北海道と本州を結ぶ航路のひとつ、新日本海フェリーは
敦賀苫小牧間など8隻の高速フェリーで結ばれ、 ゆっくり船旅したいときは私もよく利用しています。
北海道へ旅に出るときは必ずと言っていいほどに使っているこのフェリー、
当初の所要時間は(舞鶴〜小樽)33時間を要していたが
高速船が就航してからはなんと約20時間(敦賀〜苫小牧)で到着するのである。
本日乗り込んだ『すずらん』号は1996年就航。
全長199.5m、幅25.0m、出力64,800ps、航海速力29.4ノット。 船内には客室はもちろんのことレストランやラウンジ、 浴室も完備され快適な船旅が約束されている。
今回は番外編ということでコチラ『すずらん』号の浴室をご紹介させていただきます。 浴室はフロント奥甲板昇降用階段の近くにあってわかりやすい場所にある。
乗船後すぐに行けばいつも満員なので次の日のお昼頃に入浴です。
浴室入り口には温泉マークが表示され雰囲気作りに寄与しています。
引き戸を開けるとすぐにげた箱、一段登れば小さな脱衣場がある。 しきりに盗難防止の貼り紙がなされているので貴重品は持ち込まない方がいいだろう。
支度を整えて浴室の引き戸を開けると、 船の四角い窓一面は真っ青な日本海が広がるオーシャンビュー。 空と海とが絶妙なグラデーションを描く景色を見ながら入浴です。
窓際にある二槽に分かれた小振りの浴槽と 数は少ないけれどシャワー付きカランがいくつか設けられています。 浴槽の中央部からミニファウンテンというべき給湯口があって
些(いささ)か温泉をイメージさせてくれます。
湯は白湯を循環濾過加熱し塩素にて滅菌しているふつうのお風呂。 湯船で手足を伸ばして日本海を見ていると旅の疲れも吹き飛びます。
単調な日本海の海原ではあるが天候が悪化すれば白波が見え隠れ
船の揺れもかなりのモノとなるので船酔いには注意です。
姉妹船で同じ航路を折り返してくる瞬間に風呂に入れば
そのすれ違う『すいせん』号を眺めつつ入浴を楽しむこともできるし、
津軽海峡にさしかかれば函館の活火山『恵山』も見ることができるだろう。
こんな風景の変わるお風呂は全国の温泉施設にはない楽しさが この船上にはあるのでした。
船尾デッキ上にはジャグジー風呂や男女別スチームサウナもあって
お風呂好きの方にはとても楽しみな施設となっています。
サウナやジャグジーはもちろん無料だが水着着用なので
ご利用する場合は水着を忘れないようにしたいものです。
北海道旅行で宿をお探しの方、
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