(ちのいけじごく　あしゆ)

別府にある八つの地獄めぐりの内のひとつ、 足湯を併設している血の池地獄を紹介します。 真っ赤に染まった池があることで有名な血の池地獄はその歴史は古く、 今から１３００年以上昔から存在するまさに自然の不思議である。 池は深さ３０メートル以上あってその底からは 摂氏７８度の酸性（ｐＨ２．４）の湯が湧き出ているという。 私が実際に池の湯を見た感じはそれほどの赤さを感じなかったが、 湯と共に湧き出てくるという熱泥の色がこの赤さの正体だろう。 その熱泥は、 酸化鉄や酸化マグネシウムが主成分で構成されていて血の如く真っ赤である。 その血の池地獄の袂にはその湧き出る湯を利用した足湯が併設されていた。 東屋根の下には長細い足湯湯舟があって、 湯舟の底には朱色のタイルに玉石が敷き詰められている。 湯からは若干の赤さを感じるが朱色のタイルでそう見えるだけか？ 池の真っ赤な湯とはかなり違った感がある。 小雨降る中足湯する者はあまりなく、 私のみでほぼ貸し切り状態である。 コチラの足湯は地獄を望みながら楽しむことができるので、 変わりゆく地獄をゆっくり望みながらの足湯は気分爽快である。 次第に足の疲れも程良く解れてくる。 本日は雨天のため、地獄から舞い上がる湯気のすごいこと！ その赤い地獄は時折、 地獄が吐き出す湯気で完全に覆いつくされ見えなくなる。 霧のかかった三途の川のよう（見たことないけど） 池の周囲をぐるりと見学すると、 この池で採取された真っ赤な熱泥を軟膏に仕立てた 「血の池軟膏」1300円が販売されていたので思わず購入した。 やけどや皮膚病にその効果を発揮すると言うことで、 子供のアトピーにと購入して使用したが、 下着が赤くなってしまって洗濯しても容易に取れないことから その使用を断念してしまっている。 旧日本陸軍も使用したその軟膏は本当に効くものなのか？ 結局分かりませんでした。 ここ血の池地獄は、 平成21年に国の名勝に指定されたという。 指定されるのが遅すぎるのではないでしょうか。 鉄輪温泉で宿をお探しのあなた。 宿に直接予約する前にじゃらんや楽天トラベルで予約する方がお安く泊まれることがあります。 空室確認もWeb上で簡単に確認できるすぐれもの↓ 見るのは無料、今すぐアクセス(^_^)↑
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