(しんゆのやまおんせん ぐりーんほてる)
温泉奉行所>三重県の温泉>新湯の山温泉 グリーンホテル |
2014年前期、太平洋側に大雪をもたらした「南岸低気圧」は、 東京首都圏を一夜にして雪国へと変貌させるなど、 各地に被害をもたらし厳しい自然の驚異を感じさせてくれた。 コチラ関西地方では二回の積雪が観測され 雪ダルマが量産できる程に降りましたが、 幸いにしてわが奉行所に大きな被害は出ませんでした。 こんなにたくさん雪が降るとしたいこと? スキーですか? それともスノボーですか?? いえいえ、やっぱり雪見温泉でしょ! ということでやってきましたコチラ 三重県は湯の山温泉の麓。 鈴鹿山系の頂にはたくさんの積雪が見て取れるが、 平野部ではほぼ解け去り雪はない。 ![]() ココ湯の山温泉のすぐ裾に位置する『新湯の山温泉グリーンホテル』は 古来からある湯の山温泉とは源泉が違うので 別物と考える必要があるだろう。 山間にある至って普通のホテルには さてさてどんな温泉があるのだろうか?楽しみです。 早速ホテルへ急いで調査を開始いたします。 ![]() 午前10時日帰り入浴が始まるということで ゾクゾクと入湯者がホテルへ吸い込まれてゆきます。 フロントで入湯料金650円を支払い ホテル内を経由して浴舎へと向います。 ![]() ホテル内の床には赤い絨毯が敷かれ 中庭の見える下り廊下はきれいな景色が望めて とっても気分がいいですね。 廊下の先には男女別に暖簾が掛けられ入湯者を迎え入れてくれた。 ![]() 脱衣場はベージュを基調とした色合いで 広くて清潔な空間はとっても好感が持てます。 カギ付きロッカーに貴重品専用ロッカーも備え付けがあって 日帰り入浴客にも優しくしかも無料で使用できるのは嬉しい。 ![]() 宿泊者用の脱衣カゴもちゃんとあって ホテルの温泉としてもしっかり対応しているようだ。 ![]() 寒さ対策で着込んだセーターやパッチを脱ぎ捨て浴室の扉を開けます。 前面に明るく光が差し込む大きなガラス窓。 その窓際に長方形の大きな主浴槽が視界に飛び込んでくる。 ![]() 『4号泉使用』という湯船は循環湯なのかお湯のオーバーフローは確認できない。 実測湯温42.5度〜43度とわずかに熱めの湯は 微妙ながら消毒臭を感じるような気がした。 淡いコハク色した湯からは やさしいモールの香りが心地よく広がります。 ![]() 内湯左角にある小さな湯船に目が移ります。 小さな湯船からサワサワと溢れ出すところをみると コイツは源泉かけ流しじゃないのか? 『3号泉使用』とある小型の湯船には 実測温度44度と熱めの湯に満たされ絶え間なく湯が溢れ出し コハク色した軟らかい肌触りの湯からは しっかりとしたモールの香りがたまらなく漂います。 熱い湯でタップリとモール泉を堪能していれば かなり身体が火照りだしのぼせてくるのが分かります。 大きな窓ガラスの向こうには屋外の湯船が見え隠れ。 よし、そろそろ露天エリアへ突入か。 外に出る扉をバッと開けると、 冬のキリッとした冷たい空気が心地よく、 身体全体から「ケンシロウ」(北斗の拳)の如く湯気が立ち昇る。 「もうお前は死んでいる」じゃあなくて 「もう私はのぼせてる」ということで 屋外に出たすぐの場所には飲泉場が…。 ![]() 温かい湯が出てるのかと思いきや 冷たい第3号源泉が注がれ乾いた喉を潤せる。 山の斜面を利用した露天エリアのここが一番高所。 ![]() 眺望はイマイチだけれど 下へと続く石畳の階段とその横を流れる水路は 上の湯船から溢れ出た廃湯をうまく演出に利用したすぐれもの。 庭園調に設えられた露天風呂は 奥に大きな岩風呂があって まるでニシキゴイが泳ぐ池のように映ります。 ![]() かなりレベルの高そうな露天風呂。 まずは上にある東屋付き木の湯船から入湯です。 『癒しの湯』と命名された「4号泉使用」の実測温度42.5度 純然たる源泉かけ流しはザザザッーと大量の湯が溢れ出し贅沢至極。 もう下手な説明は不要だろう。 下に向って流れさる湯の音がなんだか風流に聞こえます。 ![]() 大きな岩風呂からは湯気が立ち昇り あたかも別府の温泉地獄を見ているよう。 岩風呂の岩は地元の花崗岩使用なのかワイルドで コチラも大量の湯が溢れ出し丸い排水目皿の上で渦を巻いている。 ![]() 白く細かな湯の華が大量に舞うこの大きな岩風呂は 20人はゆっくり入れるだろうか? 近畿圏内にある湯船の中でも屈指の大きさを記録するだろう。 ![]() 湧き立つ湯気からは淡いモールの香りが温泉の新鮮さを物語り やさしい肌触りは子供からお年寄り お肌が気になるうら若き女性にもお勧めできるだろう。 この露天風呂から御在所岳の勇姿が一望できれば 露天風呂として言うことなしなのですが…。 ![]() 源泉大量かけ流し、庭園風露天風呂、 どちらもレベルはかなり高く、 温泉マニアから行楽客まで広くお勧めしたい温泉に間違いなさそうだ。 ここまで読んで頂いた皆様にだけお伝えします。 湯の山温泉周辺でお泊りをご検討されている方は じゃらんにおいて無料で格安料金の宿や空室確認ができる機能がお勧め。 煩わしい電話での問い合わせは気が引けるあなたにお勧め。 宿泊料金も正規料金よりお安く泊まれる特典も掲載されるなど 私はいつも確認してから宿泊予約しています。 見逃してはいけないのが楽天トラベル↓ 格安プランや高還元ポイントがゲットできることもあるので あわせてチェックしましょう。 |
|
温泉の場所 | ![]() |
![]() |
|
コメント | コハク色した源泉を大量かけ流しされた庭園露天風呂はみなさんにもお勧めできる内容です。 |
温泉の泉質 | 源泉名:新湯の山温泉3号泉 泉質:アルカリ性単純温泉/泉温45.9 ℃/pH8.6/ラドン1.62マッヘ 源泉名:新湯の山温泉4号泉 泉質:アルカリ性単純温泉/泉温39.1 ℃/pH8.5/ラドン1.16マッヘ |
適応性 |
神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・ うちみ・くじき・慢性消化器病・痔症・冷え症・病後回復期・健康 増進・疲労回復 |
営業時間 |
日帰り入浴10:00〜18:00 (19:00まで) |
アクセス | 自家用車:東名阪自動車道四日市IC→国道477号線(約20分) 公共機関:近鉄「湯の山温泉」駅からタクシーで10分以内(駅から電話連絡にて送迎あり) |
駐車場 | あり |
料金 |
日帰り入浴大人・小人650円 ※3歳未満無料 一泊二食付き |
入浴施設 |
男女別露天1、内湯1、スチームサウナ |
備品等 | シャンプー、リンス、ボディーソープ、ドライヤー等 |
連絡先 |
〒510-1251 三重県三重郡菰野町千草7054−173 TEL059−392−3111 |
お気に入り度 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
塩素消毒臭度 | 012345(内湯主浴場) 012345(露天風呂) |
公式HP | 新湯の山温泉グリーンホテル公式HP |
温泉情報 | |
入湯日付 | 2014年2月23日(日)晴れ |
![]() |
![]() |
---|
Copyright (c)2008-2014 温泉奉行所 All Rights Reserved.