おごと温泉 里湯昔話雄山荘【温泉奉行所】
(おごとおんせん さとゆむかしばなしゆうざんそう)



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おごと温泉は大きく分けて三つのエリアに点在し、
ひとつは国道の北東側にある湖畔に面したエリア、
その西側にある小高い丘の上にあるエリア。

残りは湖畔の南側にある温泉とは無関係ではあるが
おごと温泉において切っても切れない存在の歓楽街(ソープ街)が広がり、
一種独特の雰囲気を漂わせている。

おごと温泉 里湯昔話雄山荘【温泉奉行所】

本日は西側にある小高い丘エリアの温泉旅館を目指します。
温泉の中心部から細い道を山手方向へ進むと、
昭和のレジャーブーム時代に建てられたと思われる
巨大コンクリート造の旅館「雄山荘」が目に飛び込んでくる。

おごと温泉 里湯昔話雄山荘【温泉奉行所】

山の中腹にあるコチラ旅館は駐車場も起伏があって
結構な登り坂が旅館の玄関先まで続いています。

おごと温泉 里湯昔話雄山荘【温泉奉行所】

巨大旅館の立派なエントランスは大きな吹き抜けとなって、
壁には近江にまつわる昔話が描かれ少し見入ってしまう。
そんな空間である。

日帰り入浴は通常大人1500円なのですが、
今回はグルーポン割引チケット700円を事前に購入して訪れました。
フロントで受け付け後、浴場までの道のりを教えてもらうが…。

おごと温泉 里湯昔話雄山荘【温泉奉行所】

別館の一階にあるという浴場へはエスカレーターで2階へ上り、
そこからエレベーターで3階へ行き、
ローカ突き当たりのエレベーターで1階まで降りる?
巨大旅館ならではの迷路チックな館内はこれはこれで結構楽しめます。

おごと温泉 里湯昔話雄山荘【温泉奉行所】

エレベーターを降りたフロアは温泉専用で、
和の空間が広がる浴室前は畳敷きの和室があったりするが
ゆっくりゴロ寝できる様な場所ではない。

おごと温泉 里湯昔話雄山荘【温泉奉行所】

片隅に貴重品を収める重厚な金属ロッカーがあるので
手荷物やお財布なんかはコチラへ預けて暖簾をくぐりましょう。

おごと温泉 里湯昔話雄山荘【温泉奉行所】

落ち着いた和の空間となっている脱衣場は脱衣かごが棚に整然と並べられ、
中央にはリビングにあるようなテーブルとイスが置かれ
アメニティーなどもかなり充実しています。

ガラス窓から浴室を見ると眼下に湯船があって、
その先には露天風呂まで見渡せる。
湯面を反射した陽の光が壁にゆらりゆらりと輝いてとてもきれいです。

浴室は上下縦に広く吹き抜け状となり、
湯船までは両袖に階段が展開し格好良いけれど、
体の不自由な方やお年寄りには少々危険な階段でもある。

外の日差しが優しく差し込んで温泉の湯気と共に
小春日和の様な内湯はとても気持ちが良いものだ。
平日の昼間、ほぼ貸し切り状態で
湯船に注がれる湯音だけが響く静寂な中、
湯船へと入湯します。

おごと温泉 里湯昔話雄山荘【温泉奉行所】

長方形の石の湯船には無色透明のおごとの湯で満たされ、
わずかながらすべすべ感も享受できます。

おごと温泉 里湯昔話雄山荘【温泉奉行所】

温度の低い源泉は大津市が管理しており、
数カ所ある井戸から汲み上げた温泉を混合し
各旅館へ配湯しているため使える湯の量も限られるのだろう。

おごと温泉 里湯昔話雄山荘【温泉奉行所】

残念ながら循環加温ろ過式の温泉だが、
消毒臭は最小限であまり感じることはなくゆっくり湯を堪能できました。

おごと温泉 里湯昔話雄山荘【温泉奉行所】

冬季間の貴重な晴天の日、
眼下に広がる琵琶湖とうっすらと頂に雪を冠した霊峰比叡山を望む露天風呂には
満開になった椿の花がもうそこまできている春の訪れを
知らせてくれるようでとても印象的だ。

おごと温泉 里湯昔話雄山荘【温泉奉行所】

バイブラや打たせ湯を併設する露天の湯船はヒノキ風呂。
若干湯から漂う塩素の匂いが気になるが、
晴天の下での湯浴みはやはり何物にも代え難い。

おごと温泉 里湯昔話雄山荘【温泉奉行所】

屋外には小さいながらもサウナと大きな樽の湯船があるが
コチラはなんと『源泉風呂』と表示があります。
早速入ってみようと足を突っ込むが、あっ冷たい…。
実測温度は20.5℃と屋外でこの温度ではやはり厳しいかな。

おごと温泉 里湯昔話雄山荘【温泉奉行所】

気合いを入れ直し入泉するも、あまり源泉らしさは感じられません。
大きな湯口はあるものの新しい源泉は一滴も注がれず、
結局源泉を拝めなかったのが心残りとなりました。

おごと温泉 里湯昔話雄山荘【温泉奉行所】

少量でも良いので完全なかけ流し湯船があれば温泉全体のレベルもアップするというもの。
露天風呂からの眺望も生け垣として植えられた植栽がかなり邪魔して
せっかくの琵琶湖の眺望があまり見えず少し残念でした。

このあたりを改善すれば
入湯者の満足度もかなり上昇するのではないでしょうか。

おごと温泉 里湯昔話雄山荘【温泉奉行所】

入湯後、館内をウロウロ。
1階フロアはかなり広くてさまざまな展示物があったりします。
囲炉裏端にある図書コーナーにはお茶が自由に楽しめるスペースや

おごと温泉 里湯昔話雄山荘【温泉奉行所】

おみやげ店では美しい大津絵が販売されていたのがとても印象的。
見ているだけでもとても楽しめますね。

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温泉の場所 おごと温泉 ことこと足湯の地図【温泉奉行所】
おごと温泉 ことこと足湯の地図【温泉奉行所】


コメント 小高い丘にある温泉旅館ではいる露天風呂は琵琶湖を一望できる。
温泉の泉質

源泉名:雄琴温泉(2源泉:市第4号泉、市第5号泉の混合)
単純温泉(低張性・アルカリ性・低温泉)/泉温28.1℃/pH8.53/ラドン2.36マッヘ毎kg

適応性 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、冷え症、慢性消化器病、痔疾、健康増進、疲労回復、病後回復期
営業時間
日帰り入浴時間:11:00〜14:30
料金
日帰り入浴大人1500円(フェイスタオル付き)
割引情報
入浴施設
男女別(内湯各1、露天風呂1、サウナ1、水風呂あり)
備品等 ボディーソープ、シャンプー、リンス、バスタオルは浴室にあり

連絡先

〒520-0101
滋賀県大津市雄琴1丁目9-28
TEL077−578−1144
FAX077−579−4029
アクセス 電車:JRおごと温泉駅から徒歩20分
車:名神大津インターから約30分
駐車場 あり、無料
お気に入り度
塩素消毒臭度  012345
公式HP 公式のHP
温泉情報
入湯日付 2013年1月16日(水)晴れ


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