日本三大秘境『祖谷」にある景勝地大歩危峡、少し北には小歩危峡がある。そんな秘境の地にある大歩危温泉を訪れた。
国道32号線を高地方面へ進むと、真っ赤なアーチ橋が目印となる。その橋のたもとにこの日の宿となる「ホテル大歩危峡まんなか」はある。
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ホテル全景
ホテルからは大歩危峡が一望
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浴場入口
清潔に保たれた脱衣場
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山奥の険しい道のりで運転の疲れもピークに達していたが、ホテルの従業員の方はとても丁寧に対応してくれたので、その疲れも幾分癒される。
ホテルは最近改装されたのかとてもきれいで、従業員の年齢層は若くフレッシュな感じを受けた。このホテルは客室までの案内係りはいないが、迷うことなく4階にある客室へとたどり着く。
標準的な和室の部屋ですが、窓からの眺望は大歩危峡が眼下に広がり、先ほど渡ってきた真赤な橋が目に映る。さらに、荒々しい岩場を流れる急流の音が4階までリアルに聞こえてくるので、夜間眠れるかが心配だ。
そんな心配をしながらまずは温泉へ、浴室は地下1階にあり、さきほどの大歩危峡の急流に近い場所にある。
男女別の浴室は清掃状態もとてもよくきれいに維持管理され、疲れた旅人を受け入れてくれる。脱衣用のロッカーはなく服は脱衣かごへ入れる。貴重品は専用のロッカーへ収めます。
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浴室へ入る引き戸を開けると一瞬だが弱い硫黄の香りを感じた。その後は設置されているシャンプーのにおいが鼻をつく。
10人ほど浸かれる内湯に体をゆっくり湯に沈めると、少し熱めの湯からは循環ろ過及び加温されていることに気が付く。当然祖の湯は塩素系薬剤で消毒されてはいるが、幸いその消毒臭はほとんど感じることはなかった。
ろ過されているのでその温泉成分である硫黄分は除去され温泉を感じることはほとんどなかった。無色透明のほぼ無味無臭のその湯は、限りなく白湯に近いと感じた。
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内湯
湯船から洗い場を望む
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露天風呂までのアプローチ
大歩危峡を間近で望みながら湯に浸かる。
半露天風呂のヒノキ風呂
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露天風呂へはさらに階段を下りてゆく。檜で統一された壁や湯船からは優しい木の香りが漂う。湯船は2つあり、四角い檜風呂と一人用の丸い檜風呂が用意されている。
湯は先ほどの内湯と同じで特徴はないですが、大歩危峡を流れる川の轟音と渓谷をぬけるやわらかい風が湯船の上を駆け巡る。
そんな温泉の楽しみ方もあってもいいだろう。
評価について、
残念ながら温泉は循環湯でしたが、周囲の自然環境や従業員さんの対応とても良かった。温泉に星2つとここの従業員さんに星1つを付けて合計3つ星とします。
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温泉の場所 |
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