本日は滋賀県近江八幡市に2016年7月17日にオープンしたという
『長命ずいかくの湯』へと向かいます。
コチラ滋賀県近江八幡市は、豊臣秀次が築いた古い城下町。

謀反による織田信長の亡き後に、
安土の民をこの地に移し城下を開いたという
歴史深い町並みが当時を彷彿とさせる。

湯処は西国三十番札所長命寺のお膝元にあって、振り返ると琵琶湖のほとり。
とっても風光明媚な場所にあります。
温泉だけでなく、食事も大変すばらしいとメディアでも紹介されている。

古い港町に同化した浴舎は純和風造り。
昔からここに佇んでいたような趣ではあるが2016年7月にオープンしたばかりの新築だ。
それでは早速入場します。

真新しい浴舎内はたくさんの入湯者で賑やかです。
受付にて食事の予約をお願いすると、すでに満員御礼だといいます。
食事をあきらめて温泉へ。



脱衣場はシックなブラウン系に統一された和風の空間。
受付時に渡される指定されたロッカーキーを使い脱衣をはじめます。
貴重品ロッカーは脱衣場入り口にあるので安心だ。



決して広いとは言えない浴室内には、
多種多様の湯船やサウナがギュッと濃縮され絶妙に配置されている。
中でも、源泉かけ流しの『ラドン蒸気浴槽』が私のイチオシ。



実測温度は35.7度の低温で重曹成分由来のツルスベ感ある湯には
滋賀県ナンバーワンのラドンも含有するという。
源泉を追い足ししているのか湯船からは湯が溢れています。



気になる放射線測定器の測定結果は、
数値にあまり変化のない0.08マイクロシーベルトという結果です。
あくまでも参考値ですからね。



身体をニュートラルに戻せる湯船を軸に目の前にある低温サウナへ向かいます。
ここは安土城黄金の間をイメージしたという低温サウナ。
横になってしばらくするとゆっくり汗が出てきます。

一般庶民の私には些か落ち着かない黄金色ですが、
低い温度に設定されたサウナなので
サウナが嫌いな方でも存分にリフレッシュできそうだ。



もちろん高温サウナや水温14度の深い水風呂。
電気風呂を備えた高濃度炭酸泉は凄いシュワシュワ。
露天風呂はまだありませんが、このレポートが掲載される頃には完成しているだろう。

私のここでの楽しみ方はこうだ！
源泉風呂にて体を湯に慣らしてゆく。
それから炭酸泉で体の芯まで温める（電気風呂注意）。



火照った体を屋外にてクールダウン。
サウナへ行って汗を流して水風呂へ。
これを繰り返せば身体も心もリフレッシュするだろう。

今回満席だった2階の和食処は、
ミシュラン2つ星のオーナーシェフがプロデュースするらしく、
仏教の世界観を表現した各種「曼陀羅膳」がおすすめだとか。

日本一の琵琶湖に抱かれし長命ずいかくの湯。
信長のパワーを戴き、あたたかい温泉に身体を癒し、
おいしい食事に舌包み。最高の休日ではないですか。