鈴鹿さつき温泉【温泉奉行所】
(すずかさつきおんせん)



最新(2013年2月)のレポートは下段にあります。

温泉奉行所三重県の温泉>鈴鹿さつき温泉

「坂は照る照る 鈴鹿は曇る あいの土山 雨が降る」
こんな馬子唄で有名な東海道49番目の宿場町、土山。

そんな昼の大雨の中、土山の道の駅で一服、
セルフサービスのソフトクリームと茶うどんを食べてから
国道1号線を東に走り鈴鹿峠を越え約30分ほどで近辺まで到着したが
『鈴鹿さつき温泉』の看板や案内表示がなく迷いながらJAの建物を発見、
小さな案内板の矢印に従い車を進めます。


そこはJAの施設に付随する温泉施設で、
観光客や旅行客を相手に営業しているのではなく、
近隣住民の憩いの場所的な温泉施設です。


入湯者は近所のお年寄りが中心で
みなさん顔見知りのような感じを受けました。


施設入り口左側には『源泉』と看板が掲げられ
黒いホースからドラム缶へ源泉が注がれております。
温度は45度前後で少しぬるっとした感覚、
味はやわらかい感じで弱アルカリを体感できます。
仄かなモールの香りが温泉気分を盛り上げてくれた。


入湯料は大人が500円子供が300円
年間パスポートなるものもあるそうで、
料金がなんと50000円でした。
高いのか安いのか微妙な料金設定ですが1年間入湯し放題ですね。


入り口でチケットを購入、タオルは付いていないので
家から持参するか200円で購入しましょう。
シャンプーとボディーソープはあるようです。


チケットを受付で渡して浴室へ向かいます。
男湯の暖簾をくぐるとすぐにトイレとサウナ室があります。
ここは脱衣所にサウナがあるからその入り口付近は
サウナに入った人の汗?や水?などで結構ぬれていたので
不快な感じでしたがめげずに奥へ進みます。


ロッカーは個々に鍵の付いた縦長上下2段の大きいロッカーです。
ハンガー掛けは付いていましたが残念ながらハンガーは付いていません。


服を脱ぎ浴室の引き戸を開けると、
ふくよかな温泉の香りを期待しておりましたが、
なんと備え付けシャンプーのハッカの臭いで満たされていました。


浴室の真ん中にはかけ湯コーナーが設けられていたので
そこで体を清めてから浴槽へ
大きなガラス窓の手前に20畳ほどの浴槽と小さなサウナ用水風呂
ありますが、露天風呂はないようです。


ゆっくり湯船に入るが若干ぬるめのお湯ですぐに全身浸かります。
湯口からは源泉と思われるお湯がなみなみと浴槽へ注がれております。
大量のオーバーフローを眺めながら湯口の横に陣取り浸ります。


さすがに湯口の横まで行けばハッカの臭いは消えて
温泉のほのかなゴムの匂いに似たモールの香りが感じられます。
本当にかすかな香りなので見逃さないように注意しましょう。


温泉の色は淡い褐色で入ると少しヌルっとした感覚があります。
温泉成分表の横には
『浴槽温度を保つため循環して温度を上げています。』とか、
『衛生上塩素消毒をしている。』
『源泉温度を下げるため加水を使用することもある。』
などなど書かれておりましたが、


塩素臭を感じることなく
存分に源泉かけ流しの感覚を味わうことができました。
残念なのは浴室内に充満するハッカ臭を何とかしてもらいたいものです。


シャワーなどの給湯はボイラーの沸かし湯と書かれていましたが
私の感覚では温泉が使用されていました。
これには少し感動を覚えましたね!


