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| 温泉奉行所＞長野県の温泉＞蓼科温泉 小斉の湯 |
2018年2月、今期の冬はとても寒い。 降雪積雪多くあり、気分も下がり気味。仕事にも身が入らない。 そんな時はやっぱり温泉に行こう。 ということで、なんとか仕事を休み、 計画したその名を『ザ・雪見温泉ツアー2018冬』 2018年2月21日早朝からスタートです。 諏訪湖では5年目に出現した『御神渡り』を見学予定盛り込んで 中央道を諏訪湖に向かって直走る。 中央アルプスは白く雪化粧、雪見温泉に期待が膨らみます。 ここは標高1300メートルの蓼科高原、 アカ松や白樺林の広がる美しい別荘地。 周辺は野趣溢れる温泉地が点在する蓼科温泉郷で 自他ともに認める温泉リゾート地なのであります。  本日みなさまにご紹介する温泉は『蓼科温泉 小斉の湯』 目的地に到着するも、山中に突如として現れる氷山に衝撃を覚える極寒の地。 噴水が凍り付いてできた自然の芸術品といったところなのでしょうか。  到着した施設は趣ある温泉建屋で 元々温泉旅館だったこともあってホッコリできるのです。  二階建ての質素な建物だけど奥には迷路のような渡り廊下が続き、 さまざまな露天風呂があるといいます。 それでは調査を開始します。  建屋に入ると廊下や階段が迷路のごとく入り混じり 館内見取り図をよく見ないと迷ってしまいそう。 受付のご主人もなかなかお見えにならず不安になってきた。  見よ！このテーマパークのようなコチラ温泉旅館の見取り図を。 には男女別内湯をはじめ、森の中に男女別露天風呂が４、 貸切露天風呂が１あってそれぞれ渡り廊下で結ばれております。  外気温が低いためまずは内湯で身体を温めるのが良いとのこと。 右奥廊下の突き当りにある内湯浴室は 近づく度にイオウの香りが強くなってくる。  もっと草臥れた（くたびれた）浴室をイメージしていたが、 カラフルなカーペットに白く輝く壁、新しい洗面台がとても美しい。 立派な旅館を彷彿とさせる脱衣場で準備を整え浴室へと向かいます。  内湯扉を開けると…、 湯気と上品なイオウの香りに満たされた浴室に シックな湯船がぼんやりと、冬の朝日が差し込みとっても幻想的。  右湯船43.2度と左湯船44.8度の温度差ある二つの湯船で交互浴。 ほぼ無色透明の嬉しい完全かけ流しの温泉は、 すこぶるサッパリした浴感で体の芯まで染み込む効能感じる温泉だ。 それぞれに独立した露天風呂へは、 再度衣服を身に着けて向かうことになるので ここではじっくり身体を温めます。  露天風呂へは屋外にある渡り廊下で結ばれている。 屋外に一歩出るととっても寒い氷点下。 傾斜地に建設された温泉旅館のため高低差のある階段廊下が続きます。  渡り廊下では庭の景色と森林浴を楽しみながら 向かったひとつ目の露天風呂は『岩間の湯』 『見晴らしの湯』の方がおススメみたいですが、コチラから入湯です。  山側に佇む三つの湯船では、 木漏れ日に輝く湯気があたかも白い龍が舞っているかのよう。 温度差ある二つの源泉湯と山の水を湛えた水風呂で至極の温泉タイム。  なぜこんな屋外に水風呂があるのかな？？ おそらく雪解け水に満たされた実測温度7.9度！ のぼせたらここの入るのでしょうか？とっても入れない。  湯上り後は再度服を着て渡り廊下へ戻ります。 三湯目に向かったのが風光明媚な『見晴らしの湯』 廊下の突き当りは女性専用の露天風呂があります。  山小屋風の『見晴らしの湯』は温泉施設の中でも高所にあって 渡り廊下からの景色も風光明媚で思わず立ち止まります。 入り口で見た氷山みたいな噴水もチラリと見えてます。  質素な脱衣場は暖房器具も稼働されてなくとっても寒い。 脱衣かごなど最低限の備品しかないが、 外には贅沢なかけ流し温泉があるから不思議と贅沢な気分になってくる。  