな湯を眺め、
これすなわち温泉癒し空間というものか。

糠平温泉 湯元館【温泉奉行所】

大型旅館の様な気取りや無駄な設備もなく、
もちろん塩素滅菌もしていない天然温泉だけが提供されているシンプルな内湯に
何故だかとても感動さえも覚えます。

糠平温泉 湯元館【温泉奉行所】

内湯から露天風呂へと続く通路があるのでそちらへ向います。
糠平川のせせらぐ音がとてもさわやかで、
火照った身体が冷たく澄んだ山の空気が優しく冷ましてくれる。

糠平温泉 湯元館【温泉奉行所】

谷川の流れを望めつつ打たせ湯を楽しめる空間。
その先には岩組みされた露天風呂が山を背後に鎮座している。

糠平温泉 湯元館【温泉奉行所】

混浴というコチラ露天風呂には源泉がコンコンと湯が注がれ
淡い硫黄の香りに包まれゆっくり入湯できる。
聞こえてくるものと言えば、
渓流のせせらぐ音、打たせ湯のはじける音、鳥のさえずり…。

糠平温泉 湯元館【温泉奉行所】

ついでに森林浴も楽しめる露天風呂は
まさに自然の恵みをタップリと享受できる極上温泉だ。

糠平温泉 湯元館【温泉奉行所】

アブも少なくゆっくり寛げる露天風呂。
湯の中をよく見てみると糸状の白い湯の華も舞っていて
温泉の持つ魅力にまた虜になってしまったようだ。

糠平温泉 湯元館【温泉奉行所】


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温泉の場所 糠平温泉 湯元館の地図【温泉奉行所】
糠平温泉 湯元館の地図【温泉奉行所】


コメント 糠平温泉は観光客も少ない静かな穴場的温泉だ。
温泉の泉質

ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 /源泉実測温度 60℃/ph7/湧出量毎分250L

適応性 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復期・疲労回復・健康増進・きりきず・やけど・慢性皮膚病・慢性婦人病
営業時間
【2018年7月現在】
日帰り入浴13:00-20:00
(定休日:水曜日 不定休有り)


08:00-20:00
料金
日帰り入浴
大人:800円、子供:200円(小学生)※小学生未満は無料【2018年7月現在】
コテージ28000円〜 (ライダーハウスは廃止)【2018年7月現在】

旧料金
大人:500円
子供:200円 (小学生)
その他/乳幼児100円
一泊二食付き:7000円〜 素泊まり:3800円
入浴施設
【2018年7月現在】
旧男湯と旧混浴露天風呂を「神韻の湯」、旧女湯を「空翠の湯」として日替わりで男女入替としております。
「神韻の湯」の内湯に檜風呂、「空翠の湯」の屋外にも檜風呂を新たに設けました。(混浴露天風呂と足湯は廃止)

旧設定
男女別内湯各1、女性用露天風呂1、混浴露天風呂1、混浴打たせ湯1
備品等 【2018年7月現在】
シャンプー、リンス、ボディーソープです。脱衣場にはロッカー


シャンプー、ボディーソープ

連絡先

【2018年7月現在】
〒080-1403
北海道河東郡上士幌町字ぬかびら源泉郷北区52-1
TEL/FAX 01564-4-2121

旧連絡先
上士幌町糠平本通4丁目39

TEL01564-4-2121
FAX01564-4-2123
お気に入り度
塩素消毒臭度  012345
駐車場 旅館前に5台ぐらいと道路を挟んだ向こう側に大きな駐車場あり
公式HP ぬかびら源泉郷 湯元館のHP
1オシ温泉大陸北海道の動画
温泉情報
アクセス 公共機関:JR 帯広駅から60km糠平温泉郷行きバスで約90分、終点下車。
車:帯広から約60km、約1時間
入湯日付 最終入湯日:2011.8.1(月)曇り


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