(とりかいのさとおんせん)

2014年3月31日閉館

大阪府摂津市にある「鳥飼の里温泉」を訪れた。 摂津市は大阪中心部から１０キロ圏内にあるので、 ここ「鳥飼の里温泉」は都会の中のオアシス的な温泉施設だ。 なんとこの施設、 源泉を完全に掛け流して使用しているそうだが半信半疑での訪問だ。 USJの帰り道、遊びすぎて辺りはすっかり日が落ちて、 夜間慣れない道程ではあったが比較的容易に到着することができた。 温泉施設内の立体駐車場へ車を留める。なんとも都会らしい。 駐車場からエレベーターで１階へ降りるとそこは受付前だ。 入場する前に靴を脱いで下足箱へ入れ、キーは受付へ入湯券と共に渡す。 内湯のみの使用は大人４１０円露天風呂やサウナを使用する場合は ロイヤル入浴料として大人５８０円(土日祝日６８０円)で、 薬宝石サウナは５００円追加で利用できるそうだ。 常駐の清掃員によってきれいに保たれている脱衣場で服を脱ぎ、いざ浴室へ。 地下980メートルからなんと毎分630リットルもの湯が湧き出しているという。 内湯はよくある銭湯規格の構成で、主浴槽をはじめ、 ジャグジーや電気風呂、寝湯があってすべて温泉使用の循環加温式ですが、 滅菌のための塩素臭が若干気になった。 特記事項として、内湯にはサウナが３つ設置されている。 １つ目はよくある高温サウナ、 ２つ目はこれも良くあるスチーム式低温サウナ、 温度計は零下15度を示している。 ３つ目がなんとマイナス１５度の冷凍サウナだ。 入った瞬間、鳥肌が立ってブルってしまい数秒で退出だ。 高温サウナと冷凍サウナの温度差はなんと１００度以上もあって、 交互に入ることによって新陳代謝を高めるそうだ。 気を取り直して露天風呂へ、 露天風呂へ出る時に、 ドアを開けるキーがロッカーキーに付いているので それをドアに引っ掛けて開けるのだが、それが最初は難しい。 何とかドアを開けて外に出るとこじんまりとした露天風呂がある。 右から大き目の源泉掛け流し信楽焼きの壷湯。 次に一人用信楽焼き壷湯、こちらも源泉掛け流し。 中央に大きい湯舟、温泉水使用の加温循環式である。 左の奥、四角いヒノキ風呂も源泉掛け流しの湯。 左手前、イオウ岩塩の湯。 源泉温度３３.３度なので源泉掛け流しの湯舟はほとんど水風呂状態で 長くは入っていられないが、沸かし湯との交互入浴で気分良く入れます。 源泉風呂の浴感は、わずかに香る鉱物臭とサラッとした肌触りの湯は サッパリとした飽きのこない温泉だが、源泉温度が若干低いのが残念だ。 もちろん消毒のための塩素臭も皆無でゆっくりと温泉を楽しむことができた。 飲泉許可を取っていないということですが、 源泉を口に含むと微妙だがイオウの香りを感じる？ やわらかい口当たりだった。 私のイチオシ、イオウ岩塩の湯。 ヒマラヤの岩塩を湯に溶かした湯舟ですが、 イオウの香りが上品にあたりを包み込み、 岩塩の効果で体はポッカポカ、 塩素臭を若干感じるがなんとも心地よい湯舟だ。 温泉としての評価はできないが、この施設お勧めの湯舟だと思う。 評価について、 源泉温度３３.３度と低いが、源泉掛け流しを実現し、 付随したサウナなどには趣向が凝らされ充実していた。 その中でもイオウ岩塩の湯は入浴剤使用だが 入湯感やアロマ効果も最高峰ではないかと思う。 イオウ岩塩の湯の評価は温泉ではないので評価対象外としたが、 温泉や施設の充実度を考えると３つ星の評価が妥当ではないでしょうか。 摂津市周辺で宿をお探しの方、 宿に直接予約するよりもじゃらんや楽天を介してする方がお安く泊まれることが多いですよ。↓ ↑空室確認もWeb上で瞬時にわかるすぐれもの 一度お試しあれm(_ _)m
温泉の場所

コメント	源泉温度33.3度だが湯舟は完全掛け流しを実現、お勧めの湯だ。
温泉の泉質	単純泉（低張性弱アルカリ性低温泉）/源泉温度 33.3℃/pH８
適応性	運動機能回復、疲労回復、ストレス解消・関節痛や冷え性の改善
営業時間	朝9：00〜深夜1：00（最終受付12時まで）年中無休
料金	入浴料大人410円　小人130円　幼児60円 ロイヤル入湯料平日大人580円　小人300円 　　　　　　　休日大人680円　小人350円
入浴施設	内湯男女別各種浴槽、露天風呂掛け流しの湯やイオウ岩塩の湯
備品等	ボディソープ、リンスインシャンプー、ドライヤー
連絡先	大阪府摂津市鳥飼上3丁目19番23号 TEL0120-112657
お気に入り度
塩素消毒臭度	内湯及び循環湯:012345 　掛け流し風呂:012345
公式HP	鳥飼の里温泉HP
温泉情報
入湯日付	2008年10月20日

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