眼下に里山を見下ろすロケーションで岩風呂にカラフルなタイルがとても印象的。 枝葉の散った広葉樹にアカゲラなどの野鳥が木々を突き、 少し早い春の訪れを知らせてくれているようです。  都会の喧騒を忘れ、ゆったりとした時の流れを味わいながら 雪を愛でつつ温泉を存分に愉しみます。 温度差のある二つの湯船はもちろんかけ流し。  ゆっくり温泉に浸って思いふけっていれば、 次第に忘れかけていた自分の存在を新たに確認できた気がした。 気持ちいいでは表し切れないこの気分〜なんでしょうか。  露天エリアにも洗い場はありますが、 冬場は風が吹けば身体が凍りそう。 お湯や水の蛇口は『細く出しておく』のがコチラの流儀です。  他にも貸切の湯として露天風呂があるそうですが、 次回放湯した時のお楽しみとしておきます。 入る時はフロントで別料金にて楽しめるそうだ。  湯上り後は館内でのんびり休憩できるスペースがあります。 なかでも巨大クジャクのはく製が睨みを利かせた大広間は百人ぐらいの宴会ができそう。 飾られた写真にはたけし軍団の宴会の様子もあって往時の盛況ぶりが垣間見えた。  一階には昭和の懐かしい雰囲気がスバらしい応接間のような休憩処。 新しい液晶テレビにストーブ全開の温かい空間でしばしの休憩タイム。 芸能人の写真やサインが部屋のインテリアとして溶け込んでいます。  良い温泉場には欠かせない動物のはく製もたくさん飾られています。 古い温泉旅館の面影タップリ、 少し昔にタイムスリップしたかのような不思議な気分にさせられた。  私の温泉評価は５つ星とさせていただいた。 温泉の泉質やたくさん楽しめる露天風呂に周辺環境も素晴らしい。 心身共にリセットできる『小斉の湯』みなさまにお勧めさせていただきたい。 蓼科温泉周辺で宿をお探しの方、 宿に直接予約するよりもじゃらんや楽天を介してする方が お安く泊まれることが多いですよ。↓
一度お試しあれm(_ _)m |
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| 温泉の場所 |  |
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| コメント | 元温泉旅館の日帰り入浴施設は山間に4つの露天風呂を持つ温泉テーマパーク。 |
| 温泉の泉質 |
源泉名:蓼科三室源泉（混合泉） /泉質：酸性ナトリウム−塩化物・硫酸塩温泉（低張性 弱酸性 高温泉）（硫化水素型） /泉温58.6度/ｐH3.0/成分総計１620ｍｇ毎ｋｇ
/加水あり/温泉分析年月日平成16年6月21日 |
| 適応性 | 神経痛 高血圧 切り傷 筋肉痛 皮膚病 婦人病 動脈硬化 |
| 営業時間 |
日帰り入浴08:00〜20：00 年中無休 |
| 料金 |
大人600円 小人300円 貸し切り湯は上記料金＋1000円 |
| 割引情報 | |
| 入浴施設 |
男女別内湯各1、男性用露天風呂２、女性用露天風呂１、貸切露天風呂１ |
| 備品等 | ボディーソープ、リンスインシャンプー |
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連絡先 |
〒391-0301 長野県茅野市蓼科温泉 TEL (0266)-67-2121 FAX (0266)-67-2005 |
| アクセス | 電車：JR中央本線「茅野駅」西口からアルピコバス・奥蓼科渋の湯線で終点「渋の湯」下車、徒歩1分。送迎なし。 車：中央道「諏訪IC」から茅野〜湯みち街道経由、40分。 |
| 駐車場 | 40台あり、無料 |
| お気に入り度 | |
| 塩素消毒臭度 | 012３45 |
| 公式HP | 公式HP |
| 温泉情報 | |
| 入湯日付 | 2018年2月22日（木）晴れ |
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