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温泉奉行所>長野県の温泉>白骨温泉 丸永旅館 |
2019年2月、日本の温泉文化を探るツアーと銘打って目指したのは、 長野県にある有名な温泉地『白骨温泉』 今から雪積もる白骨温泉を宿泊で満喫することに。 ![]() ここは標高1400メートルの高所にあって、 霊峰『乗鞍岳』や北アルプスの峰々に閉ざされた野趣あふれる温泉地。 真冬の2月に果たして車で到達できるのか心配です。 急傾斜の山の斜面や深い湯川渓谷に沿って敷設された道路は 白く雪が積もり一部が凍結しております。 2WDスタッドレスだがなんとか目的地へ到達できました。 ![]() 本日お世話になるのかコチラ『白骨温泉 かつらの湯 丸永旅館』です。 意外と積雪が少なめの旅館前駐車場に車を停めて 荷物をまとめて宿の玄関からお邪魔します。 ![]() なんだかホッコリ落ち着く感じのこのお宿、 家庭的な雰囲気漂うコチラ旅館は女将さんが明るく対応してくれた。 最近、施設の一部をリニューアルしたそうで、 ![]() モダンな暖炉やシックで落ち着いた空間が展開している。 私が行ったネット予約が1か月先になっていて、今日の宿泊予約になっていなかったけれど 柔軟に対応していただいたのが恥ずかしくもあり、印象に残った思い出。 ![]() 案内していただいた客室は二方向に窓がある角部屋で、 ファンヒーターとコタツのスイッチを手早くオンにして頂いてすぐにポカポカ お茶と栃の実せんべいを頬張って暫しの休息。 ![]() 窓から広がる景色は一面の雪景色。 雪面には幾種もの動物の足跡にピンと張りつめた冷たい空気が 都会の喧騒から完全にかけ離れた別世界。 ![]() さて気になる温泉、準備を整え向かいます。 館内、廊下に敷き詰められた琉球畳が足にやさしく温かい。 男女別内湯と混浴露天風呂、貸切風呂を備えるコチラお宿、 ![]() まずは男性内湯へと向かいます。 左が男湯で右が女湯、日替わりで入れ替わることはないみたい。 暖簾をかき分け脱衣場へ。 ![]() こじんまりとした脱衣場は脱衣かごなど最小限の備品にとどまり、 これが逆に秘湯感の効果を高めています。 それでは待望の温泉エリアへ ![]() 窓際に小さいながら湯船がひとつ、 硫黄の香りタップリの青白い湯がかけ流しで迎えてくれた。 見ているだけども癒される温泉へ入湯します。 ![]() ザザーっと溢れ出す硫黄泉は実測温度39.7度 冬場のこの季節にしては温めですがゆっくり湯浴みできます。 硫黄泉ではあるがpH6.6と酸は強くなく、 ![]() 重曹成分が豊富に含まれるためお肌はツルツルになります。 カルシウム成分が湯船に縁で析出しゴツゴツしています。 源泉は泡の湯旅館と同じ『新泡の湯温泉』なのであります。 ![]() 窓を開けた外には混浴露天風呂があります。 雪を愛でつつ温泉なんて年に何度も入ることはない…贅沢。 手摺をしっかりつかんで階段をゆっくり下りて行きます。 ![]() 露天風呂はさらに泉温低めの実測37.2度、 奥に進むほどに温度は上昇しますがそれでも40度前後だろうか。 真冬の温度設定にしては低めですが、長時間の湯浴みが楽しめるというもの。 ![]() この日の宿泊に女性の姿はなかったので混浴は実現しませんでしたが、 夫婦や恋人同士の入浴はおススメできると思います。 あたたかいお湯がお尻の下から湧き上がってくるのが気持ちいい。 ![]() お部屋に戻って小休止、 翌日の宿泊予約を確認するとやはり1か月先になっていた。 明日、宿泊予定の宿で状況を確認してから再度予約することにして、 ![]() 18時からの夕食は別室、1階にある食事処ということで向かいます。 テーブルと椅子で頂く夕食は信州田舎料理というのがテーマ。 う~ん、身体にとっても優しそう。
鯉のあらい、鯉の甘露煮、豆腐の長芋焼、しし肉の陶板焼き、 信州そば、岩魚の塩焼き、馬刺しと山の幸満載だ。 予約なしにもかかわらず食事のご用意をしていただきありがとう。 ![]() 美味しかったです、ごちそうさまでした。 普段いただけない山の幸をたらふく食べた後は 1階奥にある貸し切り風呂へ向かいます。 ![]() 家庭用サイズの湯船はカルシウム分の析出で真っ白に。 軟らかくもありイオウの香りスパイスが効いた温泉をひとりじめ。 贅沢の極み、至福のひと時、最高である。 ![]() 早朝、朝日差し込む混浴露天風呂で朝風呂を愉しみます。 2019年2月時点において積雪がとても少ない白骨温泉なのですが、 寒さは正に氷点下、寒さと温泉の温かさ、差が大きいほど気持ち良い。 ![]() 7時30分から朝食です。 温泉ばかり入湯してのんびりしている割にはお腹が空いてくる。 1階の食事処へむかいます。
ヤマメの甘露煮など一般的な山の温泉朝食ですが、 コチラでは温泉水使用のお粥がおススメなのです。 ふんわり優しいイオウの香りがなかなか癖になります。 ![]() 早くもチェックアウトの時間です。 駐車場の奥からは雪の中に繋がれた温泉犬が現れた。 黄色い車で暮らす温泉犬に別れを告げて次の温泉地『鹿教湯温泉』へ向かいます。 白骨温泉『かつらの湯 丸永旅館』で宿をお探しの方、 宿に直接予約するよりもじゃらんnetや楽天トラベルを介してする方が お安く泊まれることが多いですよ。↓
一度お試しあれm(_ _)m |
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温泉の場所 | ![]() |
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コメント | こじんまりとした家庭的な混浴露天風呂を備える温泉旅館だ。 |
温泉の泉質 |
源泉名:新泡の湯源泉/泉質:含硫黄-カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩温泉(中性低張性温泉)/源泉温度36.9度/pH6.6/湧出量40リットル毎分(自然湧出)/成分総計1.4g毎kg |
適応性 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、うちみ、運動麻痺、関節のこわばり、くじき、慢性消化器病、痔病、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、傷、皮膚病、慢性婦人病、便秘、痛風、肝臓病、動脈硬化、胆のう炎、肥満、糖尿病、高血圧、貧血、リュウマチ |
営業時間 |
日帰り入浴時間/11:00~14:00 |
料金 |
大人/600円 子供/400円 |
割引情報 | |
入浴施設 |
貸切湯(1)混浴露天風呂(1)男女別内湯(各1) |
備品等 | |
連絡先 |
〒390-1515 長野県松本市安曇白骨温泉4185−2 TEL : 0263-93-2119 FAX:0263-93-2067 |
アクセス | 電車:松本電鉄新島々駅より白骨温泉行きバス、泡の湯前下車利用約1時間 車:松本ICより車で60分。高山ICより車で60分。 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
お気に入り度 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
塩素消毒臭度 | 012345(かけ流し) |
公式HP | 丸永旅館公式HP |
温泉情報 | |
入湯日付 | 2019年2月21日(木)~22日(金)晴れ |
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