（しらおいおんせん　しらおいおんせんほてる）



2012年3月閉館

道内では比較的小さな湖、ポロト湖畔にある白老温泉は数件のホテルや旅館民宿からなる温泉街だ。その中の１軒、白老温泉ホテルは日帰り入浴が可能ということで初入湯させてもらった。 国道３６号線をポロトコタン方向へ進入すると『白老温泉ホテル』と大きな看板が目に入ります。ホテルだけあって駐車スペースも十分にある。ホテル入口は宿泊者と日帰り入浴者とは別で正面左側の入口からの入場となりますが、中ではすぐにつながっていました。 フロントで入湯料５００円を支払いロビー左側のローカを突き当りまで進むとそこが浴室の入口だ。	ホテル外観 左が日帰り入浴者入口
暖簾をくぐり脱衣場へ入ると、 ひと昔前の脱衣籠と棚が設置され懐かしい雰囲気だ。 浴室の戸を開けると正面には１０名以上はゆっくり入浴できる岩風呂がある。 大量のオーバーフローが床面に溢れ出て入浴者を向かえ入れている。 さりげない演出が温泉マニヤにはたまらない。
内湯から脱衣場方向を望む	湯船には見た目に黒っぽい湯が満たされ、入ってみると４３度位の熱めのお湯で湯船の底のパイプから泡とともに源泉であろう激熱の湯が大量に掛け流されている。
奥の白いタイル張りの湯船は、透かし屋根からの光で明るく開放感もあり、お湯の温度も適温の４２度前後と快適なお湯加減でした。 その湯船の横には飲泉場がありお湯を汲んでみると、意外に色は薄く味もアルカリを感じるしっとりとしたお湯。 ちょっと塩味で飲みやすい源泉です。この源泉は空気に触れると色が濃くなるのかもしれません。	奥側の内湯 飲泉場 源泉汲みたて
露天風呂	さらに奥には露天風呂への入口、ドアを開けて先へ進みます。四角い湯船の周りには樹脂製の竹垣で四方を囲まれており、ロケーションは空だけでしたが、湯船には大量の源泉が供給されていて豪快なオーバーフローが楽しめた｡ 温度は４１度前後のぬるめのお湯でゆっくり湯浴みすることができる。わずかに硫黄の香りも感じるつるすべの湯はかなりレベルの高い温泉だ。
湯船の中にある源泉供給パイプからは「ボコッボコッ」と 油のような強い臭い（臭素臭やモール臭という人もいる）のガスと共にお湯が供給されている。
白老温泉ホテルでは豊富な源泉を使って『スパウォーター』なるものを裏の工場で製造しそれを販売しているようなので帰りにホテルの自販機で購入、私のおみやげとなりました。 評価について､ 豊富に湧き出す源泉はもちろん､私が一番気に入ったのは源泉と共に噴出すガスの香りが気に入った。もちろん温泉の浴感も最高です。ということで最高の５つ星を付与します。	スパウォーター
白老周辺で宿をお探しの方、 宿に直接予約するよりもじゃらんや楽天を介してする方がお安く泊まれることが多いですよ。↓ ↑空室確認もWeb上で瞬時にわかるすぐれもの 一度お試しあれm(_ _)m
温泉の場所

コメント	古びたホテルですが本物の完全掛け流し温泉は最高です。
温泉の泉質	ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉 /源泉温度 ５１℃/ｐＨ8.７/総計1190mg毎kg
適応性	神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性皮膚病・病後回復期・疲労回復・健康増進・切り傷・冷え性
営業時間	年中無休8:00〜22:00
料金	大人５００円子供２５０円
入浴施設	内湯男女各２露天風呂各１
備品等	浴室内に飲泉場あり
連絡先	白老町日ノ出町1丁目3-15 TEL0144-85-2725 FAX0144-82-3530
お気に入り度
塩素消毒臭度	０12345
公式HP	白老温泉のHP
温泉情報
入湯日付	200７年8月２７日（月）

Copyright （c）2008-2014　温泉奉行所　All Rights Reserved.