(つぐろこうげんおんせん　つぐろこうげんそう)

露天風呂西の横綱として有名な岡山県にある湯原温泉から ラジウム温泉で名を馳せる鳥取県三朝温泉をつなぐ国道482号沿いに、 山深く静かに佇む『津黒高原温泉』をご紹介致します。 ここは鳥取県の県境に近く、 まぁ言わば、辺境の地というべき場所ではあるが、 道路がきれいに整備され自家用車でのアクセスは容易である。 残雪残る津黒山の高原部にあるコチラ施設、 ヒュッテを連想させる切妻屋根は冬期において豪雪を想像させます。 山の空気はとても澄んでいて気持ちいい。 建て屋構造は木造ではなくコンクリ造のしっかりした建物で、 温泉風情はあまりなく、いかにも『公共』をイメージさせる市営の温泉だ。 では、温泉セットを携え調査を開始します。 フロントで日帰り入浴を申し込み階段を昇って浴室へと向かいます。 館内は意外と入り組んでいるように思えるが、 迷わず浴室前に到着です。 船の窓を連想させる丸いガラス窓付き浴室入り口は デザイン性重視なのか温泉らしさは皆無で 冷たく感じる空間はいささか殺風景だ。 扉を開けたところで靴を脱ぎ下駄箱へ。 清潔に保たれた脱衣場に脱衣かごがズラリと並んでいます。 好きな場所にて脱衣を始め衣服をきれいにたたんで入湯準備完了です。 扉を開けた内湯空間は全面に白系タイルが貼り込まれ 大きな窓際には無色透明の湯に満たされた湯船がひとつ 静かに入湯者の訪れを受け入れてくれる。 身体を清めた後、お待ちかね津黒の湯へゆっくりと浸かります。 源泉温度28度ということで残念ながらの循環加温式、消毒剤添加ではあるが、 ガラス窓の向こうに拡がる雄大な津黒山の景色を望みつつ 温泉が楽しめるのはうれしい限りである。 わずかにツルすべ感を感じる無色透明な湯は 実測温度41.3度に保たれ気持ちよくいつまでも湯浴みすることができる。 ラドン含有ということではあるが放射線量測定は割愛させて頂いた。 隣の浴室は展望風呂ということで早速移動します。 小さな浴室に石貼りの湯船がひとつ、 同じく循環加温式の湯船は実測温度40.5度とチョットぬるめ。 津黒山の残雪が所々に確認できてゆったり旅気分。 しかし、展望風呂とはいっても露天風呂ではないので 隣の内湯とさほど変化はないような気がした。 サウナに付随するバスタブに張り込まれた水風呂は？ 源泉なのか確認できなかったが これは次回の課題と言うことでこの湯を後にした。 津黒高原温泉でお泊りをお考えの方へ。 ご予約は宿へ直接するよりも ↓じゃらんnetや楽天トラベルを介して予約する方が 蒜山なごみの温泉　津黒高原荘 お安くできるかも。 空室状況もWeb上で瞬時にわかる優れもの。 おためしあれ。
温泉の場所

コメント	鳥取県と岡山県の県境にある温泉。
温泉の泉質	アルカリ性単純温泉（低張性アルカリ性低温泉）/泉温28.4℃/ｐH8.8/ラドン21.5
適応性	神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、 関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、 痔病、冷え性
営業時間	日帰り入浴 平日14：00〜19：30 土日祝日12：00〜19：30まで
料金	大人600円 小人420円 幼児140円 障害者兼家族風呂1時間以内1000円（障害者無料）
割引情報
入浴施設	内風呂男女別（主浴槽＋展望風呂）、サウナあり、家族風呂×1
備品等	シャンプー、リンス、ボディーソープ、無料貴重品ロッカーあり
連絡先	〒717-0513　 岡山県真庭市蒜山下和1080-1 TEL0867（67）2221
アクセス	電車：中国勝山駅から、市営バス蒜山高原行きに乗り､『初和（はつわ）』下車 車：湯原ICから約20分
駐車場	あり(無料）
お気に入り度
塩素消毒臭度	012345加温濾過、滅菌あり
公式HP	津黒高原荘
温泉情報
入湯日付	2015年3月２９日（日）曇り

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