北海道　豊富温泉　川島旅館【温泉奉行所】

豊富温泉　川島旅館【温泉奉行所】
（とよとみおんせん　かわしまりょかん）

眼下に広がるサロベツ原野。景色を遮る人工物など何もなく、素顔の自然が遙か彼方まで続いています。海に浮かぶは日本百名山のひとつ利尻富士。さらに北方には礼文島のシルエットが赤き夕日に照らされ茜色に輝き空にフワっと浮かんでいるようにも見えます。今まさに沈もうとしている落日が辺りを暗闇の世界へ誘う瞬間は太古の昔から変わらない姿を今のこの世知辛い現代に映し出し忘れかけた何かを訴えかけられているようだ。こんな幻想的な北海道の夕日を垣間見たその日の宿は『豊富温泉　川島旅館』本日はコチラの宿をご紹介致します。豊富温泉は日本最北の温泉郷として有名で、周辺はサロベツ原野をはじめ自然に囲まれた地域で牧場も多くあり牛乳の特産地でもある。さらには天然ガスや石油などの地下資源なども産出するらしく、それらの資源を元に発電し温泉の加熱用に利用しているようだ。なんとコチラの温泉、石油掘削中に天然ガスと共に噴きだした温泉なので若干の油が混じり湯船表面にはギラギラと七色に輝くまさに油が浮かんでいます。試しに手を湯船に浸けてみると油が手にコーティングされ水は完全に弾かれます。香りはそのまま石油系の鼻につく刺激のあるもので初めての方は入浴を躊躇するかもしれないが、温泉の効能としてアトピーなど肌に疾患を持つ方にはとても効果があるということで全国各地から湯治に訪れています。源泉温度は32.8度と入浴には少し低いが、若干加温したその湯を湯船に投入し完全かけ流しを実現している。塩分を含んだ湯はとても軟らかく油の効果と相まってお肌はつるつるヌメヌメ。全身油で完全にコーティングされとても温まります。湯上がり後、白いタオルで体を拭けばたちまち黄色のタオルになるので宿提供のオレンジ色のタオルを使うといいだろう。旅館はかなり年季の入った田舎チックな造りで、一般の温泉旅館という認識で宿泊すればいささか驚かれるかもしれないが、ここは昔ながらの湯治宿という思いで宿泊されることをおすすめします。夕食、朝食共に地元の食材を中心とした素朴な料理でもてなしてくれます。夕食は海の幸と北海道特産？のネマガリタケ、魚の入った鍋をいただきました。豊富特産の牛乳も飲み放題と終始楽しませてくれました。朝食はありきたりのものだったのでもう少しの工夫が必要かもしれませんね。最後に、温泉サムライは旅行者として当温泉地へ訪れましたが、訪れる多くの方は肌に切実な悩みを持つ湯治客だと思われるため利用される一般旅行者は静かに豊富温泉を訪れることをせつに願うばかりである。ここまで読んで頂いた皆様にだけお伝えします。豊富温泉の旅館やホテルへお泊りをご検討されている方はじゃらんにおいて無料で空室確認ができる機能がお勧め。煩わしい電話での問い合わせは気が引けるあなたにお勧め。宿泊料金も正規料金よりお安く泊まれる特典も掲載されるなど私はいつも確認してから宿泊予約しています。時には楽天トラベル＜豊富温泉　川島旅館＞おいても格安プランや高還元ポイントがゲットできるのであわせてチェックしましょう。 ↑空室確認もWeb上で瞬時にわかるすぐれもの一度お試しあれm(_ _)m
温泉の場所

コメント	日本最北の温泉郷には特異稀なる油混じりの泉質が度肝を抜いてくれる。
温泉の泉質	ナトリウム塩化物温泉（含重曹食塩泉）（弱アルカリ高張性低温泉）/源泉温度 32.8℃/pH7.6/成分総計1.170g毎Kg/湧出量100リットル毎分/石油臭あり
適応性	特にアトピー性皮膚炎や乾癬に良く効くそうです。
営業時間	無休日帰り入浴時間8:00～22:00
料金	日帰り入浴大人400円小人200円一泊二食つき7000円～
入浴施設	内湯男女別各１
備品等	シャンプー、ボディーソープ、ドライヤー
連絡先	北海道天塩郡豊富町字温泉ＴＥＬ0162-82-1248
アクセス	公共機関:JR豊富駅からバスで約10分車:札幌市内から高速道路経由で約5時間
宿情報	じゃらんで道北の宿の料金や空室情報を見る
駐車場	無料、あり
お気に入り度
塩素消毒臭度	012345 完全かけ流し
公式HP	豊富温泉　川島旅館HP
温泉情報
入湯日付	最終入湯日：2011.8.3（水）晴れ