ドライヤーの備え付けもあるので髪を乾かして
2階の休憩室へ…


なんとそこは1回100円のカラオケ会場となっているので
仮眠はできないかもです。
無料のお茶をすすりながらカラオケを横目に退場しました。


帰りに施設入り口の源泉に手を浸けてお別れです。
その浸けた手が乾くとさらに肌がスベスベになりました。
良質な源泉を感じることができました。


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2013年2月24日(日)再訪

梅のつぼみも膨らむ2月の下旬、
雪が舞い散る中訪れた鈴鹿さつき温泉を再度ご紹介します。



白く雪を冠した御在所岳を背景に
田園地帯が広がるロケーションの中にあるコチラ温泉は
JA鈴鹿が管理運営する温泉施設です。



約6年ぶりの訪湯なので記憶をたどり道を辿りながら到着です。
玄関前には以前と同様パイプから源泉がかけ流され、
手や口でその温泉をお試しすることができる。



うん、長島温泉系のモール分をたくさん含有したアルカリ泉は今も健在である。
到着したのが開店前の10時前、
地元の方達が玄関前でおしゃべりしながら開湯を待っていた。
入湯料金は大人500円券売機で支払い
感熱紙に焼き写された入湯チケットを受付へ渡します。



脱衣場にサウナがあるのは如何なものかと
以前も思ったがまだそのままありますね。
素早く用意を調え浴室へ入場したのが二人目。
内湯内は強烈な湯気に覆われ視界が開けないほどだ。

トップバッターが内湯湯船の中央で陣取っていたので
湯船の写真はあきらめ室内を見渡していると、
なんと屋外へ通ずる架け橋が湯船に上に新設されているのを発見し、
早速向かうことにします。



以前にはなかった露天風呂は小さめではあるが、
東屋の下に四角い石の湯船があって源泉が大量にかけ流されています。
周囲は完全に塀で閉ざされ眺望は望めないが
本日の一番風呂である露天風呂へとこの身を沈めます。



入湯した瞬間からつるスベ感が身体全体を包み込み、
湯から立ち上る湯気は独特のモールの香りで感動を覚えます。
湯の温度は40度を超えたところを行ったり来たり、
とっても入りやすくついつい永湯してしまう。



湯を少し観察してみると
泡付きは確認できないが小さくて黒い湯の華が舞っていて
天然モノ温泉を実感させてくれる。

30分ほど入湯したが、
指の先はシワシワにはならずふっくらしっとりとお肌を保ってくれました。
大人4人も入れば満員となるコチラ露天風呂はやはり人気のようで、
ひっきりなしに人がやってきます。

内湯もかなりの混雑ぶりで湯船は満員御礼。
以前の内湯内はハッカ系シャンプーの匂いがきになったが、
今回はお茶シャンプーの匂いが少し気になった。

せっかくのモールの香りが台無しになるので
シャンプーなどは匂い控えめのものに変えていただきたいところである。



2階の大広間には相変わらずカラオケセットが設置され
地元ののど自慢が始まればゆっくり昼寝もできないのは以前と変わらずであった。



ここまで読んで頂いた皆様にだけお伝えします。
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温泉の場所


コメント 1,400メートルもの深い地下から、52.4度の高温泉が湧いている。
温泉の泉質 弱アルカリ性単純温泉 (低張性弱アルカリ性高温泉)/泉温52.4 ℃/湧出量毎分720L
適応性

神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻酔、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進。

営業時間
AM10:00〜PM9:00(受付8:00まで)
定休日 毎週木曜日・第3水曜日
料金
大人(中学生以上)500円
小人(4才以上〜小学校)200円
回数券 (11枚綴)5,000円パスポート券:1年間・・・50,000円 半年間・・・30,000円贈答用入場券:1枚 500円(10枚以上お買い上げの方に無料券1枚プレゼント)
入浴施設
内湯男女各1、露天風呂あり(2011年新設)
備品等 シャンプー、リンス、ドライヤー、サウナ、カラオケ(有料)

連絡先

〒513-0002 
三重県鈴鹿市津賀町850-2
TEL 059-370-2611
FAX 059-370-6284
お気に入り度
塩素消毒臭度  12345
公式HP 鈴鹿さつき温泉公式HP
温泉情報
入湯日付 2013年2月24日(日)少雪
2007年6月9日


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